大学1年から大学3年まではずっと接客業のアルバイトをしており、一度は接客とは毛色の違う事務に携わってみたいと思っていました。 事務の中でも何がやりたいかを考えたときに、自分が大学で座学として学んでいる会計知識を実務で使えたり、学べる場所が良いと考え、税理士法人のインターンに応募しました。 やはり座学と実務は全く違うと思っていたので、自分が大学で得た知識を実際に活用してみたいという思いが強かったです。 中でも税理士法人ともにを選んだのは、自分に合った働き方ができると思ったからです。 基本的に税理士法人や会計事務所は平日しか働けないところが多く、学生の私にとって平日に長時間勤務するのは厳しいと思っていました。 一方弊社はシフト制で、土日出勤や短時間勤務が可能なので、他の活動と両立しながら働けると考えて応募しました。
ご家族を亡くされたお客様に代わって、相続税の税務申告を行っています。 具体的には、事前にいただいたお客様情報をもとに資産の評価などを行い、税理士が初回面談の際に使う資料の作成を担当しています。 また、他のメンバーが作成した提案資料のチェックを任されたり、案件の申告まで任されることもあります。 入社当初はアシスタントとして、マニュアルに沿って業務を進めていたのですが、習熟度が高まるうちに、徐々に責任の重い業務を任せてもらえるようになっていきました。
会計・税務に関する知識が増えていくのを実感できるのがやりがいです。 私は大学で会計に関して座学で学んでいたものの、資格を持っているわけではなく、実務経験もゼロの状態からスタートしたのですが、分からないところを自主的に調べていくうちに、徐々に実務で使える知識が増えてきています。
自分の知識量が少なかったことで、業務の全体像を把握できていなかった頃は大変でした。 知識がないからこそ吸収できる部分が多く、やりがいがある一方で、目の前の業務をこなすのに夢中になってしまい、業務の全体像を俯瞰して見られなくなっていました。 全体像を把握できていないと、任された案件の中で特に重要視すべきところがどこなのか分からなくなってしまうので、それを見定めるのがとても難しかったです。 ただ、そこを超えると自分で調べて得た知識が繋がっていき、活用の仕方が分かってくるので、自然と業務が楽しくなりました。
質問力が成長しました。 本当に知識が無い中でインターンを始めたので、分からないことがあればまずは自分で調べて、それでも分からなければ自分の考えを伝えた上で質問する癖がつきました。 私が質問した際には、社員もどういう理由でどこが間違っているのかを分かりやすく伝えてくださるので、自分の質問や知識がブラッシュアップされていくのを感じます。
私は長期インターンの日と大学の日はできる限り分けるようにしています。 私の場合、例えば午前中に大学を入れて午後にインターンを入れてしまうと、仮に午前の大学で消化不良があると午後まで持ち越してしまうことがあるので、それを防ぐためにはっきり分けるようにしています。
任せてもらえる業務の質と量が違うと思います。 私は先ほどもお話ししたように接客業のアルバイトをしていたのですが、そこでは「バイトだから」という理由で任せてもらえる業務の幅が狭く、責任の重さもそこまで重くないものが多かった印象です。 今のインターン先では、インターン生を信頼して責任の重い業務であっても任せていただいたり、やる気があれば社員と同じように業務を担当させてもらえます。 アルバイトと比べて、長期インターンでは企業の構成員の1人として扱ってもらっているのを感じます。
税理士、社員、インターン生関係なく、同じ場所で距離間も近く働いているのは印象的でした。 役職や年代が違っていても業務を通じてお話しする機会がありますし、実際に専門知識を持った方が沢山いらっしゃるので、特に士業資格の勉強をしている方には良い職場だと思います。 また、業務に関わらず交流できるイベントもあります。 例えば、その月の誕生日の人を集めて食事に行くバースデーランチというイベントがあります。 このように、会社側からもみんなで仲良くしていく雰囲気を作ってくださるので、それがとても印象的でした。
新しくインターン生も入ってきて、今では私が後輩に教えていく立場なので、自分が得た知識を正しく後輩に伝えていきたいというのが直近の目標です。 就職後は、長期インターンで培った専門的な知識を活用しながら、お客様の持つ悩みに貢献していきたいと思っています。
長期インターンでは普通のアルバイトでは経験できないような責任の重い仕事や、企業の中で働くといったことを経験して、沢山学びがあると思っています。 ただ良くも悪くも、情報を見たり調べるだけでは分からないギャップはあると思うので、一旦始めてみて実際の業務を体験してみてほしいです。 その上で、長期インターンでの経験を、実際の就活や新卒で入る会社選びに役立ててほしいと思います。