世の中には色々な業界がありますが、その中でも広告代理店って華やかなイメージありませんか?
広告代理店は毎年就活生にも人気の業界であり、博報堂は特に人気が高いですよね!
今回はなぜ博報堂が就活生に人気なのか、現状や課題、就活のポイントを探っていきます。
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この記事の目次
広告代理店ってどんな業界?3つに分けて考える
そもそもの前提で、広告代理店とは何か明らかにしないといけないですよね。
広告代理店は、新聞・テレビ・ネットなどの媒体を使い広告を掲載するメディアと、広告を出したい企業(広告主)を繋ぐ仲介人のような役割をもっています。
広告代理店は大きく3つに分けることが出来ます。
- 総合広告代理店
- 専門広告代理店
- ハウスエージェンシー
総合広告代理店とは、原則としてすべての広告媒体を取扱い、企画から制作までを総合的に手掛けます。
専門広告代理店は、「新聞広告専門」「交通広告専門」「屋外広告専門」など、特定のメディアに特化して扱う広告代理店です。
中には特定の地域に密着している専門広告代理店もあるようです。
ハウスエージェンシーは、特定企業のための広告を専門に手掛ける子会社などのことです。
博報堂は3つの中で総合広告代理店に含まれ、広告の企画・制作も仕事としています!
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博報堂の基本情報!概要や仕事内容、待遇や福利厚生など
そもそも博報堂はどんな企業なのでしょうか。はじめに博報堂の概要をつかんでいきましょう!
博報堂とは ~売上高や創業など~
会社名 | 株式会社 博報堂 |
代表取締役 | 水島正幸 |
創業 | 1895年(明治28年)10月6日(設立:1924年2月11日) |
売上高 | 8,802億95百万円(2016年4月~2017年3月期、連結ベース) |
社員数 | 3,428名(2017年4月1日現在・契約社員含む) |
本社所在地 | 〒107-6322 東京都港区赤坂5丁目3番1号 赤坂Bizタワー |
連絡先 | 03-6441-8111(電話番号案内) |
博報堂の歴史って想像よりも長いと思いませんでしたか?明治時代に創業されたんですね!
現在博報堂は株式会社 大広や、読売広告社とともに博報堂DYホールディングスの傘下となっています。
また2015年度広告経済研究社(「広告と経済」2015年4月21日発行)の国内広告代理店の売上高ランキングでは、博報堂は電通に次いで業界2位でした。
広告業界の中でもトップクラスの売上高を誇っているようですね。
博報堂の待遇・福利厚生って良いの?
- 博報堂の待遇
初任給:年俸制3,420,000円+超過勤務手当+業績賞与(2016年度実績)
賞与:年1回
勤務時間:平日 9:30~17:30
休日:完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
休暇:年次有給休暇/勤務年数に応じ15日~25日(ただし初年度は12日)
フリーバカンス
フリーバカンスとは年2回、連続で5日間休暇がとれる制度になります。
月ごとの給与も約28万円と高月給であることが分かりました。
休日・休暇がしっかりしているのもいいですよね。
- 博報堂の福利厚生
各種社会保険、企業年金、育児・介護休暇制度などがあります。
施設としては軽井沢クラブ、保養所、診療所、その他各地に契約施設があり、利用することが可能です。
博報堂の仕事って何があるの?激務って本当?
広告の企画から制作までを作るのが博報堂の仕事ですが、よく分からないですよね。
総合広告代理店である博報堂の仕事は、営業・制作・マーケティング・媒体の4つに分けることが出来ます。
しかし広告代理店はそれぞれの部門で仕事をするのではなく、案件(プロジェクト)ごとに担当者が割り振られて仕事を進めていくのが基本的な流れです。
他の業界よりも1つの企画に対して人との関わりが多いのは特徴の1つかもしれませんね!
それでは4つの部門の仕事内容を簡潔に見ていきましょう!
- 制作(クリエイター)
企画にそった広告のアイディアを具体的にする仕事です。
どのような表現方法を用いて、どんなクリエイティブを作ればターゲットとする消費者にメッセージを伝えられるか、ということ考える必要があります。
- マーケティング
マーケティングの仕事の基本は調査と企画分析です。
しかし依頼者に提案する企画の根拠を導き出し、さらには実施した広告の結果を分析して次に繋げる役割を担っているマーケティングは、特に重要な部門であると言えます。
過去の資料や業界資料など数値的な根拠から論理的に企画骨子を立案し提出、また市場調査をする場合もあります。
- 媒体
「媒体」というのは、広告メディアのことを指します。
広告メディアとは、①TV、➁新聞・雑誌、③ラジオ、④インターネット(Web)に分けられます。
様々な広告メディアを組み合わせて、ターゲットとする消費者にどのようにリーチさせるか媒体プランを練ります。
- 営業
営業は依頼に沿って制作や媒体と共に企画を作り、依頼者(クライアント)である企業に企画を提出します。
企画が受注された場合、依頼者と予算やスケジュールを相談しながら広告実施を目指します。
営業は依頼者と各部門の担当者との調整役なんですね。
企画が受注されるように依頼者に信頼されることは大切です。
博報堂の営業は人とうまく関わる為に特にコミュニケーション能力が重要かもしれません。
博報堂の仕事は激務なのか?
