最近、インターンシップに参加する学生とても増えてきましたよね。
インターンシップに参加することで、業界のことが分かった!成長できた!
という話をよく聞きます。
業界や会社のことなどを知る絶好のチャンスということで、インターンシップの参加者は年々増加しているそうです。
ただ一方で、思ってたインターンと全然違って、物足りない!
とか、社員並みに働かされて、ただのブラックバイトだった!
なんて話も耳にするようになりました。
そういった学生の話を聞いてみると、インターンシップに求めていることと、実際に受けたインターンシップの内容がそもそもかけ離れている、ってことが結構多いです。
たしかに、改めてインターンシップって何?って聞いてみると、人によって思い描いてるものって違うんですよね。
そこで今回はインターンシップの種類について、まとめてみました。
インターンとは何?アルバイトとの違い・意味・目的を知ろう
この記事の目次
インターンシップって、じつは明確な定義がない?
インターンシップって、じつは言葉の定義が曖昧です。
驚くかもしれませんが、これは学生に限ったことではなくて、採用のプロ、企業の採用担当に聞いても、人によって言うことが違います。
ある企業では、2時間で終わる企業説明会のことをインターンシップと言いますし、みんなで無人島に行って2泊3日のサバイバルキャンプすることをインターンシップという企業もあれば、エンジニア社員と肩を並べて、半年後にリリースする予定のスマホゲームアプリ開発を一緒にすることをインターンシップという企業もあります。
1dayインターンって本当に意味あるの?元人事に聞いてみた
インターンシップ選びに失敗しないために。
インターンシップ=成長できる。
インターンシップ=業界理解が進む。
インターンシップ=就活に有利。
インターンシップに参加する目的は人それぞれかと思います。
満足いく結果になることもあれば、期待外れの結果で終わることもありえます。
企業毎にインターンシップの定義が違う以上、もしそのインターンが待はずれだったとして、それはそのインターンシップがイケてなかったのではなく、単純にあなたが求めるインターンシップではなかっただけということになります。
今後インターンシップ選びを失敗しないためには、あなた自身が、
「このインターンシップに経験したら、自分の希望の結果(経験)が得られるのか?」
を事前に見抜くことが必要になってきます。
人材業界のインターン経験者が、就活内定をゲットしまくる理由とは?
インターンシップに参加する前に、ここだけは確認しよう!
参加前に、
「そのインターンシップに参加したら、何が得られるのか?」
を的確に想像するのは難しいですよね。
もし100%内容想像できるなら、そもそも参加する必要すらないですし。
ただ、100%ではなくても、インターンシップを種類毎にカテゴリーすることで、少なくとも希望の結果から大外しするリスクは減らせます。
では、インターンシップに参加する前に確認すべき重要なポイントは何でしょう。
それは「実施期間」です。
なんだ、それだけかよって思うかもしれません。
しかし期間で分けることによって、自分の希望に合う内容なのかどうか綺麗に分類できます。
その際、同時にインターンを実施する企業側の目的、事情を想像することで、その精度はより上がります。
インターンシップを「実施期間」によって大まかにカテゴリーすると、1ヶ月未満の短期インターンと1ヶ月以上の長期インターンに分けられます。
インターンシップの報酬・給料は平均いくら貰える?
1.短期インターンシップ(実施期間:1ヶ月未満)
【内容】
グループワーク、ビジコン、合宿、ロープレ、座学、同行など
【企業の主な目的】
より多くの学生に会い、その後自社の新卒採用につなげること
【企業の事情】
実質的には新卒採用活動の一環なので、短期間で一定数以上の学生に会い、かつ自社の魅力的な部分をいかに伝えるかが重要になってきます。
この時点では、良い意味でも悪い意味でも、学生を仲間というよりお客様としてもてなすことが多いです。
また、あらかじめ会社にどんなイメージを持ってもらうか計画立てた上でコンテンツを決めます。
採用活動=人事の仕事と捉えらえるいる会社では、現場社員の協力が得られにくい場合が多いです。
そのためインターンシップの内容は、現場経験の少ない採用担当主導でやれる内容に限られることが多いのが実情ですね。
結果としては、より学生ウケがよく、実際に社員になったらまずやることがない、会社の実務(実態)からかけ離れたコンテンツになるケースも多いのが現状です。
例えば毎年人事主導で、新規事業立案のインターンシップで人気を博している企業が、実際は当の人事担当含め、社内のほとんどが新規事業立ち上げに一度も関わったことがない、というのはよくある話で、現場社員がインターンでやっている内容を聞くと「えっ、うちの会社そんなんじゃないよね?」と違和感を感じるケースもしばしば。
【得られること】
・満足感
・人事に顔を覚えてもらえる
・場合によっては内定パス
・人事が伝えたい会社のイメージ・情報
【得られないこと】
・会社での実務経験
・お客様ではなく、仲間にしか見せない会社の顔
インターンシップはいつから始めればいい?募集開始時期は?
2.長期インターンシップ(実施期間:1ヶ月~無期限)
【内容】
社員が実際にやっている業務の手伝い、もしくは社員と同等の業務
【企業の主な目的】
雇用形態に関係なく、進行中のプロジェクトを推進するための優秀な仲間集め
新卒採用を目的としていない場合もある
新卒採用を目的にしている場合は、採用人数を追うことよりも、ミスマッチ起こさないことに比重をかけているケースが多い
【企業の事情】
・長期インターンの場合、実際の業務を任せるケースがほとんど
・実際の業務とはかけ離れたコンテンツを長期間に渡ってやることは、企業にとっては手間が増える割に収穫が少ない
・長期インターンを実施する企業は、社内のプロジェクトを推進や、実際に一緒に働く期間をもつことで入社後ミスマッチをなくしたいというなどの理由があるため、インターン生をお客様というより仲間として迎えるケースが多い
・社員と同じように社内の重要な業務を任せる以上、インターンシップに参加すれば色々教えてもらえる
【得られること】
会社での実務経験
社内のリアルな実情
【得られないこと】
社会やその会社に思い描いてた淡い幻想
実務経験が積める!人気の長期インターンシップ募集
後悔しないインターンシップ選びをするために
自分の目的に合ったインターンの選び方をしないと、時間のムダになるばかりか、辛い記憶しか残らないということにもなりえます。
まずはさらっと、いろいろな業界を見たいと思う学生は短期インターンを複数参加するのがおすすめですし、その業界の実態や、仕事の面白さ、自身の成長を求めるのであれば長期インターンがオススメです。
皆さんのインターン選びが上手くいくことを願っています。
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