きっかけは、友人がゼロワンインターンを通じてインターンを始めたという話を聞いたことです。 当時大学2年生の友人が長期インターンを始めているのを見て、自分も将来を意識し始めたんです。 インターンを探し始めた当初は、特定の職種や業界に強い興味があったわけではありませんでした。 ただ、「公共性が高いもの」「法律に関わる仕事」「コツコツと進められること」が自分に合っていると感じていたため、そういった軸で探していました。結果として税理士事務所が自分に合っていると感じ、応募しました。 もともと公務員を目指していたことも、税理士事務所を選んだ理由の1つです。公務員試験では法律の知識が必要になることから、少しでも法律に関わる仕事が良いのではと考えていました。
風通しの良さと柔軟な働き方ができる環境に魅力を感じたからです。 ゼロワンインターンのサイトで他のインターン生のインタビュー記事を読んだ際に、「働きやすい」「時間の融通が利く」「成果をしっかり評価してくれる」「社内の改革に積極的」といった声が目にとまり、そのような点に惹かれて応募を決めました。 実際に入社してみると、入社前の印象とギャップはなく、本当にその通りだと実感しています。例えば、私は勉強を優先したいという希望があったのですが、それを入社時に伝えたところ、週2、3日の勤務でもOKという柔軟な対応をしていただきました。 改革に対する姿勢も積極的で、社内では頻繁に会議が行われ、不便な点や改善点があればすぐに意見を出して、環境を良くしていこうという雰囲気があります。 具体的には、社内で周知されるメールの内容が改善されたことが印象に残っています。 私自身、全体への周知メールをあまり確認しないことがあり、代表から「なぜメールを確認していないのか」と指摘を受けました。その際、「メールの内容が自分に関係ないものだと感じてしまうから」と正直に伝えたところ、メールの内容がより多くの人に関わるものに絞られるようになりました。 こうした小さな改善を積み重ねて、誰にとっても働きやすい環境を作ろうとする姿勢があることが、ともにを選んで良かったと感じる理由の1つです。
主に書類の整理や申告書の作成、遺産分割協議書の作成などを担当しています。 相続税の申告業務が中心で、お客様の財産や相続税の額を算出し、それを申告するための書類を作成します。また、遺産をどのように分けるかを明記する遺産分割協議書の作成も行っています。 現在は、アシスタントメンバー内のシニア職(シニアアシスタント)として、自分より後に入ったインターン生の業務を取りまとめる役割も担っています。具体的には、チームのメンバーが作成した資料のチェックを行い、それをさらに上司に回していくような立ち位置で動くことが多いです。 その他にも、メール対応やお客様との電話対応などの業務も担当しています。
出社後すぐにメールチェックを行います。必要があれば税務署に電話をしたり、上司に直接内容を確認しに行くこともあります。 メールを確認した後は、タスクのリスト化を行います。今日やるべきことを整理するためにExcelファイルを使い、担当しているお客様の名前やタスクの内容をリストアップしています。 備考欄には、メールで依頼された内容などを書き込み、業務の進行状況を可視化しています。これを行うことで、作業の抜け漏れを防ぐようにしています。 その後は、リストを基に資料作成に取りかかります。お客様の申告書や遺産分割協議書など、相続税関連の書類を作成することが多く、細かな確認作業が続きます。 また、自分で対応しきれない業務については、メンバーに依頼することもあります。 退勤時にはその日の進捗を確認し、必要があれば簡単にメモを残してから帰宅します。日によって業務の量は異なりますが、優先度を自分で判断し、スムーズに進められるよう工夫して過ごしています。
相続税に関する知識とチームでの連携力です。 当法人は相続を専門としているため、書類を作成する中で相続税に関する専門用語に数多く出会います。 土地の評価方法ひとつをとっても、税務署に連絡したり、別の機関に確認が必要なことも多いです。また、税金だけでなく後期高齢者医療保険や介護保険など、幅広い分野の知識が求められるため、自然と学ぶ機会が増えます。 相続税を専門に扱う環境だからこそ、普段触れることのない知識が身につくと感じています。 チーム力については、私がシニアアシスタント職として業務を行っているために身に付く部分が多いと思います。 上司から受けた業務をチームメンバーに割り振り、さらにメンバーが仕上げたものをチェックして上司に渡す、という流れの中で「どう指示を出せば伝わりやすいか」を常に意識するようになりました。 特に、上司から受けた指示の中で「これがわかりやすかったな」「このフィードバックは自分が下の人にもしっかり伝えないといけないな」と感じたことを、次に自分が指示を出す際に活かしています。 上と下をつなぐ立場として、自然と指示出しの仕方やリーダーシップが求められるため、人に伝える力や業務をスムーズに進めるための調整力が鍛えられていると感じます。