例えば営業の仕事は調整役であり、依頼者のスケジュール次第では休日出勤や残業もあります。
また制作や媒体部門の人々は出勤が夜からになったり、撮影やイベントがあり休日出勤することも、、、確かに体力が必要かもしれませんね。
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博報堂の特徴!すごい打ち合せって?社風は?
ここからは博報堂についてもっと詳しく見ていきますよ!
知っておくと就職活動でも役に立つかもしれない情報や、博報堂のポイントをあげていきます。
博報堂のすごい打ち合せって何?
2017年の6月に「博報堂のすごい打ち合せ」という本が出版されました。
中身は以下のようなものになっています!
なぜ、博報堂は斬新なアイデアを生み出し続けられるのか?
その秘密は、博報堂の全社員が共有する博報堂式打ち合わせ術にある!
斬新なアイディアを出し続ける博報堂の原点は何かについて書いてあるということです。
ではここに書かれている博報堂式打ち合せ術の特徴とは何でしょうか?
それはズバリ、博報堂の打ち合わせは、なんと50%が「雑談」で出来ているという事です!
博報堂には従来の枠組みにとらわれないアイデアや、コンテンツを軸にして生活者の心を動かしていく考えがあり、生活者の視点から新しい価値を創造しようとしています。
新しい価値を創造するためには、「固定観念に縛られない、新しい発想」が何よりも重要です。
そして新しい発想を生み出すためには、常識に囚われない、自由な思考が欠かせません。
チームの打ち合せで雑談をすることは課題に関するアイディアとして、あらゆる可能性を洗い出します。(この作業を拡散といいます)
アイディアを生み出す力は発想力というよりも、思考を拡散させる習慣によって作り出されます。
この拡散が博報堂の斬新なアイディアを生み出しているのです。
博報堂は打ち合せで、自分の意見が言いやすい環境なのではないのでしょうか。
また多くの人との雑談は、自分自身の思考が柔軟になり考えも豊かになりそうですね!
博報堂の社風は?
博報堂は明治時代から民間で経営され、出版社の取次ぎから始まった博報堂の企業体質は自由かつ、温厚、まじめとされています。
また電通の社風が「武士」もしくは体育会系と形容されるのに対し、博報堂ののほほんとした社風は「公家」もしくはスタイリッシュ系であるとも言われています。
どちらかというと博報堂は社員同士が仲良しというイメージが多いようです。
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博報堂への就職活動~内定者の実状や採用の流れ~
ここからは学生が気になる就活(就職活動)の調査をしていきます。
また博報堂のインターンシップに参加したいな、と考えている人も気になる情報をまとめていきますよ!
どんな人が内定もらえるの?男女比・出身大学・求める人物
博報堂は学部に制限はないので、文系理系関係なく全学部募集となっています。
- 採用者の人数は?その男女比は?
募集人数は約100人で、過去3年の採用実績は以下のようになっています。
2014年 男 85名 女 36名
2015年 男 93名 女 35名
2016年 男 78名 女 40名
募集は総合職のみとなっていますが、内定者の男女比は結構はっきりしていますよね。
- 博報堂内定者の出身大学
2017年3月卒業者の大学別出身者数は以下の結果になりました。
早稲田大学 29人
慶應義塾大学 19人
上智大学 8人
東京大学 7人
明治大学 4人
青山学院大学 4人
博報堂は早慶、東京大学出身者が多いようです。
またほとんどの内定者はマーチ以上の学歴を持っており、採用の厳しさが伺えますね。
- 博報堂の求める人物像とは
また博報堂が求める人物は粒ぞろいよりも粒違いという言葉が表しています。
人と同じ能力や価値観を求めるのではなく、それぞれの個性を強みに転化していける、そんな人物を博報堂は求めています。
面接に行く際には自分の個性とは何か、じっくり考えて深めておくといいかもしれませんね。
採用フロー
では続いて採用の流れを見ていきましょう。
WEBエントリー
↓
エントリーシート提出
↓
書類選考・WEB適性検査・筆記試験
↓
面接・グループディスカッション等
↓
内定
面接は個人面接が2回、グループディスカッション、そして最終面接とい流れが基本みたいです。
面接は自己PRや、エントリーシート(ES)に関した質問が主にあります。
自分の個性を出して、印象に残る面接が出来るといいですね。
また博報堂は数ある広告業者の中でなぜ博報堂に就職したいのか、ということも質問もあるみたいです。
きちんと自分の意見をまとめて面接に挑みましょう!
大学3年生はインターンシップをすぐに始めたほうがいい
最後に
博報堂についてまとめていきましたが、どう思いましたか?
正直博報堂に採用されるのはとても難しいように感じた人も多いのではないのでしょうか。
しかし博報堂で働く人達は、このような厳しい選考を勝ち抜いてきた人達なのです。
とてもいい環境下で働けるのではないのでしょうか。
就職した後からも自分が成長したい、意欲をもって働きたいという人には合っているのかもしれません。
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