近年、長期インターンに参加する学生が増えてきました。
短期のインターンは6月のナビサイトのオープンとともに、募集が開始され、インターン期間も明確に定まっています。
しかし、長期インターンの場合は期間の定めや、募集時期などが明確でなく、応募する時に疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、長期インターンの期間や、インターンにいつから参加するべきなのかなど学生の疑問にお答えしていきます。
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この記事の目次
長期インターンと短期インターンの違いは?
まず最初に長期インターンと短期インターンの内容の差について調べていきましょう。
同じインターンシップという名前はついてはいるものの、活動内容は全くの別物です。
内容や目的の違いを学ぶことで、期間の差も理解しやすくなるはずです。
では早速確認していきましょう。
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短期インターンの内容について
短期インターンでは学生は企業が事前に決めた内容に沿って、参加期間中は活動していきます。
期間が定められているため、その期間内の過ごし方をあらかじめ用意できるのですね。
内容は大きく4つに分けることができます。
- 実践型・・その会社の業務内容に紐づいたロールプレイングなどを行い、会社への理解を深めるインターン
- 課題解決型・・新規事業・商品のPR方法を考えるなどの課題を与えられ、そのソリューションを考えるインターン
- 業務体験型・・実際に業務に携わることで、入社後の働き方を知ることができるインターン
- 説明会型・・会社についての理解を深めることができるインターン
インターンを通じて企業側は、短い期間でその会社の強みや魅力を学生に伝えようをしています。
新卒市場は超売り手市場なので、企業も優秀な学生を集めるための手段を考えています。
そのための手段として、インターンでの接点作りを採用している企業は多いようです。
学生としても短期間で企業の強みや魅力をしることができるので、参加することは有益ですね。
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長期インターンの内容について
長期インターンシップでは、学生と社員でやることが全く別、ということは少ないです。
営業インターンシップであれば、一人で営業現場に行ったり、エンジニアインターンシップであれば、開発を行うなどです。
その会社のことを理解できることはもちろん、仕事を通じてスキルアップをすることができます。
一つの会社で長期間働くことになるので、様々な会社を見極めるという手段には向いていないかもしれません。
しかし、職種や業界に対する理解は、長期インターンシップの方が深めることはできるのではないでしょうか。
長期インターンシップでの経験は大手企業への入社にももちろん有利になります。
それだけではなく実務の経験は入社後にもそのまま活用できるので、同期に差をつけたい学生にもおすすめです。
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長期インターンの期間について
長期インターンシップと短期インターンシップの違いについてわかったところで、長期インターンの期間について見ていきましょう。
長期インターンシップの求人を見ると「3ヶ月以上」とされているところが多いです。
この「以上」がよくわからないですよね。具体的とは言えないと思います。
みなさんが一番イメージを沸かせやすい例えは、アルバイトについて例えだと思います。
アルバイトを始める時に、期間はここからここまで、と限定されている募集って少ないですよね。
長期インターンについても、そのイメージを持っていただければいいと思います。
つまり「任意の期間働き続けることができる」ということなんです。
どういうことなのか、また、どのくらいの期間働くことがおすすめなのか見ていきましょう。
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長期インターンに具体的な期間の定めがない理由
ではなぜ、長期インターンには具体的な期間の定めがないか考えていきましょう。
長期インターンシップでは、その会社の業務に深く携わることになります。
営業だったら自分の顧客を持ちますし、エンジニアだったらプロジェクトで自分の担当を持つわけです。
会社運営にも関わってくる重要な役割を担うことができるというわけです。
企業側からすれば、期間の定めが決まっている学生に対して、重要な仕事を任せることは難しいですよね。
また、実務を任せる以上、企業側は学生に対して教育をしなければなりません。
学生によって成長スピードは異なる上、せっかく教育したなら長く活躍してほしいですよね。
企業からすれば、学生にはできるだけ長く働いてほしい、という気持ちなんです。
そのため、期間には具体的な定めがないんですね。
とは言え、それは企業の都合なので、学生のみなさんはあまり関係ないですよね。
- 時間割の都合上どうしても参加できなくなってしまった。
- インターンを通じて、他業界にもっと興味が出てきた
という場合は任意のタイミングで、インターンをやめることももちろん可能です。
期間の定めがない以上、終了タイミングは自分で柔軟に決定することができます。
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長期インターンの期間はどれくらいがおすすめなの?
期間の定めがないとは言え、どれくらい働くべきかは知っておきたいですよね。
ここでは、おすすめの期間とその理由を説明します。
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最低でも半年はインターンシップを続けるべき!
おすすめ!というよりは最低でも半年というところです。
みなさんの多くがアルバイト経験があると思いますが、アルバイトも最初の3ヶ月ほどはわからないことだらけだったと思います。
仕事のことはもちろん、職場の人間関係もお客さんのことも、右も左もわからないでしょう。
長期インターンでも一緒です。
周りにいる人はみんな社会人で、仕事も今までやったことのないものばかりです。
半年経って、やっと一人前になれるかなれないかというところでしょう。
それまでにやめてしまうと、得るものはほとんどないと思います。
自分なりの仕事の勧め方や創意工夫ができるようになってくるのが半年という節目だと思います。
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おすすめは1年以上続けること!
1年以上長期インターンを続けることにより、インターン期間に取り組んでいる仕事の意味や目的もわかってくると思います。
また、仕事を通じて、様々な業界に触れることも多いと思います。
仕事として触れることで、今まで見えなかった業界の動きや強みなども見えるでしょう。
そこで得た知識は、就活にも活きるでしょう。
また成長スピードは期間が大きくなれば、加速度的に増えていきます。
インターンシップを初めてからの半年と、そこからの半年では、成長の度合いも大きく違うはずです。
今まさに、長期インターンを半年続けて、継続するか迷っている学生には継続することをおすすめします。
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長期インターンシップはいつから始めるべき?
短期インターンシップの場合、6月にナビサイトがオープンし、エントリーにも締め切りがあり、わかりやすいと思います。
しかし、長期インターンシップは、ナビサイトも募集も通年で行われており、いつから始めていいかわかりにくかもしれません。
長期インターンをいつから始めるか迷っている学生には、今すぐ始めることをおすすめします。
ここではその理由を説明します。
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募集人数が少ないから
一つ目の理由は募集人数が少ないからです。
どういうことか説明します。
企業側は短期インターンとは違い、一度のインターンでは10名以上採用することは少ないです。
募集をかけ、優秀な人材と出会えたタイミングで、応募は終わってしまいます。
求人をみて、この企業にいつか応募しようと考えて間にその会社の募集が終わっていた、なんてこともよくあります。
興味のある企業はあったけども、インターンの応募すらできなかったということは非常にもったいないですよね。
そんなことにならないためにも、興味のある企業にはすぐ応募することがおすすめです。
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長期インターン期間が増えるから
単純な話ですが、応募を早くした方が、インターン期間は増えますよね。
先ほども述べたように、インターン期間中の成長スピードは期間に応じて、加速度的に上昇していきます。
また、企業側からも期間が長くなればなるほど、任せてもらえる仕事も増えます、
インターンで成長したい!という同期があるのならば、迷わず応募してみましょう。
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まとめ
長期インターンの期間から、長期インターンシップをいつから始めるべきかなど解説しました。
長期インターンは大学1年生・2年生からも始めることができるので、気になった方は積極的に参加してみましょう。
就活が有利になる・インターンを通じて内定が出るなど、インターンを始めて不都合は何もないと思います。
インターンを始めるかどうか悩んでいる学生には、まずは応募してみることをおすすめします。
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