アルバイトとインターンって具体的に何が違うの?両立はできるの?
実務を伴い、給与が発生するインターンシップ(有給インターン)の場合、結局アルバイトと同じじゃない?って思う学生も多いと思います。
実際、募集をする企業側でもその違いを正しく理解していなかったり、全く同じ意味として採用募集をしているケースもあります。
下記に、アルバイトとインターンシップの違いについてまとめます。
バイトとインターンは両立可能!?インターンバイトって何?
この記事の目次
まずはインターンシップの種類を知ろう
インターンシップにはいくつか種類があります。
アルバイトとよく間違われるインターンシップは、インターンシップの中でも「長期インターン」や「有給インターン」と呼ばれるジャンルのものです。
インターンシップいはいくつかの種類があるため、アルバイトとインターンシップの違いを理解するためには、まずインターンシップの種類を理解することが重要になります。
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短期インターンシップ
新卒採用を予定している企業が、就活前に実施している1日から1週間程度のインターンシップです。「1dayインターン」や「体験型インターン」などとも呼ばれます。参加する学生もほとんどが就活生や翌年に就活を控える就活予備生です。
この短期インターンシップは実際の業務を経験することはほとんどなく、人事部主導でグループワークやグループディスカッション(GD)、ビジコンなどを実施したり、企業によっては無人島へサバイバルツアーに行ったりします。
報酬についても、実務を伴わないため、無償の場合が多く、遠隔地からの参加者のみ交通費や宿泊費を一部負担する程度になります。
全企業のインターンシップ募集のうち、約9割がこの短期インターンシップの該当すると言われています。こちらの短期インターンシップがアルバイトと間違われることはほとんどありません。
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長期インターンシップ(有給インターンシップ)
ベンチャー企業や中小企業、とくにIT系の企業が中心となって実施しているインターンシップが長期インターンシップです。有給インターンシップと呼ばれることもあります。
開催期間は最低でも1ヶ月以上、多くの場合が期限を設定していません。参加する学生は1年生から就活を終えた4年生まで幅広いです。
この場合企業の実務を任せてもらうことが多く、また時給や日給制で報酬や給与が発生することがほとんどです。アルバイトとよく間違われるインターンは、この長期インターンです。
実は全インターンの中で、長期インターンに該当するインターンは、約1割程です。最近はこの長期インターンシップがとても人気です。
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アルバイトと長期インターンシップの共通点
前述した通り、アルバイトに間違わるのはこの長期インターンです。ではあらためてアルバイトとインターンシップの違いはなんでしょうか。下記に共通点と異なる点をまとめます。
業務を任せられる点
長期インターンは、アルバイトと同じように、何かしら仕事を任されます。一部例外もありますが、週○日〜、1日○時間〜とシフトを決めて出社するところもアルバイトと違いはありません。
報酬や給与が発生する点
実務を行うので、それに応じた報酬・給与が発生します。多くの場合が時給・日給制の募集です。なかには月給や成果報酬での報酬や給与が発生します。これもアルバイトと違いはありません。
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アルバイトと長期インターンシップの相違点
それでは、アルバイト長期的インターンの違いはなんでしょうか。下記にその違いをまとめます。
アルバイト以上の責任ある仕事を任せてもらえるケースが多い
企業によって多少異なりますが、長期インターンに参加する学生を優秀だと考えている企業は多く、アルバイトに任せる業務より責任のある面白い仕事を任せてくれるケースが多いです。
普通であれば就職して社会人2〜3年目にならないと任せてもらえないような仕事を、成果を出せばどんどん任せてくれるの長期インターンの醍醐味です。
これは受け取り方によりますが、「ワリのよくない仕事」と思えばそうかもしれませんし、「成長できる仕事」と思えばそうです。
もしお金を稼ぐためだけアルバイトに物足りなさを感じているとしたら、その時間を稼げて、かつ将来役立つスキル習得に繋げられる長期インターンがおすすめです。
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新卒採用に直結する(または就活が有利になる)
企業の中には、長期インターンシップ生からしか新卒採用をしないと決めている企業もあります。またそうでなくても、長期インターンシップを通じて身につく実践的なビジネススキルは、就職活動でも大いに有利に働きます。
1ヶ月以上の長期インターンシップに参加している学生は10人に1人もいません。
多くの就活生が社会人経験がゼロで、面接時にサークル活動やゼミ、アルバイトで頑張ったことをアピールするしかない中、長期インターンシップ経験者は学生にも関わらず実質的には中途採用に近いビジネス経験を積んでいるため、他の学生よりもかなり注目されます。
実際に長期インターン生は希望の就職先から内定を早々に貰っているケースが多く、就活が有利になる可能性は非常に高いです。
また、人によってはその時の経験をもとに在学中に起業をしたりするケースも散見されます。
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最後に
アルバイトとインターンシップの違いは分かりましたか?
アルバイトのほうがもしかしたら「ワリのいい仕事」に出会う確率は高いかもしれませんが、インターンシップのほうが「将来に役立つ仕事」に出会える確率は高いはずです。
もしアルバイトとインターンシップどちらで悩んでいるのであれば、週1〜2日から始められるインターンもあります。アルバイトとインターンシップを掛け持ちしてみて、最終的に自分に合ったほうに絞るという選択もできます。
まずは一度長期インターンシップを経験してみることをおすすめします。
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