インターンシップに参加すると就活が有利になる!
こんな話を聞いたことのある学生も多いと思います。
そんなインターンの中でも、特に近年盛んなインターンが「海外インターンシップ」なんです。
海外インターンと聞いて、すぐに全貌が浮かぶ学生もそこまで多い訳ではないと思います。
ここでは、海外インターンについての概要と、メリット、デメリットについて考えていきましょう。
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この記事の目次
海外インターンシップとは?
皆さんはインターンシップについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
短期インターンが近年メジャーですが、海外インターンの多くは短期インターンとは内容は全く異なります。
海外まで行って、1日や5日間でプログラムが終わってしまっては、あまり参加する意味を感じられませんよね。
基本的に海外インターンシップになると、3ヶ月以上などの期間で行う長期インターンが多いです。
長期間海外に滞在して、実務に携わるため、海外留学と長期インターンシップ両者の強みを享受することができます。
仕事内容や得ることのできるスキルは、日本で行われる、長期インターンと同様と考えていただければ、大丈夫かと思います。
ただ、開催企業が、アメリカやヨーロッパ、アジアの海外に拠点をもつ企業ということですね。
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海外インターンに参加するメリットとデメリットは?
ここからは、海外インターンに参加するメリットとデメリットに対して、考えていきます。
海外インターンシップへの参加は、大学生活や今後の人生を大きく左右する重要な決断だと思いますので、よく考えてから判断したいですよね。
メリットとデメリット両面を理解できれば判断材料になると思いますので、参考にしていただければと思います。
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海外インターンに参加するメリット
海外インターンに参加するメリットとしては、下記の4点が挙げられるでしょう。
- 語学力が身につく
- 海外の文化に触れることができる
- 海外の働き方を理解できる
- 就職前に、実務経験を積むことができる
- 報酬が発生する
大手企業を中心に日本企業の海外進出が活発化する今、英語ができる人材や、海外経験がある人材のニーズは高まっています。
特にインドやフィリピン、ベトナムなどへ近年進出している企業が多いです。
実際に海外で働いたことのある人材は、海外展開している企業であれば興味を持ってもらえそうですよね。
海外独自の働き方やその国の商慣習を理解していることは強みになると思います。
また、日本語でも日常会話と仕事上の電話では違いがありますが、英語でもビジネス英語と日常会話での英語は違いがあります。
留学に行っただけでは、ビジネス英会話まで身につけることは難しいと思いますが、海外インターンシップではビジネス英会話も身につけることができます。
また、海外インターンでは、その国ならではの働き方を理解することができます。
海外での働き方やを実際に理解した上で、就活の時に自分がグローバル展開の企業を目指すか、海外転勤をしていない仕事を目指すか決めることができます。
また、もちろん長期インターン特有の、実務を経験できるという強みも持っています。
自分が実務を通じて仕事を経験した上で、自分が就職活動でどんな企業を受けるか判断することができます。
実際に仕事を体験しているぶん、具体的なイメージを持った上で、就活を進めることができると思います。
また海外インターンではグローバル環境で働きながら、報酬が発生することも大きなメリットです。
有給インターンになるため、現地での暮らしに困らないことも大きな一つのメリットですね。
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海外インターンの参加するデメリット
海外での長期有給インターンシップに参加することにはデメリットも存在します。
大きく下記のデメリットが存在するでしょうか。
- 海外に行くので学校に通うことができない
- 日本語が通じない
- 海外の環境に馴染めない可能性がある
海外インターンが日本で開催される長期インターンと大きく異なる点は、やはり居住地の縛りがあることでしょう。
海外に居住する以上、大学に通いながら、海外インターンシップに参加することは、現実的に難しいです。
夏休みや春休みの長期休暇で完結するものならば話は別ですが、それ以外の期間も海外インターンシップが開催される場合には、大学を休学する必要も出てきます。
大学を休学するとなると、簡単に決められることではないと思いますので、よく考える必要はあるでしょう。
また当然ですが、日本語も通じません。
海外インターンを通じて語学力を鍛えることは可能だと思いますが、最初のうちは言葉が通じずに苦労するでしょう。
現時点で英語が得意ではない学生は、言語の壁を乗り越える覚悟も必要でしょう。
実際に海外インターンに参加した学生からは、海外の文化に馴染むことができなかったという話も聞いています。
日本とは全く違う環境に行くので、新たな文化を吸収できる可能性もありますが、その新たな文化が自分には合わない可能性もあります。
海外インターンシップに参加する上では、海外文化に合わないということは致命的だと思います。
自分が1年近く働く国の環境に馴染めない可能性があるということは、一つのリスクになると思います。
しかし、自分の進路を決める時に、自分は海外の文化が合わないとわかっているということは、ミスマッチを防ぐ一つに要因になりますよね。
ある意味学生のうちに、海外の風土が合わないと理解しておくことも悪いことばかりではないかもしれません。
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海外インターンに参加すると就活が有利になるの?
