就活が近づいてくるとインターンに参加する学生が増えてきますよね。
そんなときにどうしても気になるのは、やはり合格「倍率」だと思います。
ただ、一口に「倍率」といっても、企業毎やインターンの種類によってバラつきがあります。
応募した学生を全員インターン生として受け入れてくれる企業もあれば、ES(エントリーシート)の提出や複数の面接の末、採用合否が決定する企業もあります。
参加するインターンの倍率を確認するためには、まずそのインターンの種類を確認する必要があります。
インターンは大きく3種類に分類することができます。
今回は、インターンの種類、そしてそれぞれのインターンのおおよその倍率についてまとめていきます。
インターンシップの種類、知らずに参加すると危険!
この記事の目次
インターンシップの種類
では、早速インターンの種類について説明していきたいと思います。
インターンは大まかに
- 短期インターン(1日インターン・1dayインターン)
- 短期インターン(1週間程度のもの)
- 長期インターン
に分類することができます。
短期インターンの場合は、開催日時が1日だけの1dayインターンと、3日間〜1週間くらいの体験プログラム型の2つがあります。どちらも短期インターンであることに変わりませんが、日数の違いによってコンテンツ似た層の違いがります。
1dayインターンも、3日間〜1週間くらいの体験プログラム型も、短期インターンシップの場合、実務経験を伴わないケースが多いです。
もう一つが、スタートアップやベンチャー企業でよく見られる「長期インターン」があります。
長期インターンシップの場合は、ほとんどが実際にその企業で実務を経験できます。
特にベンチャーやスタートアップといった企業は、人手が大企業に比べて少ないので、学生側にも「社員」に近いような業務を任せるというケースが多いです。
インターンシップに参加・応募する場合は、その企業のインターンがどのタイプのインターンに属するのかを確認してみましょう。
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インターン種類別の特徴と倍率
短期インターン(1日インターン・1dayインターン)の特徴と倍率
1dayインターンは、その名の通り1日で終わるインターンです。開催日が複数用意されていることが多いです。
主に就活を控えた大学生3年生を対象としています。給与発生しない無給のケースがほとんどです。
企業側としては、1日だけで終わるインターンプログラムを複数開催日用意することで、より多くの学生に参加してもらおうという狙いがあります。
また、学生側も自分に都合のいい日程を選ぶことができるので参加しやすいという面があります。
この1dayインターンの場合は、開催日程が複数用意されており、受け入れ人数が多いた受け入れ人数自体は多いのですが、就活生の約7割がこの1日インターン・1dayインターン型の短期インターンに参加しているため、倍率も結構高いです。
1日インターン・1dayインターン型の短期インターンの倍率は、1倍から高いところで100倍を超えるところもあります。
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短期インターン(1週間程度のもの)の特徴と倍率
短期インターンでは長くても、開催期間は、1週間から2週間ほどです。
こちらもやはり、主に就活を控えた大学生3年生が対象です。給与発生しない無給のケースがほとんどです。
1dayインターンとは異なり、1週間から2週間程度の短期インターンの特徴として、日程毎にプログラムが用意されている場合が多いです。
インターン生ごとにチームを作り、グループワークを行ったり、ビジネスコンテントを行い、最終日に社員の前でプレゼンをして優勝者を決めるなど、実務そのものではなく、模擬体験型のインターンシップが中心です。
例えば、
- 1日目:会社概要説明、グループ分け、グループワーク
- 2日目:グループワーク、社員さん座談会
- 3日目:グループワーク、質疑応答、事業説明、中間プレゼン
- 最終日:最終プレゼン、フィードバック
といった感じです。
これはあくまでも一例ですが、グループワークのテーマは、実際にその企業が抱えている課題や、事業に類似したものがお題になっていることが多いです。そのため短期インターンを通じてその会社について理解することができます。
1週間程度のもの短期インターンシップの倍率は、1日インターンと同じく1倍から高いところで100倍程あります。1回あたりの開催期間が1dayインターンシップよりも長いため、インターン受け入れ可能人数は少なくなってしまいます。倍率も1倍〜100倍あたりですが、1dayインターンより倍率は若干高めになります。
短期インターンの場合は、選考フローが就活の本選考並みに長いことが多く、エントリー、ES提出、説明会、面接複数回、内定、その後インターン参加となります。エントリーから参加まで1ヶ月以上日数がかかることがほとんどです。
短期インターンシップと長期インターンシップの違いって何?
長期インターンの特徴と倍率
長期インターンシップの場合は、開催期間は1ヶ月以上、期限を設けていないところも多いです。
就活を控えた大学3年生はもちろん、大学1年生・大学2年生を歓迎しているインターンや、就職が終わった大学4年生も受け入れています。
企業によっては、既卒や社会人インターンの受け入れをしているところも多いです。
短期インターンとは異なり、長期インターンの場合は実際にインターン先企業の業務を経験できます。しかも長期インターンの場合は給与が発生する有給インターンです。(時給1000円が平均的)
長期インターン参加者は、アルバイト代わりにインターンに参加する学生も多いようです。
長期インターンの倍率は、短期インターンに比べて倍率が低いです。
倍率1倍から高いところで10倍程度です。
長期インターンの場合は、選考フローがシンプルなことが多くESの提出が不要であったり、説明会などはなく1発面接ですぐに合否が出るケースが多いようです。
早いところでは面接の翌日から長期インターンシップに参加できることもあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
企業にもよりますが、1dayインターン、1週間程度のインターン、長期インターンと、インターンの開催期間が長くなるほど、倍率は低くなり、参加しやすい傾向があります。
また合否の結果が出るまでの選考スピードも、インターンの開催期間が長くなるほど、早く結果が出て、インターン参加初日を早く迎えることができます。
大学3年生は、短期インターンと長期インターンを選択することができますが、大学1年生や大学2年生が参加できるインターンシップは、基本的には長期インターンが中心となります。
短期インターンも長期インターンもどちらもインターンを通じて業界理解や仕事理解をすることが目的ですが、短期インターンについては実務を伴わずあくまで模擬体験のプログラムが中心となります。
一方で長期インターンは、実際にその業界の仕事を経験して業界理解・仕事理解をすることとなります。
もしどちらのインターンシップに参加するか悩んでいる場合は、長期インターンをおすすめします。
長期インターンは実務を伴って業界・仕事理解をするため、その経験が就職活動の時に役に立ちます。
仕事をリアルにイメージできるようになるため、入社後のミスマッチが少ないことと、その長期インターンの経験を高く評価してくれる企業は多いため、あなたが希望の企業へ就職できる確率を高めることができるからです。
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