長期インターン参加前に必読。インターン学生に大切な心構え

最近では大学3,4年生に限らず、1,2年生から中小・ベンチャー企業やスタートアップの長期インターンシップに参加する大学生が増えてきましたね。

これからインターンシップの面接を受ける学生、すでに面接に合格をしてこれから長期インターンの初日を迎える学生、これから迎えるインターン生活に胸が高まりますね。

でもちょっと待ってください。今のままだと、もしかしたらインターン生活が悲惨なものになってしまうかもしれません。

あなたの長期インターン生活が失敗しないためにも、インターン生にとって大切な心構えを事前にしっかり勉強しておきましょう。

 

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長期インターンによくある勘違い

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これから長期インターンを迎える学生、そしてインターンシップを辞めてしまった学生の話を聞くと、長期インターンシップに対して勘違いしているなと感じることがよくあります。

その勘違いが原因で、せっかく選考突破して参加したインターンをすぐ辞めてしまう学生もいます。

もったいないですよね。改めて長期インターンに対する認識を確認しましょう。

もしかしたらあなたも長期インターンシップについて勘違いしているかも。長期インターンシップを正しく理解しまししょう。

 

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勘違い①:企業があなたの成長にコミットしてくれる

これはもっともよく耳にする勘違いです。

企業はあなたの成長にコミットしません。
あなたの成長にコミットするのは、あなたです。

誤解がないように言っておくと、企業はあなたの成長にコミットはできませんが、最大限のサポートはしてくれます。

企業はインターンシップ生が成長できる環境を用意してくれますが、その環境を活用して、最終的に頑張るかどうかは自分自身です。

インターンシップ先で思ったよりも成長実感を得られない時に、『インターン先の企業選びを間違えた』『メンターがあまり自分の面倒を見てくれなかった』と不満を口にしている学生をたまに目にします。

こういう学生と会うと、社会に出てから大丈夫かな?とすごく心配になります。

何を心配しているか?これは企業と社員の関係を知ることで理解できると思います。

社員は企業に対して自身の労働をサービス提供することで、対価として企業から給与を得ています。

企業は社員からより質の高い労働サービスを提供してもらうために、社員育成や研修、その他福利厚生面の待遇面の充実など、最大限のサポートを行います。

塾の先生や学校の先生の場合は、あなたから(もしくはあなたの両親から)授業料という対価を受け取ることで、あなたに教育というサービス提供をしています。

対価を支払っているあなたには、サービス内容について評価する権利があります。

 

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では、長期インターンの場合はどうでしょうか?

企業はあなたに給与・報酬を支払い、その上メンターをつけてあなたの教育をサポートしてくれます。

それに対して、長期インターンに参加するあなたは、企業に対してそれに見合う何かを提供していますか?

長期インターンシップは、大学在学中に社会人経験を一足先に積むことができる面白い制度。

実務労働を伴う長期インターンでは、多くの場合が給与や報酬が発生し、社員(社会人)と同様の経験を積むことができます。

これまではサービス提供してもらう側の経験が多かったと思いますが、長期インターンを通して、サービス提供側の視点を身につけましょう。

 

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勘違い②:すぐに責任ある、面白い仕事を任せてもらえる

これもよく耳にします。『誰でもできそうな単純な業務しか経験させてもらえなかった。』『もっと華やかな仕事をやれると思った。』など。

これには2つの勘違いがあります。

 

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すぐに責任ある仕事は回ってこない。

長期インターンに参加した場合にはあなたが取り組むのは、その企業の実際の業務です。

例えば営業会社であれば営業を経験することになりますし、Webサイトやアプリを作っている会社であれば、実際にサイトやアプリを作るエンジニアやデザイナー業務を経験することになります。

どの企業も、その道のプロです。

企業はお客様からお金をもらい、その金額に見合ったプロのサービスや商品を提供します。

その時に、社員の中で最も経験が浅く、多くの場合未経験であるインターン生に、責任ある仕事をすぐに任せることはほとんどありません。

サッカー日本代表の背番号10番に、サッカー未経験者が大抜擢されることはまずないですし、プロ野球の4番バッターに、バットを持ったことがない人が選ばれることはまずないです。それと全く同じ理屈です。

まずはチームに入って、ドリブル、シュート練習。バットの素振りから始める必要があります。

企業での仕事の場合は、責任ある仕事の受け入れ枠は数多くあるので、練習をしっかりすれば、インターンでも責任ある仕事が回ってくる可能性は十分にあります。

 

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面白くするかどうかは自分次第

世の中には無数に仕事がありますが、面白い仕事と、面白くない仕事に分類することは難しいです。

多くの人が憧れ、華やかに見える職業に就いた人が、実際やってみると思っていた以上に泥臭くて辛いと不平不満を言っているのは、社会人でもよく聞く話。

逆に一見地味に思える仕事でも、やりがいをもって楽しそうに働いている人は大勢います。

また、全く同じ業務についていても、生き生きと働いている人と、辛そうに働いている人というのは存在しますし、初めは楽しそうに働いていた人が、仕事に慣れた途端つまらなくなったと言うこともあれば、逆に何かのきっかけでやりがいを見つける人もいます。

 

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結局、業務自体に面白いかどうかの絶対的基準は、一個人の中でさえ明確なものはなく、取り組む側の心持ち一つで華やかに見えることもあれば、色褪せることもあります。

明確にやりたい業務が他にあるのなら話は別ですが、先輩や隣の人の仕事のほうが面白そうに見え、自分の仕事が相対的に色褪せて見えているとしたら、他に目移りしているよりも、目の前の仕事をどう楽しむかということに取り組んだほうが建設的です。

仕事を楽しむ感覚が身につければ、その業務についての知識やノウハウも深く理解することができるため、成長スピードも速いですし、周りからの評価も得やすく、結果的に責任ある仕事や、裁量を任され自由に働ける環境を得やすくなります。

もし面白くないことを理由にインターン先を切り替えたとして、最初のうちは新鮮で楽しかったとしても、数ヶ月後にまた同じ悩みを持つことになり、根本的な解決にはならないです。

 

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長期インターン参加者の大切な心構え

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長期インターンシップは社会人としての第一歩です。もし上述したような長期インターンに対する勘違いをもし持っていたら、ぜひ参加前に認識を改めてください。

最も大切なことは、『自分の成長にコミットするのは自分』という認識を強く持つことです。

長期インターンを受け入れている企業の多くが、中小企業やベンチャー企業、スタートアップ企業です。大企業と比較したら、人材面でも設備面でもリソースが足りないこともあります。

何かつまずく度に、『うまくいかないのは○○のせいだ』『自分が成長できないのは、○○のせいだ』と他責に考え、環境要因を見つけようとしたら、言い訳にできそうな材料はいくつも転がっていると思います。

でもそれをいくら嘆いたところで、あなたの求める成長は訪れません。

仮にそれらの環境要因がクリアされている新たなインターン先を探したとして、そこで同じ問題に直面しなかったら、それはあなたが成長したからと言えるでしょうか。

せっかく長期インターンに参加するのであれば、何か問題やトラブルがあった時に、その環境を嘆いて終わるのではなくて、どうしたら自分でそれを解決できるのか、我がごととして捉えて問題・課題を楽しむくらいのほうがいい経験ができると思いますよ。

 

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