海外インターン経験者は、就活が有利になると考えていいでしょう。
- 語学力が鍛えられる
- 実務経験を積むことができる
上記の二点は就職活動の際に、人事担当者が興味を持つポイントになります。
今後英語力の高い人材や国際感覚に優れた人材のニーズは、間違いなく上がっていきます。
楽天やファーストリテイリングなどでは、社内公用語を英語にするなどの施策が打たれています。
異文化対応が進む現代社会に置いて、非常に魅力的な人材になれるということですね。
実際に海外で働いて、ビジネス英語を用いていたとなると、一つ大きなアピールポイントになるでしょう。
また、実務経験があるということも、就活では大きく有利に働くポイントです。
採用担当者からすると、多くの学生が、実務経験がないため、実際に仕事に取り組んだ時に活躍できるかどうかは未知数です。
しかし、海外での長期インターンシップで仕事を実際に経験している学生であれば、採用する時にもある程度計算が立ちますよね。
業務内容が近ければ近いほど、採用担当者も就活生が入社後活躍できるかどうかも判断がしやすいと思います。
基本的に成果をあげることができていれば、高評価をいただけることの方が多いと思いますよ。
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海外インターンでの経験を就活で伝える時に意識すること
先ほども述べた通り、海外インターンでの経験は就活に大きく役立ちます。
しかし、伝え方によっては、せっかくの海外インターンシップ経験があまり人事に響かない可能性もあります。
ここでは海外インターン経験を採用担当者に伝える時にどのようなことを意識すれば良いか考えていきましょう。
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結果よりもプロセスの方が大事!
海外インターンでの経験を人事に伝える時には、結果だけでなく、プロセスを意識するようにしましょう。
あなたが海外インターンの経験で何を成し遂げたかではなく、それを成し遂げるために何を考えたかの方が重要です。
あなたが入社後どのように仕事に取り組むかを面接官は知りたがっているからです。
課題解決そのものの応用は効きませんが、考え方のフレームは入社後も応用できるからです。
そのため、あなたも何を考えて仕事に取り組んでいたか整理をしておくようにしましょう。
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インターン期間中のことはメモを残しておく!
海外インターンシップ期間は慣れないことだらけで心身ともに大変だとは思いますが、日記のような形で、気づいたことや学んだことをメモに残しておきましょう。
のちに海外インターンを振り返る際に非常に重要な資料になること間違いなしです。
特に先ほど思考のプロセスが重要と述べましたが、その日にどんなことを考えていたかは、のちに振り返っても詳細に思い出すことはできないと思います。
そのような思考の変化をメモに残しておくと、就活に際にも役に立つと思いますよ。
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まとめ
海外インターンシップ経験が就活にも有利になる理由はご理解いただけましたか?
短期インターンシップには今や7割以上の学生が参加しますので、短期インターン経験では就活時に差がつかないと考えていいでしょう。
海外での長期有給インターン参加者はまだマイノリティなので、就活生の中でも目立った経験ができるはずです。
就活に向けてなにか行動をしたい学生にはおすすめですよ。
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