主なきっかけは2つあります。 1つ目は、大学3年次に就職活動を意識し始めたことです。 将来社会人として働くことを見据え、インターンシップ等を通じて実務経験を積んでおきたいと考えるようになりました。 2つ目に、会計学に興味があったことです。 大学2年の12月頃に本格的に会計学を学び始め、簿記2級を取得したことを機に、実際にその知識をどのように現場で活かすことができるのかを体験したいと思うようになりました。 就職活動に対する意識、会計学への興味から、会計系の長期インターンを探し始めました。
1つ目は、相続税に特化しているという点に興味を持ったからです。 税金は、多くの人・企業に関わる分野であり、僕自身が生きていく上でも役に立つ知識だと考えています。そういった分野に仕事を通して関われることに魅力を感じました。 2つ目に、大学から通いやすい立地にあり、さらに土日勤務が可能という点も魅力に感じたポイントでした。 平日はサークル活動や大学の講義で埋まってしまうことも多々あるため、自分のスケジュールに合わせて働けることが魅力的でした。
アルバイト経験はあったものの、会社に入って社会人と肩を並べて働く経験は無かったため、多少不安はありました。 特に、ビジネスマナーや年上の方々とのコミュニケーションに関しては全く分からなかったので、そういった環境で上手く対応できるかが心配でした。 実際入社してみて、マナーや振る舞い方に関しては慣れるまでは大変だったのですが、社員や先輩方に聞きやすい環境なので、安心して働き続けられています。
主に相続税に関する業務を担当しています。 具体的には、お取引先様からご提供いただいた情報をもとに、その評価額を計算する作業のサポート業務が中心です。 お客様からいただいた資料を専用のシステムに入力し、ミスがないかを確認した上で担当社員に提出するところまで、僕が担当しています。
特に印象に残っているのは、社内のミスに対する敏感さです。 お客様の税を扱う仕事ということもあり、正確かつ迅速に仕事をこなすことが求められます。 そのため、ミスに対する敏感さ・慎重さは日々感じますし、仮にミスが起こった際にはその原因と対策を考えさせられる環境だと思います。
マニュアル外の動きを求められる状況で仕事の難しさを感じることはあります。 インターン生の業務には基本的なマニュアルがあるのですが、やはり実務においては、お客様の状況によって柔軟に対応しなければならない場合もあります。 そういった場合に、どのような情報を集め、どのように対応していく必要があるのかを、人に聞く前にまず自分で考え、行動に移していくところは今でも苦戦しています。
分からないことが出てきたときは、まずインターネットで調べることが多いです。 税法に関する情報は比較的ネットで調べることができますが、それでも解決しない場合は、社内で貸し出されている専門書を参考にしています。 また、業務での不明点はすぐに先輩に相談することも心がけています。 自分で調べることと、人に聞くことのバランスを取りながら、業務を通じて知識を増やしています。
座学と実務の大きな違いは、マニュアル通りに進むか否かという点だと思います。 座学では理論的な知識を学びますが、実務ではそれを柔軟に応用する必要があります。 特に相続税に関しては、クライアントごとに状況が異なるため、マニュアルには載っていないケースに対応することが求められます。 こうした点で、実務では問題解決力が非常に重要だと感じました。
正確さと慎重さです。 税務に関わる業務においては、1つのミスが関係者に大きな影響を与えるため、常に細心の注意を払って作業を進めることが求められます。 周囲の人間とコミュニケーションを取りながら仕事を進めつつも、万が一ミスをしてしまった際には原因と対策を考え、反省を次の行動に移して自ら改善していく力が身につきました。
税理士試験の勉強で活かせていると思います。 インターンを通してミスに対する注意力や問題解決能力を培ったため、実際に計算問題が多く登場する税理士の試験勉強において、ミスなく正確に早く問題を解き進めなければいけない場面で役に立っています。
インターンを始める前は、就活を始めるまでのアルバイトの1つとして捉えていて、そこまで重要視していませんでした。 しかし、実際には思った以上に責任のある業務を任せてもらい、自分の意見や判断が求められる場面も多いです。その分、成長の機会が多く、学びの多い環境だと感じています。 今では入社前の自分とは違い、将来社会人として働く上で自分に不足しているものは何かを常にイメージしながら目的意識を持って働いています。
通常、インターンは週3日・1日4〜5時間程度で働いています。 それ以外の日や空き時間は、主に大学の講義や税理士試験の勉強、就職活動に費やしています。 弊社では土日に勤務することが可能なので、平日が大学生活で忙しい際には土日にシフトを入れることでメリハリをつけて働いています。
今後は、インターン生ながらもより責任ある仕事を任せてもらえるように成長していきたいです。 そのためにも、現在自分が担当している業務に真摯に向き合い、ミスなく正確にこなせるようになりたいと考えています。
僕自身は現在のインターンでの経験に満足できているのですが、それは自分が経験したいと思っていたことを実現できているからだと感じています。 そのため、これから長期インターンを検討している学生の皆さんには、何となくでもやってみたいこと、身につけたい力をある程度自分の中で言語化しておくと、より満足感のある経験ができると思います。 始める前に怖くて不安になってしまう気持ちは僕自身も経験してきたので、とても分かります。 しかし、不安ながらも始めてみて後悔したことは一度も無かったです。 なので、少しでも気になっているのであれば、是非応募して始めてみてほしいと思います!