いざ、インターンや就活の面接で志望動機・志望理由を準備しようと思っても、大学生にとっては初めての経験でなかなか思い浮かばないですよね。
面接官に好印象を持ってもらい、見事内定を獲得するためには、志望動機であなたの熱意を伝える必要があります。
話の運び方や、インパクトを与えるような志望動機を考えるのは大変だと思っていませんか?
しかし、志望動機はポイントを押さえれば、意外と簡単に完成させることができます。
そしてポイントさえしっかり押さえられれば、面接官に熱意を伝えることができます!
実際のところ、多くの学生はポイントを押さえておらず、面接官に志望動機を伝えられていない場合が多いようです。
せっかく熱い思いを持って面接に臨むのですから、面接官に伝わる志望動機を完成させましょう。
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志望動機から企業の人事担当者が知ろうとしているポイント3つ
企業が志望動機を聞くことで、知りたいことは大きく分けて3つあります。
人事が知りたいポイント1:学生の本気度を確かめたい
様々な業界、職種、企業がある中でなぜ当社を志望しているのか?志望動機を聞くことで、学生の本気度を確認しようとしています。
インターンにしても新卒入社にしても、すぐに活躍するとは企業も思っていません。最初は一定期間育成をする際に、その学生(新入社員)の本気度がその後の成長速度に大きく影響すると考えています。
志望理由が明確であれば、入社してからも頑張る原動力になると期待できますが、志望理由が曖昧であれば、入社してからちょっとでも上手くいかないことがあれば、熱意を持って頑張らないのではないかと考えます。
そのため、インターン生・就活生は志望理由を明確にして、企業の人事担当者に対して本気度を伝えることが何より大事です。
そのために企業研究をしっかりと行い、準備していくことが重要です。下準備をしっかりすることによって企業への熱意を伝えられます。
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人事が知りたいポイント2:企業風土・社風とマッチするか確認したい
大学の友達でも合う人合わないというのがあると思いますが、それは企業という組織においても同じです。
志望理由でいくら熱意を伝えられても、それが企業風土と社風に合っていないと思われたら、採用は見送られる可能性が高いです。
不採用と言われると辛い気持ちにはなりますが、仮に内定をもらえて入社できたとして、企業風土や社風が自分に合わない組織の中で何年も働くほうが、実際はもっと辛いです。
志望動機を明確にして、しっかりそれを伝えられた結果、相手から企業風土や社風に合っていないと思われたら、それは入社後ミスマッチが防げたと、むしろ前向きに捉えたほうがいいです。
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人事が知りたいポイント3:事前準備の取り組み方で、社会人としての資質・スタンスを見たい
面接で企業採用担当者から志望動機を聞かれることは、ほとんどのインターン生や就活生が事前に想像できることだと思います。
それに対して、どこまでしっかり事前準備を行えるかは、志望理由の中身よりも、社会人としての資質・スタンスそのものを見ています。
面接の場はある意味、あなた自身をプレゼンする場です。
そこに対して事前準備をしっかりできているかどうかは、入社後にビジネスの場においても、大切なプレゼンまでにしっかり事前準備をできるのか、それとも無策で飛び込むのか、あなたの社会人としての資質・スタンスを見ています。
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人事から評価されやすい志望動機の答え方3つのポイント
ここからは志望動機に答える際の3つのポイントを紹介していきます。
このポイントを押さえるだけでワンランク上の志望動機が言えるようになります。早速見ていきましょう。
評価されやすいポイント1:結論から話して、その後補足説明をする
面接は限られた時間の中で、あなたの志望動機を相手に伝える必要があります。
志望理由の内容そのものをしっかり磨くことも大事ですが、相手にそれをわかりやすく伝えるという工夫も大切です。
その際に最も大事なことが、結論から話しをして、相手に自分が伝えたいことの大枠をイメージをさせることです。その後に詳細部分の補足説明をしていきましょう。
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評価されやすいポイント2:志望動機に過去の体験・経験を紐付ける
