インターンシップや就活のエントリーシート/ESと言えば、志望動機や自己PRに力を注ぐ人がほとんどではないでしょうか?
もちろんこれらも大事ですが、それと同じくらい大切なのが証明写真です。
とくに短時間の書類選考や面接で、採用合否の判断をしなければいけない人気企業の人事担当者にとって、履歴書やエントリーシートに貼ってある証明写真の第一印象はとても大切です。
ESに書く志望動機や自己PRをいくら頑張って書いても、証明写真の表情が暗かったり、与える印象が悪かったら、面接をいくら頑張っても評価されづらいですし、場合によってはESの書類選考で落ちてしまいます。
正しい方法で、きちんとした証明写真をとることで、企業の人事担当者に良い印象を残すことを心がけましょう。
今回はインターンシップやアルバイト、就職活動などで証明写真の撮影を控えている大学生・大学院生向けに、面接官に好印象を残すための大切な撮影ポイントをまとめていきます。
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この記事の目次
証明写真は専用の写真館で撮るべき!
できれば、証明写真は専門の「写真館」で撮るべきです。
いろんな場所に設置されている証明写真機ではなく何故「写真館」で撮るべきなのかというと、やはり専門家に任せた場合と写真機ではクオリティにかなり差が出るからです。
写真館で証明写真を撮るメリットは以下の通りです。
- ハイスペックのカメラで撮影してもらえる
- プロに明るいスタジオで撮影してもらえる
- 撮影後に修正してもらえる
- 何枚でも焼きましができる
- 髪の毛をセットしてもらえたり、メイクをしてもらえる
- 自然な笑顔を引き出してもらえる
駅前や商業施設などにあるセルフのスピード写真よりも少し値段は高くなってしまいますが、万全の準備をしておきたいインターンシップ・就職活動ですから、少々お金を出す事になってもきちんと写真館で撮ることがベストです。
写真館は無理。スピード写真で証明写真を撮る際にチェックしたいこと
写真館で撮ってもらうのがベストですが、やはり値段の問題や近くに写真館がなかったり、すぐに写真が欲しい場合などは駅や商業施設にあるスピード写真を利用することになると思います。
スピード写真の利点は何と言っても、安くて早いということです。
ここでは、どうしてもスピード写真を利用しなければいけない際に、気をつけたい点を挙げていきます。
- カメラの位置を確認する
- 背筋をしっかり伸ばす
- 座った際に、スーツにシワが出ないように、ジャケットの一番下のボタンを外す
- ネクタイが曲がっていないかをチェックする
- 前髪が目にかかっていないか
- あごを引く
- 左右の肩の高さを揃える
- きちんと正面を向いている
などありますが、身だしなみと同様に大事なのは表情です。
良い印象を与えるためにも、口角をしっかりと上げて正面をしっかりと見て、写真を撮りましょう。
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写真撮影で気をつけるべきポイント(身だしなみ・髪型・髪色・メイク)
写真を撮る時に気をつけたいポイント(身だしなみ・髪型・髪色・メイク)を男女別に分けて下記にまとめます。
写真撮影で気をつけるべきポイント:男子学生編
男性の場合、何と言っても第一印象で相手に与えたいのは、清潔感です。
その際、撮影時に気をつけるべきポイントは、まずは髪型・ヘアスタイルです。
- 髪型・ヘアスタイル・髪色
短髪が基本となりますが、おでこが出る、目や耳に髪がかかっていない、黒髪であるということが最低限おさえておきたいポイントです。
写真を撮る前に美容院に行っておくことをおすすめします。寝癖はきちんと直してワックスやジェルなどの整髪剤で整えましょう。
- 髭と眉毛
次に注意したいのは髭(ヒゲ)と眉毛です。
髭は撮影前にきちんと剃っておきましょう。男性の場合、眉毛はそのままでもいいですが、眉毛が繋がっていたり、細すぎたりする場合、多少整えておくほうがいいかもしれません。
- 汗とテカリ
また、汗っかきの人は、顔の皮脂によるテカリがないかも事前に鏡でチェックしておきたいポイントです。
心配な方は、撮影前に一度洗面所へ行って、顔を洗ってから撮影しましょう。
- スーツとワイシャツ
