インターンシップや就職活動で企業に応募するときに欠かせないものの一つがエントリーシート(以下:ES)ですよね。
インターン選考・新卒の就活選考に重要なESですが、残念ながらこれを書けばES選考に絶対に合格する!といったような鉄板のESの書き方はありません。なぜなら企業の採用担当者ごとに選考の評価軸が異なっているからです。
ただし、多くの通過したESと不採用になったESを見比べてみると、通過しやすいESと通過しづらいESには、とくに自己PR部分で、書き方に大きな特徴の違いがあるということが見えてきました。
そこで今回は、企業人事から評価が高いES「自己PR」とはどんな内容なのか、例文を用いながら説明していきたいと思います。
ではさっそく見ていきましょう!
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この記事の目次
人事に評価されやすいES・評価されづらいESの特徴の違いとは?
企業採用担当者に評価されやすいエントリーシートと、評価されづらいエントリーシートの違いは、じつはちょっとした書き方の工夫の違いで生まれます。
特に自己PRの部分では、+αで下記2点に気をつけながら書くことで、人事からの評価されやすいESに様変わりします。
評価されやすいポイント1:数字や事実を交えて具体的に書く。
次の自己PR文を見てください。
カフェのバイト先で頑張ったエピソードを書いているESです。
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評価されにくいES・自己PR【例文】
私が学生時代に頑張ったことは、カフェのアルバイトです。
大学生活のかなりの時間をアルバイトに費やしていました。そこで学んだことは、あきらめずに工夫と行動をし続ければ、しっかり成果は出せるということです。
社員さんの頑張りや真剣な姿勢を間近で見ることができ、私もかなりの刺激を受けました。そこで私もどうせやるなら社員に負けないように、接客だけでなくキッチン業務や集客方法に関することも積極的に発言・行動をしていきました。
結果として、常連のお客様も増え、店舗の売上アップにも貢献することができました。
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評価されやすいES・自己PR【例文】
私が学生時代に頑張ったことは、カフェのバイトです。
私は、週4日、午前中にカフェでアルバイトをしていました。
どうせやるならお客様に喜んでもらって、カフェの売上もあげられるように、やれることをどんどん試してみようと考えました。
どこのカフェも同じ悩みを持っているのですが、私のバイト先のカフェでも午前中の時間帯は午後に比べて空席が目立ち、それが原因で1日の目標来店数や売上目標が未達で苦戦していました。
そこで、午前中の来店数アップが肝だと考え、毎朝オープン前にコーヒーの「無料試飲会を30分開くこと」を店長に提案し、実行しました。
当初はなかなか来店数アップに繋がりませんでしたが、通勤前のサラリーマン・OLをターゲットにして駅前で告知活動を行ったところ、立ち寄ってくださる常連のお客様が増え、テイクアウトのオーダーが徐々に増えるようになりました。これにより、午前中の売上は目標にしていいた毎日5万円売上アップをクリアしました。
このことから、トライアンドエラーを繰り返して、諦めず行動し続けられば、成果は出せるという自信がつきました。
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評価されやすいポイント1まとめ:数字や事実を交えて具体的に書く。
- どのくらいの日数・時間をアルバイトに費やしたのか
- 売上は具体的にどれくらい上がったのか?
- ターゲット顧客を誰にしたのか?
上記エピソードでは、この3点を数値や事実を交えて具体的に記載したことによって、何を頑張ったのかが、相手によりリアルに伝わるようになりました。
話しているエピソードは同じでも、それを伝える際に数字や事実を交えて書くことによって、伝わり方は全くことなります。
相手がイメージしやすいように、数字や事実を交えて具体的に書くということを意識して、ESを書いてみましょう。
この際、数字を盛ったり、事実を誇張して書く必要はありません。
大切なことは、数字や事実の大きさではなく、数字や事実を交えることで、相手にイメージしやすいようにするということです。
相手がエピソードを具体的にイメージしやすくなると、そのエピソードを通じてあなたが感じたこと、自己PRしたい経験やスキルについても、より真実味が湧きます。
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評価されやすいポイント2:第三者の声や評価を交えて書く
『評価されやすいポイント1まとめ:数字や事実を交えて具体的に書く』をより、進化させるために重要なのが、『第三者の声や評価を交えて書く』ことです。
先ほどと同じ例文で説明します。
そこで、午前中の来店数アップが肝だと考え、毎朝オープン前にコーヒーの「無料試飲会を30分開くこと」を店長に提案し、実行しました。
当初はなかなか来店数アップに繋がりませんでしたが、通勤前のサラリーマン・OLをターゲットにして駅前で告知活動を行ったところ、立ち寄ってくださる常連のお客様が増え、テイクアウトのオーダーが徐々に増えるようになりました。これにより、午前中の売上は目標にしていいた毎日5万円売上アップをクリアしました。
この部分に、第三者の声を加えます。
当初はなかなか来店数アップに繋がりませんでした。そこで無料飲食会に参加してくださったお客様に感想や要望などお話を伺ったところ『コーヒーは美味しいけど、朝は忙しいからコーヒーをゆっくり飲んでいる時間がなかなかとれない』という声を何人から聞くことができました。そこで午前中はテイクアウトに注力することを決め、通勤前のサラリーマン・OLをターゲットにして駅前でテイクアウトのキャンペーン割引の告知活動を行ったところ、立ち寄ってくださる常連のお客様が増え、テイクアウトのオーダーが徐々に増えるようになりました。これにより、午前中の売上は目標にしていいた毎日5万円売上アップをクリアしました。
このように、エピソードの中に第三者からの声・評価を入れていくことで、さらに説得力が高まります。
ESで自己PRを書くときに重要なのは、なぜ頑張ったのか?どのように頑張ったのか?をより具体的に書くことです。行動のきっかけや気づきのきっかけとなる第三者の声や評価がエピソードの中に入ってくると、より真実味が増します。
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まとめ
インターンシップ・就活の選考突破をする上で、最初の関門であるES、とくに自己PRの書き方はかなり重要になってきます。
自己PRが上手にまとめられている人は、企業の採用担当者からも高評価を得られます。
また上記で紹介したテクニックは、書類選考だけでなく面接でも使えるテクニックになっていますので、しっかり抑えておきましょう。
- 数字や事実を交えて具体的に書く
- 第三者の声や評価を交えて書く
上記2つの大事なポイントをしっかり抑えて、第一希望のインターンシップ内定、新卒内定を勝ち取りましょう!
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