志望動機・志望理由を話す際に大事なことは、『あなたの本音』だと感じてもらえるか、です。
面接なので、どの学生も立派な志望度や志望理由を話します。その時に面接官が評価しているのは、志望動機の内容そのものよりも、本当にそう思っているのか?というあなたの本気度であったり、本音部分を探ろうとします。
だから志望動機・志望理由を答える際は、
『〇〇の理念や事業に非常に共感しているため、××の仕事をしたいです』と答えるだけでなく、その後に
『なぜそのように考えるようになったかというと、私は高校の時に〜、大学の時に〜』と、そう考えるように至った、あなたの過去の体験・経験を紐付けて話すことを意識しましょう。
この志望動機・志望理由に至ったあなたの背景があるかないかで、『本音で思っているか?』『うわべだけの発言か?』と人事はあなたの発言を見定めています。
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評価されやすいポイント3:総合職か専門職かで使い分ける
企業によっては、採用時に配属部署やポジションが決まっていない総合職採用と、エンジニアやデザイナーなどのあらかじめ決まっている専門職採用の2つに大きく分かれています。
総合職の場合、志望動機の中に『○○の部署で働きたい』『○○のポジションで働きたい』という限定的な役割に言及して話をすると、マイナス評価になりますので気を付けましょう。
人事から見ると、それ以外の部署に配属されたら頑張らないのではないか?と思われてしまう可能性があるからです。
専門職の場合は、逆に具体的な部署やポジションの希望があったほうがいいです。なぜその会社なのか?という志望動機とも紐付けしやすくなります。
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これは言っちゃダメ!通過しづらい志望動機・NGワード
志望動機は伝え方を間違えると、面接官の評価も一気に下がります。
選考に通過しづらい志望動機の答え方・NGワードを覚えて、うっかり言わないように気をつけましょう。
人事から評価されづらいポイント1:企業の将来性、安定性に言及する
志望理由として、企業の将来性や安定性を伝えるのは厳禁です。
企業が採用したいのは、さらに企業や事業を成長のために一緒に挑戦できる仲間であって、企業の将来性や安定性にのっかって、利益を得たい部下ではありません。
将来性や安定性に惹かれたという言葉から、あなたが頑張りたいという意志は感じづらいです。
興味を持ったきっかけが、仮に将来性や安定性、給与だったとしても、それを言うのは絶対にやめましょう。
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人事から評価されづらいポイント2:勉強したい、成長したいといった志望動機
社会人として働く以上、勉強したい、成長したいといった思いはあるでしょう。
しかし、それを志望動機としてあげるのは厳禁です。なぜなら勉強する、成長するというのはWANT事項ではなく、MUST事項だからです。
大学とは違い、企業で働くということは、企業から給料としてお金をもらうということです。社会人になればそれに応じた成果を出すための勉強や成長は、当たり前のことです。
勉強したい、成長したいという思いは一見前向きに見えますが、実際は面接官からすると学生気分が抜けていないなとマイナス評価をされます。
勉強すること、成長することはアピールポイントにするのではなく、当たり前のことであるという認識で志望動機を話しましょう。
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まとめ
いかがでしたか。
志望動機から企業の人事担当者が知ろうとしているポイント3つ
- ポイント1:学生の本気度を確かめたい
- ポイント2:企業風土・社風とマッチするか確認したい
- ポイント3:事前準備の取り組み方で、社会人としての資質・スタンスを見たい
人事から評価されやすい志望動機の答え方3つのポイント
- ポイント1:結論から話して、その後補足説明をする
- ポイント2:志望動機に過去の体験・経験を紐付ける
- ポイント3:総合職か専門職かで使い分ける
これは言っちゃダメ!通過しづらい志望動機・NGワード
- ポイント1:企業の将来性、安定性に言及する
- ポイント2:勉強したい、成長したいといった志望動機
上記ポイントをしっかり押さえて、受かりやすい志望動機を完成させましょう!
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