学生時代に創業した会社が、今では業界最大手の大企業にまで成長したという例は多数あります。
今回は、日本・海外を代表する学生起業家・社長・経営者をまとめて紹介します。
あの有名な大企業の社長もじつは大学生の時に起業したの?と驚く人も多いかもしれません。
これから起業を考えている学生、将来的に自分で会社を始めてみたい大学生にとって、とても夢が広がるまとめ記事です。
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この記事の目次
成功している学生起業家が多いのどんな業界?
今回調べた限りでは、様々な業界で成功している学生起業家はいたものの、その中でもとくに多いのはIT業界でした。
IT業界は、在庫や仕入れなどの初期コストが他業界よりも少なく済む場合が多いため、学生でもアイデアとやる気があれば、すぐに起業ができるため、学生起業家が参入しやすい業界だということが一つの理由です。
参入している学生起業家の数が多いため、相対的に見ても成功している学生起業家が多いと言えます。
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もう一つ挙げられる理由は、IT業界はブルーオーシャンな分野が多いからです。
すでにビジネスモデルが確立され、それぞれの業界で圧倒的なシェアを誇る大企業が存在している他業界とは異なり、IT業界は、テクノロジーの進化により、IT業界の領域そのものが日々広がりを見せています。
競合がいない、または少ないブルーオーシャンな領域が常に存在しています。
そういった新たな領域に対する情報感度は、若い人の方が圧倒的に優れていることが多いです。
また、IT業界は小資本で参入することができる分野であることが多いため、やる気のある学生起業家が他の業界よりも成功しやすいとビジネスの参入障壁の低さも、大学生が始めやすい理由の一つと言えます。
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日本国内の有名な学生起業家
日本の大学生の多くが就職という道を選びます。
皆さんの周りにも就活をして、企業に勤める学生がほとんどなのではないでしょうか。
しかし、就職という多くの人が選択する道を選ばず、大学在学中にビジネスを始めて、在学中に起業家・経営者という道を選んだ有名な大学生が、日本にもたくさんいます。
いまや誰もが知っている大企業は、その創業者・社長が皆さんと同じ大学生の時に起業した会社からスタートしたという事例は、実はとても多いです。
今回紹介するのは、その中でもとくに学生の皆さんがよく知っている有名な会社です。
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株式会社リクルート創業者 江副浩正
トップバッターは、株式会社リクルート創業者の江副浩正さん。
江副さんは東京大学在学中に、学校の掲示板に貼ってある求人募集に目をつけて、この求人を東大新聞に広告として載せられないか?と考え、企業に対して広告事業を開始しています。
これが1958年のこと。これが現在のリクナビの原型になります。
新聞から現在ではWEBサイトにサービスの主体は移行したものの、50年以上経った今も変わらず大学生に使われ続けているサービスになりました。
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ソフトバンクグループ株式会社創業者 孫正義
続いては、ソフトバンクの孫正義さん。
孫さんはカリフォルニア州のホーリーネームズ大学に在学中、アルバイトではお金は貯まらないから、発明をしてお金を稼ごうと決め、そこから1日1つ新しい発明を考え続け、その日課を1年続けたそう。
その中で音声装置付きの多国語翻訳機の試作機を発明し、シャープの専務に直談判で売り込み、1億円で買い取ってもらったそうです。
その後も孫さんの逸話は数々ありますが、大学時代から枠ににハマらないバイタリティを持っていたいんですね。
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株式会社リブセンス創業者 村上太一
続いて、株式会社リブセンスの村上太一さん。
村上さんは史上最年少25歳で上場を経験した学生起業家です。
村上さんは高校生の時にすでに起業を意識して簿記の勉強をしていたそうです。ジョブセンスのビジネスの原型を考えたのも高校時代とのこと。入学してすぐのビジネスコンテストで優勝をして、そして大学1年の終わりにリブセンスを設立しています。
大学の学部選択の際も、企業活動を確保できる時間が取れそうな文系学部にしたそう。設立自体は大学生になってからですが、実質的に起業にむけての高校時代から準備に入っていたいんですね。
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有限会社オン・ザ・エッヂ(現・株式会社ライブドア)創業者 堀江貴文
最後は、有限会社オン・ザ・エッヂ(現・株式会社ライブドア)の堀江貴文さん。
堀江さんは大学4年の時に、プログラマーとして企業でアルバイトを経験。
アルバイトを辞める時には、企業から月給70万円出すからこのまま残って欲しいと、新卒平均月収の約3倍という破格の給与提示されながらもそれを辞退、その後Webサイトの制作会社として会社を設立されています。
多くの有名企業のサイト制作・運営をされ事業を伸ばし、その後ライブドアを買収。
新卒学生には破格の給与提示をされながら、その時に自分が感じたインターネットの可能性を信じ、突き進むことを決めた覚悟はすごいですよね。
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海外で有名な学生起業家
続いては海外に目を向けてみましょう。
学生起業家が多数いるのは、やはりアメリカです。
学生時代に起業することが、当たり前の文化になっているアメリカでは、成功した学生起業家の数も桁違いに多いです。
今回はその中でも伝説的な2人を紹介します。
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マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ
まず一人目はマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ。
世界長者番付で13年連続世界1位となった、世界で一番のお金持ちです。
ビルゲイツは、なんと高校時代から友人とともに既に起業をしていたそうです。
友人の名はポール・アレン、後のマイクロソフト創業時の共同創業者です。設立したトラフォデータ社では、州政府に対しての交通量調査に使用するシステムを販売していました。
高校生の時に起業しているということ自体にも驚きましたが、それを州政府に対して販売いているという実績を残していることにも驚きました。
その後、ハーバード大学に入学。ハーバードを休学して同じく友人のアレンとマイクロソフトを設立しています。
最初の起業がまさか高校生とは。昔からやっぱり違ったんですね。
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Facebook創業者 マークザッカーバーグ
Facebook創業者のマークザッカーバーグ。
マークザッカーバーグがFacebookを起業したのはハーバード大学在学中。
当初のサービスは今とは違い、ハーバード大学の生徒向けに、ハーバード大学内の同じクラスの同級生の他のリストを確認できるものだったそう。その後、大学の女の子をランク付けするサイト(格付けサイト)を開設。
これが女子生徒はもちろん、大学からも問題視され、すぐにそのサイトを落とすことに。その後、現在の原型であるFacebookに形が変わっていったそうです。
学生ノリから始まって、同じ大学内の生徒向けに作ったサービスがどんどん形を変え、いまや世界中の人に利用されるサービスまで成長するというのは、本当に未来は分かりませんね。
このストーリーはハリウッドの映画にもなっています。
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最後に
いかがだったでしょうか。
企業に勤めるのではなく、自分で起業をするというのも一つの選択です。いつか起業をすることを本気で考えているのであれば、社会人になってからではなくて、今すぐ起業してみるというのも一つの選択です。
社会人になってからの起業は、在学中の起業よりもかなり覚悟が求められます。
例えば安定した収入を捨てる。とか、結婚している場合は家族の理解が必要など。
IT系の起業であれば、初期費用は昔のようにまとまったお金も最初は必要ありません。
オフィスも自宅で開始し、まずは個人事業主として法人登記もしなければ、初期費用や固定費はほとんどかけずに事業開始ができます。
起業は誰かに勧められて始めるものではなく、あくまで自分が覚悟を持って始めるものですが、本当に起業をしたいのであれば、社会人になるまでの時間を持て余す必要はないのかもしれません。
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