気になるインターン募集情報を見つけ、早速応募したい。
しかし、ビジネスメールの基本を押さえないまま送ってしまったら、その時点で選考に落ちてしまう可能性があります。
メールを送る時点で、もう面接は始まっていると思ったほうがいいでしょう。
本格的にインターンシップが始まる前にビジネスメールの基本をおさらい!
そこで今回は、インターン応募のメールの書き方と例文、ポイントをご紹介いたします。
インターンのメールの書き方講座!これでもう迷わない!
この記事の目次
インターン応募のメールの書き方とポイント
基本の基本からおさらいしましょう
インターンに応募する際は、おそらく直接会社に応募というよりも、間に求人サイトを通す方法が一般的でしょう。
最初は基本情報を入力するだけで必要な情報が送られてきますが、採用担当者のアドレスが判明した時点で、すぐに登録しましょう。
そして意外と忘れがちなのは名前の後に「様」をつけることです。
社会人になっても「様」を忘れたり漢字を間違えたまま送ってくる人は意外と多いのです。
たしかに「失礼しました」と言われればそれまでですが、怒る方は怒ったままお返事を頂けない場合もあります。
たとえば「さいとうさん」という方が採用担当者の場合、「斎藤」「斉藤」「齊藤」とそれぞれ漢字が異なります。細かい部分を丁寧に行わなければ重大なミスを引き起こしかねないのです。ビジネスメールの基本は早い段階から身につけておきましょう。
インターンシップマナー押さえておくべきポイント6つ
件名はシンプルに
採用担当者は、インターンの応募してきた学生のメールをすべてチェックしなければいけません。
もちろん採用活動だけがお仕事ではありませんから、他のメールとも区別したいでしょう。
そこでインターンに応募する際には「件名」で誰か分かってもらえるような書き方をしておく必要があります。たとえば「インターシップの申し込み ○○大学 ○○学部○○学科 ○○○○○(氏名)」と記入しておくことで、件名をみただけでどういった内容か把握することができます。
ちなみに応募の前に何点か聞きたいことがある場合は「インターシップの申し込み」ではなく「インターシップ募集に関する問い合わせ」と記し、対応をお願いしましょう。
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本文は宛名から
メールの件名を記入した後は、いよいよ本文。
まずは宛名から書き始めましょう。
具体例としては…
○○株式会社 人事部 人事部長 鈴木太郎様
と会社名→部署名→役職→氏名という順番で記入します。
役職が分からない場合は無理に記入する必要はありません。間違って送るほうが失礼ですので、分からない情報は記入せず、確実な情報のみ書いておきます。
よくあるのは株式会社を(株)と表現するケース。この書き方はビジネスメールとしてはマナー違反です。しっかりと社名を書き、個人の漢字も間違わないように書きましょう。
また、なかには個人名を名乗らず○○株式会社 採用担当係と明記してあるだけで、どこの誰がメールを送ってきているのか分からないケースもあります。そういった場合は、人事部様御中、もしくは採用ご担当者様、という文言でお返事をしましょう。
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メールの冒頭で自分がどんな人物であるのかを名乗る
宛名を書いた後は、個人の名前を間違えていないかチェックしたうえで、次に自分自身について説明をします。
採用担当者は、あなたと同じようにインターンに募集してきた学生のメールにどんどん対応していかなければいけません。少しでも目に留ってもらうためには、自分がどんな人物であるのかを書いておく必要があります。
たとえば…
○○株式会社 人事部 人事部長 鈴木太郎様
初めまして。
○○大学○○学科の山口花子と申します。
今回、御社のインターシップ募集要項を拝見し応募させていただきました。
と、冒頭で述べることで文章全体がしっかりとしてきます。
名字だけではなく花子さんのように名前まできちんとお伝えしましょう。
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改行や行間を工夫して読みやすくする
あくまでもインターンシップに応募するためのメールです。
自分の言いたいことを誰かに分かってもらうために送っているわけではありません。
特に改行や行間もなく、長文を送ると、採用担当者は開いた瞬間に、あなたに返事をしようとは思わないはず。
採用担当者にみてもらうためには「読みやすさ」も重要です。
そのためには、区切りのいいところで改行をつけ、なおかつ行間を置きながら、最後まで読んでもらえるように工夫をしましょう。
下記例文
○○株式会社 人事部 人事部長 鈴木太郎様
初めまして。
○○大学○○学科の山口花子と申します。
今回、御社のインターシップ募集要項を拝見し応募させていただきました。
先日、○○さんからお話を伺い、御社で働きたい意欲がより強くなりました。
○○さんから伺った話の中で特に印象深かったのは、チームで働いていくことがいかに大切かというお話でした…(続)
上記のように適度にスペースを空けておくことで、読む際にも一定のリズムができます。
いかがでしたか?
インターンといえど、人気企業にもなると倍率が高くなるでしょう。
メールを送る時点でもう勝負は始まっているのです。
せっかく掴んだチャンスを自分の手で潰さないように、ビジネスメールの基本をおさえておきましょう!
メールの書き方がわかったら、早速『ゼロワンインターン』でインターンを探してみよう!