インターンシップが辛い。インターンを辞めたいと思ったら読もう

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インターンを途中でやめたくなった理由はなんですか?

インターンに参加した人に話を聞いてみると、刺激がいっぱいで「楽しかった」「成長できた」と言う声もあれば、一方で「ツラい」「キツい」「バックレたい」と言う声も聞きます。

インターンシップが辛くてやめたいと思った人は、一体何が辛かったのでしょうか?

理由はそれぞれ。経験者の苦悩を知ることで、自分が同じ辛い思いをした時に(もし今まさに辛いと感じている人はとくに)何か役立てるヒントがあるかもしれません。

 

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インターンシップを辛いと感じた人の声

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つまらない業務が多かった

もっと面白い仕事を経験させてもらえると思っていたら、社員のサポートが中心で、地道なデータ入力作業や電話対応ばかりで、がっかりした。

 

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毎日のように社員に怒られた

社員並みのやたらと高い水準のアウトプットを求めらえる。

そのレベルに達さないと、怒られる。自分は学生なわけで、初めて経験するのでもう少し大目に見て欲しかった。

 

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教えてくれる先輩がいない。全て独学だった

特に研修とかがあるわけでもなく、インターンシップ初日からいきなり仕事を任された。

社員はかなり忙しそうだったので、分からないことがあってもなかなか質問し辛い雰囲気で、結果的に自分で調べながら乗り切った。

 

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職場での人間関係が上手くいかず苦しかった

インターン自体は面白かったが、社員やインターン同期に苦手なノリの人がいた。

プライベートであれば、まず話すことのないタイプ。インターンで一緒に仕事をしなきゃいけない時や、飲み会などに参加しなければいけない時は、かなり気を使った。

 

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インターンシップが辛くなったときのおすすめ対処法

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周りの社員さんに相談

辛くなったら、一人で抱え込まずに、周りの社員さんに相談するのが一番おすすめです。

特に入社1〜3年目の新卒員がいるところでは、最近まで同じような経験をして、それを乗り越えた経験を持っている可能性が高いです。

先輩はどのようにして乗り切ったのか?どのようにすれば今の悩みは解決されるのか。そもそも問題はどこにあるのか。

きっといいアドバイスを貰えるはずです。

じつはこの悩みは、インターンシップに限ったことではありません。

あなたが抱えているこれらの悩みは、社会人なら誰もが一度は経験したことのある悩みです。

 

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社員に相談するのは勇気のいることかもしれませんが、相談するということは、あなたがこの悩みに向き合って、解決したいと思っている気持ちの表れでもあります。

成長しようともがいているインターンシップ生の相談なら、社員はきっと時間をとって一緒に解決しようと考えてくれるはずです。

もし相談してもただ迷惑そうにされて相手にしてくれない社員ばかりがいるインターンシップ先なら、本当にそのインターンシップ先でいいのか一度考え直すのも必要かもしれません。

ただし相談する時は、相手の時間・都合も配慮した姿勢を忘れないようにしましょう。

「相談したいことがあるのですが、お仕事の手が空いたら10分ほどお時間頂けませんか」と聞いてみてはいかがでしょうか。

 

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自分を解放できるコミュニティを作る

インターンシップをしていれば、日頃の自分より、少し背伸びをした環境の中で新しいことにチャレンジすることになるので、当然悩みやストレスを感じることもありますよね。

インターンシップを続けていく中で、解決できない悩みやストレスが溜まってきたら、一人で抱え込まずに、プライベートで自分を解放できるコミュニティを作って、相談したり、遊びに行ったりしてはいかがでしょうか。

インターンシップはもちろん、近い将来社会人になる上で、悩みやストレスを上手くコントロールすることはとても重要です。

オンとオフをしっかりと区別しストレスを解放することで、今まで手一杯に感じていたことが別の視点で見れたりします。

仕事ができる社会人は、オンオフの切り替えが上手いと言いますが、それはズルズルと一つのことを引きずっていても「効率が良くならない」ことを知っているからです。

気の合う仲間で自分を解放できるコミュニティを作って、悩みやストレスを発散できる場所を作りましょう。

 

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それでも解決できないなら、インターンを辞めてみる

インターンシップ先の先輩社員に相談しても全く相手にされない。プライベートでストレス発散したつもりでも、インターンシップの日になると憂鬱な気分になって、オフィスに向かう足が重くなる。

