大学を休学しているので、24年の3月まで東京理科大に在学していました。 ハイボールでインターンをする前にバイトをいくつかやっていて、引越し、大学受験予備校のチューター、塾講師、ティッシュ配り、携帯会社の営業、あとは光通信の訪問販売などいろいろ経験しました。IoTコンサルの会社でインターンもしていたのですが、その後友人の紹介でハイボールのインターンに参加という感じです。
僕がインターンなどいろいろしていた理由は将来就活で困らない為にという部分が強くて、 将来の漠然とした不安に対して行動していました。 というのも、僕の人生の根幹には ”世の中を反面教師にする” という考え方があります。 僕には年齢が6つぐらい離れた兄がいるのですが、兄が学生の時に「僕は英語ができない」など 自分が ”できない” ことを色々と口にしていました。 その様子を見ていて、僕はそれを反面教師に「自分はできるようになろう」と思って勉強を頑張ったり、 その他にもいろんな側面で世の中に反面教師を見つけて行動してきました。 いろんなバイトやインターンとかをしていたモチベーションの源泉はそこにあって、 最初ハイボールに入ったのはその一環でもあったのですが、 様々な仕事を経験した上でハイボールという会社に特殊性を感じて惹かれたのもあります。
クリエイティブな仕事ができるのかなっていう不安はめちゃめちゃありました。 もともと理系脳で、大学も理系だったので、自分は左脳的な人間なんだってずっと思い込んで生きてました。 なので全く左脳じゃない分野って経験なくてもできるのかなという不安はありましたが、 とりあえず1回やってみようと思って入らせてもらいました。
インターンを始めた当初はなかなかうまくいかなくて、結果が出てきたのは本当にここ最近のことです。 今でこそ結構クリエイティブなことやってるなと思うんですけど、 最初に担当したアカウントの時はアカウント運用のオペレーションを回すことが仕事だと思っていて、 それだけでクリエイティブをしているという錯覚に陥っていました。 ハイボールで働いてしばらく経ったころに、運用していたアカウントの方向性をガラッと変えて アカウントがめちゃめちゃ伸びたことがありました。 人口が多くてYouTube が盛んなインドに動画を届けようという施策で、 インドで伸ばすためにインドで流行ってる音源とかショート動画を調査して 動画をとにかく作りまくっていたら、ショート動画1本で4000万回再生を獲得したり、 2か月くらいでフォロワー30万人まで到達もしました。
ハイボール自体めっちゃ好きだったんですが、 実は23年の1月からは7月まで就活のために1回ハイボールを抜けてるんです。 ハイボールの人たちも「自分の人生だから頑張れ」と言って送り出してくれて就活をしていたのですが、 就活を経験するほどに違和感を感じてきて、全力で動かなきゃいけないはずなのに明確な目的もなく 大企業を受けたりしてたらやる気もなくなってきてしまいました。 結果、セルフマネジメントができずに就活がうまくいかなかったんです。 Xを見ているときに「うわ、この動画めっちゃいけてるな」「このAI技術すごい」とか 僕、良いと思った情報をキャッチしたらSlackで社内に共有する人間なんですけど、 就活中でもそういう情報は無意識で追いかけちゃってました。 なので、例え、どこかの企業に入ったとしても、たぶん僕は 3ヶ月ぐらい働いたらやめて、 ハイボール戻るんだろうなってずっと思ってたんですよ。 就活の時に印象的だったことがあって、ある企業の最終面接の時に 「でも君、それって大企業じゃなくてベンチャーとかスタートアップとかで働いた方がいいんじゃないの。」 というのを言われたことがありました。 多分ハイボールに戻るだろうなっていう気持ちが企業にバレてたんだろうなと思います。 就活中に話す内容も、必然的にハイボールのことばかりになってしまっていて、 それこそさっきのインドの話しで「4000万回再生取りました」とか「2か月で30万人にしました」とか言っても「嘘でしょ笑」みたいな感じで信じてもらえなくて笑 でも、長く企業で働いている大人が「嘘だろ」って言ってしまうくらいのことをインターンで成し遂げているし、それを経験させてくれる環境があるというのは本当ありがたいです。