大学在学中に学生起業。もしくは大学を中退・卒業してから起業。
一度企業に就職して様々な経験を積んでから将来的に起業。
起業パターンは色々ありますが、もしあなたが将来起業を考えているなら、絶対に大学中にベンチャーでインターンシップを経験するべきです。
下記に、将来起業を考えている学生にベンチャーのインターンシップ参加をすすめるかの理由をまとめます。
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この記事の目次
学生起業してみたい。起業の動機は何でもOK!
- 将来大金持ちにになりたい。
- 面白いビジネスアイデアを思いついた。
- 人と同じような人生じゃつまらない。
- 世の中をビジネスを通じてよくしたい!
- 人の下で働くサラリーマンになりたくない。
- 異性にモテたい。
- 社長という響きに憧れる。etc
起業を思い立つ理由は人それぞれ。その動機にいいも悪いもありません。
重要なのは、起業をして会社経営をする中で、どんな困難があってもその思いを強く持ち続けながら、仕事に邁進できるかどうか。
そしてあなたのビジネスが世の中に受け入れられるかです。
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学生起業にはどんなトラブル・困難が待っている?
起業をしてビジネスを始めると、本当に思いがけないトラブルの連続です。
そして面白いことに、企業経営をしていく中で経営者が直面するトラブルは、自社固有のものではなく、事業形態に関係なくどこの企業でも同じく起きているケースが多いです。
まず起業をして、それらのトラブルを身を以て経験するのも一つのやり方です。
もう一つは、ベンチャーでインターンシップをすることで、ある程度自分の未来に起き得ることを先に経験しておくこと。
あなたにとってもものすごくプラスになるはずです。
もしかしたら、その経験をもとに、自分が会社経営する時には、トラブルが起こる前に未然に対応して、予防策をうつことができるかもしれません。「備えあれば憂いなし」です。
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起業資金調達はどうする?
例えばアルバイトを頑張って、100万円貯めて起業。
もしくは(かなり稀ですが)初めからVCやエンジェル投資家から出資を受けて企業経営を開始したとします。
最初は夢いっぱいで事業開始をしますが、多くの企業が最初の時期はなかなか売上がたちません。
なぜならあなたの会社や商品・サービスを誰も知らないからです。
まずあなたの会社や商品・サービスが存在するということを、あなたがターゲットととする人または企業に知ってもらうこと自体が大変です。
そしてどうにか頑張って知ってもらえたとしても、ほとんどの人は、あるいは企業は、聞いたことのない会社の聞いたことのない商品やサービスを利用することに物凄く警戒をします。
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売上を作るのは大変。どうやって軌道にのせる?
まずは0円からフリーミアムモデルでサービス提供していくのも一つの手ですが、その場合人件費や固定費、宣伝などにかける販管費の回収は、その時点では完全に諦める必要があります。
生きていくためには、一定期間は売上をなくてもいけるキャッシュが必要になります。
潤沢な資金があるか、かなりスモールスタートで始めるか、もしくは投資家から資金調達しないとこの選択肢はとれません。
また無料から有料サービスに転換してくれるユーザーが、想定を下回るケースも多々有ります。これは上場企業ですら、常に想定通りにはいかず、頭を悩ませているところです。
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また、もし商品やサービス案内をする上で、法人営業、個人営業問わず、営業が必要な仕事であれば、そもそもアポイントをとること自体が大変です。
仮にそれらのアポイントを電話がけでとるとして、1日に100件電話をして1〜2件アポイントに繋がれば御の字です。そのアポイントも取引成立につながる保証はまったくありません。
企業経営する中で、どのように資金運用をしていくのかは常に頭を悩ませるところです。どんなに面白いサービスでも、それが売上に繋がるかどうかはまた別の話です。
どの経営者も会社設立時には、自分のビジネスが上手くいくと信じています。しかし現実として企業の30〜40%が設立1年目に倒産、70%が3年以内に倒産、10年以上続く企業は10%未満という厳しい現状があります。
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人材採用ができず、事業成長の足かせに
これらの困難を見事突破し、売上も好調、事業も軌道に乗ってきた!
そんな順風満帆だったとして、次に発生するのが人材不足です。
どのビジネスにおいても競合は必ず存在します。もしあなたが斬新なビジネスモデルを作り、その時点では競合がいなかったとしても、あなたの事業が順調だと知られれば、数年以内、早ければ数ヶ月以内に競合サービスは必ず出現します。
その場合、どれだけ早く事業成長できるかのスピード勝負になります。後発で事業参入をしてきてた競合他社がいるのであれば、少なくとも資金面や人材面、もしくはその他のリソースがあり、勝機があるという算段で後発参入してきます。
ベンチャー企業でインターンをおすすめする3つの理由
学生起業家の強みは、とにかくスピード!スピード!
事業成長のスピード勝負になります。
そのスピード勝負を制するには、人材採用が必要不可欠です。
そして、残念ながら設立したばかりのベンチャー企業に入社を決める人はなかなか多くありません。最近ではリファラル採用(社内の人脈を活かした紹介採用)がベンチャー企業を中心に盛んになっていますが、やはり知名度のないベンチャー企業が優秀な人材を採用するためには、人脈が必要になってきます。もしくはそれなりの採用費用を投下して優秀な人材の確保をしなければいけません。
採用が上手くいかなければ、競合に事業成長の観点で非常に不利な戦いになり、かなりの高確率で負けることになります。
一度マーケットのシェアを奪われれば、それを覆すのは非常に困難です。
また合わせてベンチャーは人材の流出の可能性も常に抱えています。大手企業でも入社3年以内の退職率は約3割と言われていますが、10人未満のベンチャーの入社3年以内の退職率はそれよりも高く約50%です。
人の採用がうまくいかなければ、人が減っていく可能性すらあります。
早稲田大学生がベンチャーインターンシップをすすめる理由
インターンで、困難を乗り越える経験を積もう
「資金調達」「優秀な人材の採用」は常に企業が抱える悩みです。とくに設立したばかりの企業はこれが近々の死活問題に直結します。
これらの解決方法はに定石はありません。経営者は常に解決方法を模索し続けています。
起業を考えている学生に、まずベンチャーインターン経験を積むことをすすめるのは、これらの経験を一度間近で見て、一メンバーとして一緒に乗り越える挑戦をすることで、その経験は自分が起業する際にきっと役立てられるからです。
有給インターンシップであれば、そうった貴重な経験が積める上、同時にお金も貯められますし、場合によっては将来仲間となる人材と出会える可能性もあります。仮に一緒に働く仲間とはならなくても、ベンチャー界隈で働く人達との人脈は、起業を考えているあなたにとって大事な財産になります。
また場合によっては、あなたのインターンシップでの経験を評価して、起業時に投資をしてくれる投資家に出会える可能性もゼロではありません。
実際、在学中に起業をして投資を受けている学生起業家の多くは、長期インターンの経験を積んでいることが多いです。
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最後に
起業は大変なことの連続です。
普通に企業するよりも何倍もトラブルに巻き込まれ、全て自分で尻を拭うしかありません。
その代わり、事業が伸びたり、サービスが伸びたり、クライアントやユーザーに喜ぶ声をもらった瞬間は、おそらく企業勤めのサラリーマンではなかなか感じられないレベルのやりがいや達成感を味わえます。
あなたが起業を本気で考えているのであれば、その成功率を少しでも高めるために、まずはベンチャー企業で長期インターンシップの経験を積むことを強くお勧めします。
事業運営に役立つ、経験・仲間・お金のいずれか、もしくはその全てが得られるかもしれません。
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