周りはインターン参加がどんどん決まっているのに受からない…。
インターンシップに参加しないと不利になると聞くけど、行かないとまずい?
インターンに行かないと就職できないの?
数えればキリがないほど悩みは尽きないことかと思います。こんな悩みをお抱えの皆さんも、このコラムを読み終える頃にはスッキリ解決していること間違いなし。
そもそもインターンとはなんなのか。行かないことで何が起こるのか。など「インターンシップ、行かないといけないの?」というみなさんの疑問を解消します。
インターンシップとアルバイトの違いとは?両立はできる?
この記事の目次
インターンに参加する意味
みなさんが行かないといけないの?と不安に感じているインターン
そんなに心配しなくても、行かないと絶対就職できない!ということはありません。
そもそもなぜみなさんはそんな不安を持っているのでしょうか。
- 行かないと、就職できないかもしれないから
- 行かないと、就活で不利になる(らしい)から
- 行かないと、自己PRで言うことがないから
こんなところでしょうか?
実際はどうなのかデータを見ると、2016年卒のインターンシップ参加率は68.6%で、就職内定率は91.6%でした。つまりインターンシップに参加に関係なく、9割以上の学生がどこからしらの企業から内定を獲得しており、就職自体は出来る可能性のほうが高いです。
ただし超大手人気企業は、説明会参加条件にインターンシップの参加が必須となっていたり、毎年インターンシップ参加者から多く内定を出しているところがあるのも事実です。
志望している企業がインターンに参加した学生に優先的に選考フローに組み込まれている説明会への招待をするということがあるなら、それは参加するべきです。
最後に、自己PRのネタ作りですが、1日から1週間程度の短期インターンシップでは、自己PRのネタとしては弱いです。逆に1ヶ月以上の長期インターンシップに参加するつもりがあるのであれば、かなり魅力的な自己PRのネタになると思います。
短期インターンシップと長期インターンシップの違いって何?
企業がインターンシップを開催する意味
企業は主に三つの目的でインターンシップを開催します。
優秀な学生を発見して”新卒囲い込み”をしたいから
このタイプのインターンは大抵夏に開催します。いわゆるサマーインターンというやつです。
プログラムによりますが、だいたい期間が1日から1週間ほどとられていて、企業紹介だけではなくグループワークや仕事体験ができる場合が多いです。
企業側は、インターンを通して面接だけでは知ることの難しい”仕事のできる”学生を発見しようとします。
つまり企業側は、細かく学生を観察・評価し、評価の高い学生に対しては、新卒採用活動が始まった際に本選考に進んでもらうように働きかけます。
インターンシップはいつから始めればいい?募集開始時期は?
イメージアップしてエントリー数を増やしたいから
こちらも1日から1週間程度の短期インターンシップが中心です。
数年前に比べ、企業の新卒採用活動期間は短くなりました。短い活動期間の中で採用目標数を達成するために、早期のうちに学生のエントリー母集団を増やしたいという思いがあります。
リクナビやマイナビといったサイトのオープンまで就活サイトを通じて学生のエントリー母集団確保が難しいため、学生が興味を持ちそうな短期インターンシップの企画を用意して開催します。
一番の目的はエントリー母集団を確保することなので、仕事の良い面しか見せなかったり、場合によっては入社後の仕事とは懸け離れた企画コンテンツを用意し、話題集めでやっているケースも多いです。
こういったインターンシップは、あまり参加しても企業のことはもちろん、何か身につくということはないかと思います。
インターンシップと授業の日程がかぶる。優先すべきは?どちらを休む?
一緒に働く仲間が欲しいから
アルバイトのように時給制や日給制などの有給のインターンシップで、社員と肩を並べて実務に取り組むことができる、1ヶ月以上の長期インターンシップです。
受け入れをしている企業は、インターンシップ生により実践的な仕事の醍醐味を教える代わりに、しっかりとその期間に活躍をしてい欲しいと思っています。
短期インターンシップとは違い、お客様扱いは一切ありません。
給与が発生するところはアルバイトと同じですが、アルバイトよりも責任のある仕事を任せてもらえることが多いです。
大学生を対象にしているインターンですので、学業やテスト期間などの予定に柔軟に対応してくれるところなんかは普通のアルバイトよりも働きやすいと言えます。
バイトとインターンは両立可能!?インターンバイトをしよう!
学生がインターンに行く意味
みなさんはインターンシップに何を求めますか?
考えられるものとして、以下の3つが挙げられます。
内定ゲットのチャンス
企業が実質的には新卒採用を目的としてインターンシップを開催している以上、内定獲得できる可能性は高まります。事実インターンシップ参加者のうち7割が、インターンシップに参加した企業への就職を決めているそうです。
また長期インターンシップを通じて力をつけられれば、仮にその企業で就職しないまでも、他の企業で就職活動を有利に進められることは間違いありません。
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自己成長の機会
インターンシップには成長の機会がぎっしり詰まっています。インターンシップに参加することで、これまでチャレンジしたことのない日々の連続で、自己成長する機会は間違いなくあります。
ただ一括りに成長と言っても漠然としているので、具体的にどんな力をつけたいかをあらかじめ自分の中で決めて、それが得られそうなインターンシップに参加することをおすすめします。
自己成長という観点だと、短期インターンシップは物足りないかもしれません。自己成長するためには、これまでにできなかったことに一定期間コミットしてチャレンジしないと意味がないので、少なくとも1ヶ月以上の実践的な長期インターンに参加することがおすすめです。
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業界研究
これまでは本やネット、人から聞いた話をもとに業界のことを想像していましたが、インターンシップを通じて実際にその業界や企業の仕事を経験することで、より確かな業界理解や仕事理解ができます。
また実際にそこで働いている社員との人脈もできるので、採用担当以外の現場社員の名前後を聞いて新たな発見があるかもしれません。
思ったよりも面白そうな業界だった!思ったよりもツマらなそうな仕事だった。
インターンシップを経験することで、現実と想像のギャップの連続に驚くはずです。そのギャップがプラスのギャップかマイナスのギャップかは実際にインターンに参加してみないと分かりませんが、少なくとも実態に近けているのは確かです。
ですので、インターンに参加しようという方は、志望している企業だけでなくて、広い視野で様々なインターンに参加してみることをおすすめします。
さらに、1日や1週間の実務と離れた特別企画の短期インターンシップではなくて、より実際の業務が経験できる長期インターンシップがおすすめです。
1dayインターンって本当に意味あるの?元人事に聞いてみた
まとめ
インターンシップに参加しなくても、就職活動で内定は獲得できる可能性のほうが高いので安心してください。インターンシップに参加しないことが不利にはなりません。
ただし、
- 希望の企業に就職したい。
- 業界や企業のことをしっかりと理解して、後悔のない就活をしたい
という気持ちがあるのであれば、インターンシップは参加したほうがいいです。その時に繰り返しになりますが、希望する会社以外の短期インターンシップはあまり意味がありません。
就職希望先の短期インターンシップと、成長するための長期インターンシップをうまく自分の中で使い分けてみてください。
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