人気のあるインターンに参加するには、事前に書類選考(エントリーシート)や面接がある場合があります。
その際、よく問われるのが自己PRです。
自己PRをしろといきなり言われても、自分のPRポイントが何か思いつかなかったり、特別な経験をしていないからPRすべきことがないと困る人も多いでしょう。
そんな方のために、インターンシップの自己PRの作り方のコツを例文付きでまとめました。
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この記事の目次
自己PRポイントを考える
エントリーシートを書く際、いきなり文章を書こうとしてはいけません。
どんな内容を書こうか決めていないまま文章を書きだしてもいたずらに時間が過ぎるだけです。
文章を書く前に、自己PRポイントを整理し、文章を組み立てましょう。
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自分の強みを列挙する
まずはじめに、自分自身の強みを列挙してみましょう。
強みというと、たいそうなもののように感じてしまうのであれば、「自分らしさ」ととらえてもいいでしょう。
これまでの過去の経験、何かを決めたこと、普段の行動の癖・考え方の癖などから自分らしいと感じるものを抽出してみましょう。また、友人や家族に聞いてみるのもいいでしょう。
数を絞らずにどんどん挙げて、後で似ているものはグルーピングしましょう。
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強みを裏付けるエピソードを整理する
強みを列挙したら、それを象徴するエピソードを挙げてみましょう。
一つの強みに対し、なるべく複数のエピソードをあげるようにしましょう。
エピソードを上げる際に注意したいのは、エピソードがあなた自身にまつわるものであるということです。
やりがちなのが、部活動やサークルなどの業績をエピソードにしてしまうことです。
例えば、努力家であることを示すエピソードとして、所属チームみんなで頑張って国体に出場した、というのでは、自分自身がどう頑張ったのか、それはどれくらいすごいのかが伝わりません(国体出場というのは素晴らしい結果だとしても)。
チームが国体を目指す中で自分は何を考え、どんな役割を果たしたのか、その成果はなにかを伝える必要があります。
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インターン企業及びインターン内容に合わせて強みを選ぶ
最後のステップは、列挙した強みの中から、インターン実施企業で生かすことができそうな強みをピックアップすることです。
インターン先・インターン内容によって、伝えるべき自己PRポイントは異なります。
例えば、国内のみでビジネスを展開している企業に英語力をPRしても、それはその企業で働く上では強みとはみなされません。
インターン企業の業界・ビジネスプロセス・社風などをしっかり研究し、どんな強みが生かせそうか考えてみましょう。
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自己PR文章を組み立てる
PRポイントとそれを伝えるエピソードが整理できたら、いよいよ文章作成にとりかかりましょう。
自己PRポイントを伝える
読書感想文などと違い、ビジネス文書では結論から示すのが基本です。
「私の強みは○○です」というような文章から書き出しましょう。
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自己PRポイントの裏付けとなるエピソードを書く
自己PRポイントに続いて書くのがそれを証明するエピソードです。
エピソードを書く際、事実となぜそうしようと思ったのかのあなたの考えを必ず盛り込むようにしましょう
エピソードは、相手に伝わるように具体的に書きましょう。
定量の表現(テストの順位、バイトの売り上げ、関係者の数など)があるとより伝わりやすい表現になります。
文字数に余裕がある際は複数のエピソードを併記してもよいでしょう。
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自己PRポイントをどうインターンで生かすかを書く
その自己PRが応募するインターンシップでどう生かされそうか、をまとめの文章にしましょう。
志望動機と内容がかぶることになるので、同じエントリーシート内で志望動機を聞かれてるときは、志望動機のほうで書いても問題ありません。
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文章を整える
文章を書き終えたら、読み返し、文章を整えましょう。
特に以下は基本的な部分なので必ず確認しましょう。
- 文体は統一しているか(です、ます調なのか、である調か)
- 誤字脱字はないか
- 略語を使っていないか
また、他人に伝わりやすい文章か、友人などに確認してもらうのがいいでしょう。
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例文
以上の書き方を踏まえた例文をご紹介します。
あくまで例文ですので、これを丸写しにするなんてことはしないようにしましょうね!
- 想定企業:インターネット広告会社、ベンチャー企業で急成長中
- インターン内容:1週間の営業インターン、新規開拓営業を体験
〜例文〜
私の強みは、まだ体験したことないことにも積極的に自らチャレンジするということです。
何事も体験してみないと得るものはないと考え、前例がなくともやってみたい思ったことは実行に移すよう心がけています。
大学では、ゼミの幹事を務めていましたが、自分たちの知見をもっと広めたいと思い、他大学との合同研究発表会を提案し、実施しました。
私たちのゼミは国際関係を扱っていたのですが、同じテーマを扱っている他大学のゼミを教授の紹介やインターネットで調べ、依頼の手紙を書き、自ら趣旨説明のため他大学を訪問し、参加をお願いしました。
合同発表会の進め方については、すでに合同ゼミ発表会を実施している経済学部の担当者に話を聞き、実際の発表会にも参加させてもらいました。
はじめてのことなのでわからないことばかりですが、経験や知見のある人に協力を仰ぎ、自ら足を動かすことで実現することができました。
発表会は、これまで知らなかった研究テーマや、フィールドワークの手法を知ることができ、参加学生から感謝の声と、教授陣からの高い評価を得ることができました。
インターンシップでは、はじめての営業職ということで先輩社員の方のやり方をまねながら一軒でも多くの企業を回り、受注を上げたいと考えています。
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まとめ
いかがでしたか?インターンシップの自己PRの作成の仕方をまとめます。
ステップ1.自己PRポイントを考える
- 自分の強みを列挙する
- 強みを裏付けるエピソードを整理する
- インターン企業及びインターン内容に合わせて強みを選ぶ
ステップ2.自己PR文章を組み立てる
- 自己PRポイントを伝える
- 自己PRポイントの裏付けとなるエピソードを書く
- 自己PRポイントをどうインターンで生かすかを書く
- 文章を整える
インターンシップとは、社会人になる前に働くことを経験できるまたとないチャンスです。
自己PRの書き方マスターして、希望するインターンシップに参加しましょう。
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