就活生にとって、就職活動と同じく重要なのがインターン。
企業によってはインターンシップで能力を見極め、そのまま正社員として採用するケースもあります。
たとえ、内定まで直結していなくても、インターンの壁を突破することは、とても大切。
そもそも、大手企業にもなればインターンに参加することすら、高い倍率の中、上へと上っていかなくてはならないのです。
無事にインターン生として選んでもらうためには、やはり他の就活生との違いをみせることが大事。
つまり志望動機で、いかに自分をうまくアピールするかにかかっています。
そこで今回は、志望動機の考え方についてご紹介いたします。
インターンシップで受かる志望動機の書き方・考え方・例文まとめ
この記事の目次
志望動機を書く前に考えるべき3つのこと
企業研究をしっかりとする
いきなり志望動機を書き始めても、おそらく「自己顕示欲の塊」としかみてもらえないでしょう。
ただ「行きたい」「やりたい」という気持ちだけでは、あなたの熱意は採用担当者に届きません。
まずは、企業研究を徹底的に行いましょう。
たとえば、あなたがある大学の職員を目指していたとします。わざわざ他の大学ではなく、なぜそこの大学を職員になる必要があるのか、他校にはない魅力を訴えていかなくてはいけません。
これは、どの業種においてもいえること。
恋愛と同じく「あなたじゃないといけない!」と伝えるためには、まず企業研究を行い、さまざまな情報をインプットしていきましょう。
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なぜその企業のインターンに参加したいのか
本来、インターシップは強制的に参加する必要はありません。
おそらく大学の就職課からは受けるように指示されますが、あくまでも、そこから先、行動に移すかどうかは、あなた次第!
就職活動の前にインターンシップに参加したい理由は、自分で理解できていますか?
ただみんなと同じように行動していたいからという気持ちでいると、必ず、その曖昧な態度は、人事の方に伝わってしまいます。
インターン生として参加したい企業がみつかったら、なぜ他の会社ではなく、そこでなければいけないのか、その理由を明確にしておかないと、面接で質問をされたときに、まったく太刀打ちできなくなります。
インターンシップ期間も含め、就職活動をしている間は、今まで以上に自分と向き合う時間をつくりましょう。
書けない!思いつかない!インターン志望動機を書く4つのコツ
インターンを通して自分が得たいことを考える
インターンに参加したい理由だけでなく、一連の活動を通して、どんな自分になっていたいですか?
ただ「一周り成長したい」「自分を磨きたい」だけでは、他の就活生と差別化を図るどころか、個性そのものを失うことに…。
たとえば、すでに行きたい企業がみつかっていて、インターン先も同じ業種であれば「いずれ○○の仕事に就きたいと思っていて、実際はどういった状況で働いているのかを自分の目で確かめたくて応募いたしました。」とハッキリ言えたら、第一印象は大きく異なります。
就活・インターンシップに受かるエントリーシートの書き方例
志望動機を書くときに注意するべきこと
志望動機は、ただ言いたいことを並べていいというわけではありません。
伝わる志望動機を書くうえでのポイントをお伝えしましょう。
【例文つき】人事担当者に伝わる「志望動機」の書き方
オリジナリティが重要
今はネットやSNSが発達しているため、基本的な情報はすべてネット上で入手できます。
つまり、スマホを片手に志望動機を書いている時点で、落とされる確立が高くなるでしょう。
たとえば、インターンだけでなく、そこの会社で内定をもらいたいと思っているなら、ただネットで調べるだけでなく、実際にその会社が行っているサービスをチェックする、商品を手にするなど、自分の目で確かめることで、オリジナリティやストーリー性がでてくるのです。
志望動機に関しては「文字数」である程度制限されるため、なかなか限られたスペースでオリジナル性をだすのは難しいですが、不要な文字は徹底的に省いたりすれば、オリジナリティはでてきます。
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内容は具体的に書く
志望動機を書き終わったら、しばらく寝かせて、もう一度読んでみましょう。
本当に「伝わる志望動機」になっていますか?
就活生がただ「頑張ります」「努力したいです」「ぜひお願いします」と、前に押しても逆効果。
本気でその会社のインターンシップに関わりたいと思っているなら、とにかく理由を掘り下げ、なおかつオリジナル性をだしながら、できる限り具体的に書くことが大切。
「頑張ります」だけではなく、インターンシップに関われるようになったら、どういう部分を頑張りたいのか、成長したいのかを伝えなくては、ただ就活生の群れに埋もれるだけになってしまいますよ!
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論理的に!内容に一貫性を持たせる
志望動機は、感情的に書くものではありません。
大切な彼氏・彼女に書くラブレターとはまったく違うもの。気持ちだけを伝えようとしても、伝わりません。
ましてや企業の担当者からしてみれば、何千枚、何万枚と来ている志望動機の中から、数人を選ぶためには、分かりやすい文章を書いていることが最低の条件になりますよね。
ただ、書きたいことを並べているのは、小学生でもできること。
志望動機は分かりやすく、ポイントをおさえながらも内容に必ず一貫性をもたせましょう。
最初と最後の文章を確認したときに、内容がズレていませんか?
あるいは、まったく真反対なことを書いていない?
自分だけでチェックするのではなく、両親や兄弟、彼氏・彼女、友人、サークルの先輩など、頼れる人にもみて、添削してもらいましょう。
なかなか周りにサポートしてくれる人がいないなら、就職課の職員さんにお願いすれば、必ずアドバイスをもらえます。
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例文
最後に「伝わる志望動機」の例文の一部分を一緒にみていきましょう。
私は元々、地域密着の仕事に憧れていました。
今回、○○市役所でインターンが行われるとのことで、ぜひ参加させていただき、社会人になる前に公務員の仕事について、より理解を深めたいと思っております。
現在、法学部に進学しておりますが、高校生のときから公務員への憧れが強く、大学生になってからも期日前選挙や事務のアルバイトとして関わり、市民のために働くということがいかに大変で、なおかつやりがいがある仕事なのかを肌で感じていました。
ただアルバイトは期限つきのものも多く、学べることは限られています。
インターシップであれば、より時間をかけながら公務員の業務内容について学べるのではないかと思い、今回応募いたしました。
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まとめ
志望動機は、ただ自分をアピールするだけでなく、採用担当者の目に留まるものでなくてはいけません。
そのためには「伝わる志望動機」を書くことが大切。
いきなり一発勝負で書いていくのではなく、何度か下書きをしてから清書へと移っていきましょう。
ギリギリになってから感情的にぐちゃぐちゃっと書かないようにしましょう!
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