インターンシップというと一般的には大学生向けのイメージです。
とこが最近は、企業勤めの社会人や既卒者を対象とした社会人インターンシップ募集が、にわかに人気を集めていることを知っていますか?
副業代わりに他社でWワーク経験を積みたい社会人の方や、就職せずにそのまま卒業した既卒者向けに、インターン募集をしている企業がなぜ最近増えているのでしょうか?
人気の社会人インターンシップ・既卒歓迎のインターンシップ募集
この記事の目次
インターン募集企業の半数以上が社会人を受け入れOK!その理由は?
日本最大級の長期インターンシップサイト「ゼロワンインターン」調べによると、長期インターンシップ・有給インターンシップ募集をする企業の半数以上が、社会人インターンや既卒者インターンを同時に募集しているということが分かりました。
意外に多いなという印象です。なぜ大学生だけでなく、社会人や既卒者もインターン生として歓迎しているのでしょうか?
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優秀な人材確保の手段として取り入れている
社会人インターンや既卒インターンの受け入れを歓迎している企業の多くがスタートアップ・ベンチャー企業です。
受け入れ側の目的の一つとして、「優秀な人材を確保」が挙げられます。
例えば社会人インターン参加者の中には、インターン受入れ先企業の事業内容に共感はするが、現状の仕事にも満足しているため、すぐに転職を踏み切るつもりはない。そういう人は結構多いそうです。
そういった社会人に対して、本業の勤務が終わってからや、休日などに副業のような形でインターンシップに気軽に参加できるように門戸を広げてます。
受け入れ側の企業の狙いとしては、実際にプロジェクトに参加してもらう中で、転職志望度が高まってくれれば嬉しいですし、もし仮に転職に至らなくても、高いスキルをすでに持っている外部のパートナーがプロジェクトに参加していることは、それだけでも十分にプラスだと考えています。
大手業でも受け入れをしている企業は徐々に増えていますが、とくに上場企業の場合は、社外の人が社内に出入りすることによるリスクを先に考える必要があり、社会人インターンシップの導入はスタートアップやベンチャー企業よりどうしても遅れています。
ただし、社会人インターンシップ・既卒インターンシップの受入れ側としては及び腰な大企業も、自社社員の副業OKにする企業は、大手企業でも徐々に広がりつつあります。
これは、おそらく受入れよりも、出ていくことを認めるほうが、会社としてリスクが低いため、ゴーサインが出しやすいからではないかと思います。
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多様な働き方を歓迎する企業が増えたため
もう一つ目の理由は、社会人インターン枠や既卒インターン枠に限らず、在宅勤務(リモートワーク)や時短勤務など、多様な働き方を認める企業が増えたためです。
これも一つ目の理由としてあげた、「優秀な人材の確保」と一部連動しているものの、成果主義を導入している企業が増えたことにより、コミットすべきは時間ではなく、成果。その価値観がスタートアップやベンチャー企業を中心に、徐々に浸透してきた結果だとも言えます。
またそれが成し得た背景には、ITテクノロジーの進化が大きく貢献しています。
同じ時間・同じ空間にいなくても、業務することが成立するようになったため、そこで働くスタッフたちも、「皆が同じ時間同じ場所に出社することに意味があるのか?」と感じるようになり、リモートワークや時短勤務などを認める企業が増えてきたのではないかと思います。
そういった状況の中で、成果を出せるのであれば、社会人インターンや既卒者インターンも受け入れる企業が増えてきています。
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副業・WワークOKなら、社会人インターンは積極的に参加すべき
この時代、本業に支障が出ない程度に時間を確保できるのであれば、多少無理をしてでも、積極的に社会人インターンに参加するべきです。
毎日同じ場所で、同じメンバーで、同じ仕事をしているよりも、いつもと全く異なるコミュニティで、いつもとは違う仕事をする環境に定期的に身を置くことで、たくさんの刺激が得られ、ビジネスマンとしての成長欲求も掻き立てられるはずです。
結果的にそこで学んだことを、また社内に持ち帰って本業に活かせば、本業に支障が出るどころか、副業(社会人インターン)を経験しているからこそ、本業でもより高い成果を出せるようになるとも考えられます。
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どんな社会人インターン・既卒インターンがあるの?
社会人インターンを受け入れている企業は都内だけでも数百社以上あります。
職種に至っては、エンジニアやデザイナー、マーケティング、ディレクター、企画、営業、事務・アシスタント、その他にはサービスのの新規立ち上げなど、幅広い職種で受け入れをしています。
ほぼ全てのインターン募集で、給与は発生します。
本業と比べると少ないかもしれませんが、自分が関心の強い分野の仕事に、本業の傍らで参加できるというチャンスを考えれば、とても魅力的な条件ではないでしょうか。
平日参加が仕事の関係上難しければ、土日だけ参加できるインターンシップ多数もあります。
インターンに興味のある社会人・既卒者の方、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。
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