指示出しとスケジュール管理です。 指示出しについては、自分がシニアアシスタントになったことで、下のメンバーにどこまで業務を任せるべきか悩むことが多くありました。 上司はもっと下のメンバーに任せていいと考えている部分でも、私は「ここまでは自分でやった方が早いかな」と思ってしまい、結果的に自分で抱え込んでしまうことがありました。 自分でやった方が早いと思う場面でも、チームの成長や効率を優先して任せるという意識を持つことが、難しくも学びになっています。 スケジュール管理も、特に苦戦した部分です。 相続税の申告に必要な書類を作成する際、税務署からの資料を受け取るのに1週間ほどかかることが多く、さらにお客様や紹介先に送付する書類が重なることでスケジュールが詰まることがあります。 忙しい時期になると、自分の中で余裕がなくなり、どの書類をいつまでに出すべきかの把握が曖昧になり、直前になって慌ててしまうこともありました。 特に難しいと感じたのは、「この日までに書類を送る必要がある」といった期限の管理を、自分だけでなく上司ともすり合わせる必要がある点です。自分だけで完結しない業務が多いため、上司や他のメンバーと連携しながら進めるスケジュール管理は、今も課題として感じています。
特に印象に残っているのは、代表が積極的に話し合いを行う姿勢です。 何か問題が発生した時や業務で課題が出てきた際、代表がすぐに関係者を集めて話し合いを行う場面があります。そういった場面で、ただその場限りの対処ではなく、根本的な解決を目指して議論を深めるという文化が根付いていると感じます。 話し合いの目的がミスや問題を責めることではなく、問題の解決と再発防止にあるため、参加している側としても前向きに受け止められることが多いです。 社員一人ひとりが問題を見過ごさず、組織全体で改善していこうという意識が強い環境は、とても学びが多く、良い刺激を受ける場だと感じています。
指示を出す力、人に任せる力です。 上司とメンバーの橋渡し的な役割を担っていますが、この経験を通して、相手にわかりやすく伝えるスキルや、どこまで説明すれば良いかを見極めるスキルが磨かれました。 特にこれらの力は、インターン先だけでなく大学でも活かされています。 私は学園祭の実行委員会で部局ごとにリーダーが分かれる中、40人ほどの同期や後輩を束ねる局長を担当しています。インターンで学んだ指示出しや説明のスキルが、そういった場でも活きていると実感しています。 具体的には、大人数をまとめる際に「どうすればスムーズに伝わるか」「どこまで具体的に指示するべきか」といった点を意識するようになりました。 以前は自分がやった方が早いかなと思うことも多かったのですが、今では相手を信頼して任せる意識が身についたと感じています。
週2、3回、1回あたり4時間勤務するようにしています。 勤務日は水曜日と金曜日が中心です。水曜日は大学の授業が全休のため、午前中に4時間インターンを行い、その後はアルバイトに行きます。 金曜日は午前中に授業があり、授業が終わった後にインターンに行きます。 他の曜日については、月曜日と木曜日に学園祭の実行委員会の会議が入っているため、その日はインターンの予定を入れず、活動に集中するようにしています。火曜日は特に予定がないことが多いため、自由に過ごしています。 土日は、実行委員会の活動が入ることもありますが、基本的には学校の課題を進める時間に充てています。平日が忙しいため、土日はあまり仕事を入れず、学業と自分の時間を確保するように意識しています。
今後の目標は、極力ミスを減らし、より精度の高い仕事ができるようになることです。 シニアアシスタントになって4〜5ヶ月ほど経ちますが、自分の成果物を上司に提出すると、まだまだ改善点が多いことを痛感します。 そのため、いかにミスを減らすか、正確な知識を身につけて納得して業務に取り組むかが直近の課題であり目標です。 今は、知識不足や細かな確認不足が原因で間違えてしまうことも多いので、一つひとつの作業に対して丁寧に向き合いながら、確実に知識を積み重ねていくことを意識しています。 少しでも上司の負担を減らし、自分の業務範囲を広げていくことが、次のステップにつながると感じています。 キャリアに関しては、インターンを始めた当初から大きな変化はありませんが、相続税や保険といった分野に触れる機会が増えたことで、公務員を目指して「人の暮らしを支えたい」という思いがさらに強くなりました。 インターンを通して、いずれ公務員として必要になる知識を少し先取りして学べていることが、自分にとって大きな収穫です。目指す道は変わらなくても、「人の役に立つ社会をつくる」という意識がより明確になったと感じています。
自分で考え、自ら成長していく力が身につく環境があることだと思います。 インターンでは、上司から仕事を任される際に、最初から細かく説明を受けるわけではなく、これをやってみてほしいと大枠で任せてもらうことが多いです。そのため、自分で調べたり試行錯誤しながら進める必要があります。 最初は分からないことが多くて戸惑うこともありますが、自分で調べて進めた分だけ理解が深まり、次の業務にも活かせるようになります。 そのため、言われたことだけを機械的にこなすのではなく、自分で考え、自分を成長させたいという学生には特に向いていると感じます。 難しいこともありますが、その分、やり遂げた時の達成感や成長の実感が得られる点が、このインターンの大きな魅力だと思います。