大学生になったばかりの頃は本当に何もかもが輝いて見えて、ワクワクするようなことばかりですよね。部活にしようか、サークルにしようか、アルバイトはこんなことをしてみたいな。
今まではあまり感じることができなかった『自由』を存分に感じながら、人生で最もと楽しい時間を送ることができるのが大学生活と言っても過言ではないでしょう。
しかし、大学生ならではの不安もあるでしょう。最たるものはやはり就職活動。大学は勉強をするための場であると同時に、社会人として旅立つための準備を行う場でもあります。早めに自分の将来を考えて、やりたい仕事を見つけておかなくちゃ。そんな悩みを持つ学生も少なくありません。
そんな時に私たちがおすすめしたいのが、インターンシップへの参加です。インターンときくとどうしても就活と直結し、やりたい仕事がある人が参加するものだと思われがちですが、実はその逆。
今はまだやりたいことが定まっていない、悩める大学生にこそ、使ってほしい制度なんです。
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この記事の目次
「やりたいことがない」のは普通。だからこそ色々経験してみよう
大学生の多くが、将来やりたいことが定まっていないことが多いです。もし身近な人に、すでに進路を決めていて、それに向かってどんどん進んでいる人がいたとしたら、むしろそういった人の方が少数派。今やりたいことが見つかってないからといって、必要以上にに焦る必要はないのです。
本来は、将来やりたい仕事があり、そこで必要とされるスキルや知識を身につけるために、入学すべき大学を選ぶ。というのが理想ではありますが、なかなかそれは難しい。ほとんどの人が、やりたいことを探すために、大学に入学していたり、やりたいことが見つかったときに、それを実現しやすいように大学進学を決めている場合が多いのではないでしょうか。
大学という新しい環境の中で、部活やサークル、アルバイトなどを通して色んな人と交流し、人生経験を積みながら、自分自身を理解していく。それが今の大学生のスタンダードな姿なのかもしれませんね。
しかし、そんな生活が楽しすぎるが故に、自分自身を向き合う時間をしっかりとれず、いざ就職活動スタートとなってから慌ててしまう人が多いのもまた事実。将来どんな仕事がしたいのか…それは常に頭の片隅に置いておくべき問題なのです。
周りに差をつけよう!大学1年生・大学2年生から参加できる長期インターンシップ
やりたこと仕事を探すのに、なぜインターンシップがおすすめなのか?
そんな問題を解決するために活用してほしいのが、インターンシップという制度です。名前を聞いたことがある人も多いでしょう。企業内での就業体験を通して、知識やスキルを磨ける場。それがインターンの特徴です。
一方で誤解されがちなのが、インターンシップは大学3年生が就職活動のために行うものという認識。確かに大学3年生の就活シーズンはインターンも盛況になり、世の中の注目度も高まります。
しかしインターンには長期インターンと短期インターンの2種類があり、このタイミングで使われるインターンシップというものは、後者、短期インターンを指すケースがほとんど。この短期インターンシップは期間も1日から2週間程度と短く、就業体験をして実務経験を積むというよりは、会社理解や仕事理解を深めるための、説明会的側面が強いもの。
だからこそ、大学3年生を対象に、就活スタートのタイミングで行われ、かつ内定にもつながっていくような就職活動の一種の選考フローとしてとらえられてしまっているのです。
短期インターンシップと長期インターンシップの違いって何?
アルバイト感覚で、本物の仕事と出会える。
一方、長期インターンシップは、年次を問わず参加することができ、大学1年生でも積極的にチャレンジできます。期間も3ヶ月以上のものが多く、実習中は給与も支払われるというオマケ付き。誤解を恐れず言うならば、一種アルバイト感覚で使っても良い制度と言えるでしょう。
しかし、アルバイトとは違い、実際の企業の内部に入り、その会社の社員が行う仕事と同等のレベルのものにチャレンジしていけるので、学べる量が圧倒的に多い。社会人として行動するため、求められる考え方や人間性はある程度高いものが必要となりますが、ビジネスマナーといった社会人としてのスキルも余すことなく身につけられるのが長期インターンシップの魅力です。
こういった社会人基礎力は、どこの会社やどんな仕事でも通用する共通スキル。これを早い段階から身につけられているということは、就職活動の現場はもとより、実際に入社して働き始めたときにも必ず活きてきます。同期に比べて圧倒的なスタートダッシュを決めることも容易になるでしょう。
アルバイト感覚でありながらも、アルバイトとは一線を画す経験が得られるのは、就業体験の醍醐味と言えます。
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就職活動ではなく就業体験の場。だからこそ気軽にできる。
そしてこれらの長期インターンシップの特徴は、あなた自身がそれを希望して行動しない限りは、就職活動での内定獲得に直結しない、ということです。もちろん、その会社の仕事が楽しく、興味も持てて、入社したいと思えるようになり、そのまま入社までスムーズに進んだ学生もいますが、必ずしもそうしなければならないというわけではありません。
内定獲得に結び付けるのも結び付けないのもあなたの自由。決定権は全部自分にあるんです。事実、これまで長期のインターンに参加した経験のある学生のほとんどが、最初からその会社を志望していて、とかやりたい仕事があって、というような明確な将来のビジョンを掲げずに参加をしています。
極論「なんとなく」の理由で参加しながらも、社会人としてのスキルやその仕事の専門的な知識を身につけつつ、自分のやりたいことを探せる環境。またアルバイトのそれとは違い、身につけた知識やスキルを、それ以外の仕事や会社でも応用していける能力が身につく環境。それがインターンシップ最大の強みと言えるでしょう。
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「やりたくないこと」を見つけることも大切。消去法的な考え方も。
はじめから「やりたいこと」が見つかっていればそれが一番かもしれませんが、実際のところ社会経験がないなかでやりたいことが迷いなく見つかっていることのほうが少ないです。
やりたいことが見つかるまで、自分にインターンは早いと思ってしまうケースも少なくないようです。
「やりたいこと」前提で探そうとしてしまうからこそ、動き出しが遅くなってしまうものです。しかし、やりたいことを見つけるのと同じぐらい大切なこと、それが「やりたくないこと」探しです。
出来ると思っていたことが、実際にやってみると自分に全然合わず、少しも楽しめなかった。ということは仕事の世界ではよくあります。実際、新卒入社をした人が3年以内に辞めてしまう確率が30%以上という数字にも、それがよく表れていると言えます。
インターンシップはあくまでも就業体験の場。だからこそ、やりたい仕事にこだわる必要はなく、逆にやりたくない仕事を見つけるために参加したって良いのです。やりたくないことが分かれば、そこにかける時間を削減できるようになるわけですから、より効率的な動き方ができます。
プラスの情報であれ、マイナスの情報であれ、今後の軸を定めるのに必ず役立つ経験を積めるインターンシップを活用しない手はありません。
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まとめ
やりたいことややりたい仕事は、あなた自身が行動し、経験を得ていかなければ見つかるものではありません。だから「何かないかなー」とぼんやり考えているだけではダメ。まずは積極的にアクションを起こしてみることが大切と言えます。
好きになれる仕事がすぐに見つかれば、そのままその道に進むのも良いですし、逆に嫌いな仕事が見つかれば、それ以外の道を歩いていけば良い。いずれの結果にしても、自分の軸をより明確に、固めていくための経験値になるのは間違いありません。
部活動やサークル活動、アルバイトといった大学生になったら始めたいことのリストの中に、インターンシップという言葉が追加されるとうれしいですね。
インターンシップとアルバイトの違いとは?両立はできる?