つらい受験勉強を乗り越えて、入学した大学。
しかし、学生生活は理想とは程遠く、授業はつまらないし、ゼミやサークルも辞めたい。
高い学費を払って、こんな生活を4年間過ごすことに意味はあるのか?
そんな風に苦しんでいる学生は結構多いようです。
思い切って、大学を中退してやりたいことにチャレンジする人もいれば、開き直って、4年間遊びまくる人もいます。
今回紹介するのは、せっかくの大学を4年間を、ただダラダラ過ごすのではなく、もっと刺激的で面白く、かつ意味ある4年間にするための方法です。
この記事の目次
普段より背伸びした環境で新たなコミュニティを持つ
大事なことは、周囲の環境を変えることです。
『あなたはもっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である。』
アメリカの有名な起業家、ジム・ローンの言葉です。
日本の諺(ことわざ)でも、
『朱に交われば赤くなる』という言葉があります。
どちらも同じ意味で、人は、環境によって良くもなれば、悪くもなるということです。
自分を変化させたい、成長させたい時に一番簡単で、かつ一番必要なのは、居心地のいい環境にいるのではなく、なりたい理想の自分と近い人たちがいる環境に、まず身を置くことです。
『どうせ自分にはできっこない』と思う必要はありません。
今できることの範囲で、やることを決めるのではなく、想像したらワクワクすること、やってみたいことを基準にやることを決めてきましょう!
大学生活を変えるために必要なのは『環境選び』
自分の中で何かを変えたいのであれば、身を置く環境を変えることが一番です。
環境選びの重要性は、じつはこれまでみなさん実感してきたことがあると思います。
例えば、その一つが受験です。
過去に1度は受験勉強を経験したことがある人はほとんどだと思います。
勉学に励みたい学生は、より偏差値の高い進学校を受験してきたと思いますし、スポーツを突き詰めたい人は、部活が盛んなスポーツ強豪校に進学を希望してきたと思います。
でも進学校に合格したから、その後エスカレーター的に頭が良くなるわけではないですし、スポーツ強豪校に進学できたから、運動神経が突然よくなるわけでもありません。
当たり前ですが、人は自分自身が努力した分だけしか、成長できません。進学した後、勉強を頑張るのは自分ですし、練習を頑張るのも自分です。
それでも、よりいい環境を求めてきたのは、本能的に、その環境に身を置いたほうが自分はより努力ができるからだと分かっているからです。
例えば、もしあなたが東大進学を目指していたとして、卒業後クラスのほぼ全員が専門学校に進学する高校にいるより、クラスの半分以上が東大を目指す進学校のほうが、おそらく勉強する習慣は身についたと思います。
あなたがプロ野球選手を目指すのであれば、万年1回戦負けの弱小校より、甲子園常連校の強豪校に進学したほうが、自然と練習量も増えたと思います。
- 『あなたはもっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である。』
- 『朱に交われば赤くなる』
環境に順応して、当たり前の基準は変わります。
だからこそ、理想なりたい自分・ワクワクする自分のイメージに近い環境に身を置くことで、当たり前の基準をそこに引き上げることが大切です。
大学生活はやり直せる!過去の失敗を『意思の弱さ』で片付けてはダメ
例えば、過去にダイエットを始めたけれど続かなかったり、今年こそは、資格の勉強をすると決めたけど、途中でサボり気味になってしまったり、、
何かをやると決めても、これまですべて途中で投げ出してきてしまった。
だからきっと、今回新たなことを始めてもどうせ無理。そう考えてはいけません。
もし、これまでの失敗が『意思の弱さ』が原因なのであれば、大事なことは自分の意思の強弱に関係なく、決めたことを続ける仕組みづくりが大事になります。
何かを一人で頑張ろうと思っても、よっぽどの覚悟と決意がない限り、ほとんどの場合は途中で挫折することになります。これは誰でも同じ悩みを抱えています。
だからこそ、意思が弱くても、頑張ることが当たり前になるような環境選びをすることが何より大事です。
大学生活がつまらない人は、社会人グループとのコミュニティを持ってみよう
本当はやってみたいこと、想像するとワクワクすることが思いついたら、早速それに近しい環境に身を置いてみましょう。
その一つが、社会人と接点を持つコミュニティに身を置くという選択です。
社会人は、学生のあなたよりも多くの知識と経験を持っています。
社会人とのコミュニティを持つことで、自分にはない知識・経験に定期的に触れることができる環境づくりができるようになります。
では、社会人コミュニティを持ちたいとなった場合、その環境・コミュニティにどのように接点を持てばいいでしょうか。
2つ手段を紹介したいと思います。
①社会人サークルに所属してみる
あなたが新しくやりたいと思っていることが、どんなジャンルのものだとしても、高い確率でそのジャンルの社会人サークルは存在します。
○○×社会人サークル とgoogleで検索してみて、ヒットした団体に連絡してみましょう。
最初は緊張するかもしれませんが、社会人からすると学生からの連絡はとても新鮮なので、暖かく迎えてくれるはずです。
②長期インターンシップに参加してみる
そしてもう一つが、企業の長期インターンシップに参加することです。
年上のコミュニティを持つという観点では、社会人サークルでも十分に成立しますが、企業のインターンシップの場合は、大学生が知らないビジネスの場も同時に経験することができます。
社会人とただ仲良くなるだけでは、最初は面白くても、その環境に慣れてきたら、徐々に刺激が感じづらく、いつの間にか、またつまらない日々に感じてしまうかもしれません。
ビジネスの場は、常に環境変化も大きく、同じ目標に対して、自分より経験も知識もある社会人たちが挑戦している環境に身を置くことができるため、自分自身も継続的に頑張ることが当たり前になり、楽しめるのではないかと思います。
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