もしそういう状態が続くようなら、いっそのことそのインターンシップを辞めるというのも一つの選択肢です。学生時代は、自分が好きなことに取り組める貴重な時間ですので、辞めてしまうというのも一つの決断だと思います。

一方で、辛いことから逃げる癖がついてしまうと、それはそれで将来のあなたのためになりません。

自分は課題解決のために尽力を尽くしたのか?努力をせずに人のせいや環境のせいにしていないか?一度客観的に自分を振り返ってみて、それでもやはり辞める以外に選択がないのであれば、辞めることは悪いことではありません。

ただし、辞める場合は、しっかり最低限の社会人マナーは守りましょう。最低2週間前にはインターンを辞退をしたい旨を伝えましょう。(企業によっては辞める1ヶ月前に告知をルールとしているところもありますので、人事の方に確認をしましょう。)

 

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ところで、あなたの辛さ、採用担当は本当に気づいてない?

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採用担当の思い:その仕事は本当につまらない?

誰だってつまらない業務はやりたくはないものです。

しかし、つまらないと思える業務でも、会社が事業運営する上で重要な仕事は沢山あります。

どんな業界であれ、一見華やかに見える仕事の裏には、泥臭い業務の積み重ねがあります。

例えばプロスポーツ選手は、試合では何万人の観客の前で華麗なプレーで人々の心を魅了する華やかな職業ですが、試合以外の日は、日々地味で過酷な練習の日々が待っています。

その練習をつまらないと理由で手を抜くか、試合にむけた大切な準備期間として細部まで徹底して拘るかによって、おそらくプロ選手として待ち受けている未来は大きく違うのではないでしょうか。

 

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仕事を楽しい、つまらないで切り分けてしまうと、その重要性を見落としてしまいます。一見つまらないと思えるような業務でも、その重要性をしっかり見極めることが必要です。

  • つまらなくても、その仕事の重要性に気づけているか。
  • つまらない業務を、知恵と工夫で、自ら面白くできているか。
  • 手を抜かず、全力で取り組めているか。

これはインターンシップに限った話ではありません。インターンシップを辞めれば、いまこの瞬間はこの悩みから解放されるかもしれませんが、卒業して社会人になれば、また必ず向き合うことになる悩みです。

就職先として人気のある大手有名企業であっても、新卒入社して2~3年は先輩社員のサポート業務をするケースが多いです。面白いか、つまらないかで分けたら、おそらく後者に属する仕事です。

その時にどんな姿勢でそのサポート業務に取り組むか。おそらくその時の評価が高い人ほど、信頼され、次に大きく面白い仕事を任せてもらえる可能性が高いのではないのでしょうか。

インターンシップ採用担当者は、今回のインターンシップでその仕事の重要性について学んで欲しいと思って、あなたに今の環境を用意しているかもしれません。

 

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採用担当の思い2:周囲との協調性

仕事をする上で、コミュニケーションはとても大切です。

これは、ただ単に友達が多いかどうかということではなく、様々な立場や価値観を持った人と上手く関わり、仕事を進める際に自分の協力者として上手く巻き込めるかどうかということです。

社会人になれば、社内はもちろん、取引先の相手など、多くの人と関わることになります。

その中には、苦手なタイプで、プライベートでは正直付き合いたくないと思う人もいるかもしれません。それだけでなく、利害関係が一致しないケースも多々あります。

しかし、ビジネスを進めていく上で、そのような人ともうまくやっていく必要があります。

大切なのは、異なる立場や価値観を持った人のことを十分に理解し、その上で上手に関係性を構築できるコミュニケーションです。

したがって、採用担当は、趣味や価値観が合わない人に対しても一生懸命コミュニケーションをとろうとしているかどうかを注目していますし、それをインターンシップでまずは社内からチャレンジして欲しいと思っているのはないでしょうか。

 

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まとめ

インターンシップは、新たなことへのチャレンジの連続。

もしかしたら慣れないその環境にとまどい、辛く感じる瞬間が来るかもしれません。

でも安心してください。これは社会人になった多くの人が経験しているもので、また多くの人が乗り越えてきた壁でもあります。きっとあなたも乗り越えられます。

インターンシップは就職ではないので、辞めてしまうことも一つの手です。

しかし、この記事をヒントにもう一度心新たにインターンシップを頑張ってみるというのも将来のあなたの成長にきっと繋がると信じています。

 

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