スーツの色は黒か紺が基本です。もし黒や紺のスーツを持っていない人は、今後の就活や社会人担ってからも使えるので、1着購入しておきましょう。
スーツの上着は、男性の場合1番下のボタンを外しておくことが一般的です。
ワイシャツは白がベストです。就活時に色物のシャツを着るのはやめましょう。マイナスになることはありえても、プラスに働くことはありません。
ネクタイもシンプルなものを選びましょう。着衣にシワや汚れがないかも確認しておきたいポイントです。
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写真撮影で気をつけるべきポイント:女子大生編
インターンを受ける女子大生や就活女子も、写真撮影で気をつけたいことは男性同様に清潔感を相手に与えることです。
- 髪型・ヘアスタイル・髪色
女子がヘアスタイルで気をつけたい点は、前髪で顔が隠れないようにするということです。
前髪が長い場合、または前髪を作っていない場合はサイドに流すか、もしくは結ぶなどして、耳とおでこを出すようにしましょう。髪色は暗めの色にしましょう。
最近の企業では、入社後に男性は黒髪以外はNGでも、女性の場合はあまり明るくなりすぎなければ、多少のヘアカラーは許してくれるところもあります。ただし、就活中はカラーは辞めたほうがいいです。
内定先が決まるまでは、黒髪に戻すことをおすすめします。
- 化粧・メイク方法
メイクはナチュラルメイクが基本です。
就職活動におけるおすすめのメイク方法は以下にまとめてありますので是非参考にしてみてください。
就活メイクの定番ナチュラルメイク〜面接好印象の化粧方法
その他のチェックポイント(写真のサイズや賞味期限、写真の貼り方から表情の作り方まで)
チェックポイント1:証明写真のサイズ・期限
気をつけておきたいのが証明写真のサイズ。ほとんどの場合、縦4㎝、横3㎝が基本です。
撮り直す必要がないようにきちんとサイズを把握しておきましょう。
また、エントリーシートを提出する3ヶ月以内に撮った証明写真を使用するのがルールです。
それ以上前に撮影した写真であれば、写真を撮り直すことをおすすめします。
チェックポイント2:明るい表情で撮る
冒頭でも述べたように、証明写真であなたの印象は大きく変わります。
歯を見せるのは良くありませんが、口角をしっかりと上げて明るい表情で撮るようにしましょう。あごを引き、しっかりと正面を向きましょう。
撮影の時は肩の力を抜いて、リラックスした状態にしておくことが重要です。
写真館で撮影する場合は、プロが表情を引き出してくれるので相手に任せてもいいかもしれまんが、スピード写真などで自分で撮影する場合は、あらかじめ鏡の前で笑顔の練習をしてみましょう。
自分が思っている以上に目が開いていなかったり、口角が上がっていなかったりすることは多いので、鏡を見ながら、どの程度目に力を入れたり、口角に力を入れたらいい表情になるのか、コソッと練習を繰り返しましょう。
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チェックポイント3:証明写真の裏には出身大学・名前を書いておく
履歴書やESに貼った写真が、何かのきっかけで剥がれてしまうことがあります。
剥がれないようにきちんと糊付けすることはもちろんですが、万が一外れた場合に備えて証明写真の裏に自分の名前を書いておくことを忘れないようにしましょう。
人気企業のもとにはエントリーシートが数万通届きます。その中で一度剥がれてしまった写真が誰のものか分からなくなってしまいます。
不運なアクシデントで思わぬ不合格をもらわないように、面倒でもひと手間加えることをおすすめします。
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まとめ
いかがでしたか?
何気なく用意してしまいがちな証明写真にもこれだけ注意しておきたいポイントがあります。
少しの差かもしれませんが、それが選考合否を分ける大きな差につながる可能性があります。
将来を決めるインターンシップや就職活動に悔いを残さないためにも、できることはやっておくことをおすすsめします。
証明写真を上手に撮ることで、人事の第一印象をあげ、ES通過率をアップさせましょう!
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