「インターンに参加してみたいけど、勉強と両立させるのは大変じゃないの?」と思っているあなた。心配ありません。「時間の作り方」を工夫すれば、インターンも勉強もプライベートも充実した大学生活が送れます。そのためには、自分にとって大切な時間は何か?目標のために必要な時間は何か?ということを整理することが重要になります。
今回は、インターンと学業を両立させて、充実した大学生活を送るためのコツを紹介いたします。
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この記事の目次
時間割を工夫する
時間割の埋め方を工夫することで、まとまった自由な時間を作ることができます。必修科目の曜日や数は大学によって差がありますが、自由に時間割を組めるという点はどの大学も一緒。時間割を効率的に埋めて、勉強とインターンの時間を確保しましょう。
長期インターンは「週3日・15時間以上勤務」という条件で募集しているものが多いです。1日あたりにインターンに参加する時間はどのくらいにするか、ということを考慮して時間割を組みましょう。
同じ時間帯に授業をつめる
1、2年生の間は必修科目を多く取得するのが一般的です。1時間目に必修科目があれば、2、3時間目に続けて授業を取ることで午後にまとまった自由時間を作ることができます。できるだけ空きコマを作らないように、同じ時間帯に授業をつめるようにしましょう。
また、大学から近い企業のインターンに参加すれば、移動時間を削減して授業終了後すぐにインターンに参加することができます。インターン参加先企業を選ぶ際は、大学や家からのアクセスにも注目するようにしてください。
全休の日を作る
必修科目のない日や、必修科目を取得し終わった3、4年生は授業を入れない全休の日を作るようにしましょう。勉強の日とインターンの日にメリハリをつけることで集中力も上がります。
また、インターンでフルタイム働くことで社会人により近い働き方、生活を体験できることになります。フルタイムのシフトを入れることで、よりレベルの高い仕事を任せてもらえるようになる可能性も高まります。社会人の先輩と話せる時間も増えるので、会社への理解がさらに深まることでしょう。
サークルやアルバイトとのバランスをとる
インターン以外にもサークルやアルバイトに取り組んでいる場合は、一度それぞれの優先度を整理して考えてみることをおすすめします。課外活動に注力しすぎて、勉強がおろそかになってしまうのは大学生の本分ではありません。
インターンの優先度が高い場合は、サークルはできるだけ参加日数が少なくても大丈夫なものに入ったり、アルバイトの代わりに時給をもらえる有給インターンに参加したり、何にどれだけの時間を使うべきかを整理してみましょう。
また、勉強やインターン、サークルに注力しすぎてプライベートの時間を確保できなってしまうのも考えものです。週に1日は完全オフの日を作ったり、寝る前の時間を自分のための時間にあてたり、プライベートも充実させる工夫をしてください。そうすることでリフレッシュできて生活にハリができますし、勉強やインターンへの集中力も増します。プライベートで色々なことを吸収して、幅広い視野と価値観を身につけましょう。
時間は有限です。自由に使える時間が多い大学生の内に、時間のコントロール方法を身につけることで社会人になってからも役に立ちます。ものごとに優先度をつけて、それぞれに取り組む時間配分を考えるようにしてください。
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企業に相談する
長期インターンを募集している企業は、学業が学生の本分であることを理解してくれているところが大半です。採用する際も勉強に力を入れてきた学生を評価する傾向が、年々高まっています。そのため、勉強に支障が出ないシフトを組むために企業に相談してみましょう。
勉強の時間を確保できるシフトを組む
当たり前ですが、授業がある時間帯にはシフトを入れないよう、インターン参加が決まったら企業に時間割を共有することをおすすめします。「〇曜日の×時からはインターンに参加できる」ということが分かれば、企業もそれに応じてインターンのカリキュラムを組みやすくなります。
企業は週単位でスケジュールを組み、仕事をすることが多いです。不定期にインターンのシフトが入るよりは、特定の曜日の特定の時間にインターンを迎え入れたほうが仕事の見通しも立てやすいのです。
勉強とインターンを両立できるよう、あらかじめ勉強の時間とインターンの時間を決めてシフトを組むために、まずは企業に相談してみてください。
テスト期間はインターンのシフトを減らす
テスト期間に勉強時間を確保する必要があることは、企業も十分理解しています。テスト期間は勉強のために、インターンのシフトを減らすことができないか企業に相談してみましょう。
相談するタイミングはテスト直前を避け、1、2か月前には相談するようにしてください。テスト期間は事前に分かっていることですので、なるべく早めに共有しましょう。そうすることで、企業もテスト期間のカリキュラムを想定できるようになり、インターン生の仕事を社員に割り振ることもできます。直前にテスト期間の相談をしてしまうと、仕事の割り振りがうまくいかず迷惑をかけることになりますし、仕事の状況によってはインターンのシフトを減らすことができなくなってしまう可能性があります。
社会人になってからは、仕事の予定や戦略を考える上で何事も早めの共有が重要になります。今の内から共有するタイミングには気を遣い、相手を配慮する習慣をつけておきましょう。
長期休暇はインターンのシフトを増やす
テスト期間が終わると長期休暇が始まる大学が大半だと思います。テスト期間にインターンのシフトを減らした分、長期休暇はいつもよりシフトを増やすことをおすすめします。
授業がないのでインターンにフルタイムで参加することもできるでしょう。いつも細切れのシフトでインターンに参加している場合は、より社会人に近い働き方を経験することができるので成長スピードも速まるでしょう。
また、普段授業やサークルが忙しくてインターンに参加する時間を作れない方は、長期休暇にインターンに参加してみましょう。インターンに参加すれば仕事や業界、職種の理解が深まりますし、ビジネスマナーも身につき就職活動でも有利になります。1か月以上のインターンは時給が発生する有給インターンも多いので、アルバイト代わりに参加するのもいいでしょう。インターンに参加することはメリットだらけなので、一度は必ず参加することをおすすめします。
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まとめ
インターンと学業は、時間の使い方を工夫することで両立することができます。インターン、勉強、サークル、プライベート、それぞれの優先度をつけて、1日あたりの時間配分を考えてみてください。
また、時間を作るためには受け身にならず自分から交渉することが大切です。勉強やプライベートと両立させるためにも、インターン参加企業に相談してみましょう。その際、自分の利益ばかり主張しては相手も聞き入れにくくなってしまいます。「テスト期間はシフトを減らす分、長期休暇はシフトを増やすので調整することは可能か?」といったように、自分と相手のメリットが同等になるよう提案すると交渉が前向きに進みやすいです。
自由な時間が多い大学生活。充実した時間を過ごすのも過ごさないのも、あなたの意思次第です。せっかくの大学生活ですので、勉強もインターンもプライベートもしっかりと時間をとって、スケジュール帳の予定を埋めて充実した時間を過ごしましょう。