『就活の面接でゼミ活動について聞かれると困る』
就活において、「ゼミに入っていないと就活で不利になるかもしれない」という不安を持ってしまうことがあります。
ゼミに入る入らないを適当に決めていまい、後から後悔している大学生もいるかもしれません。
ですが安心してください。ゼミに所属していないことが必ずしも就活で不利にはなるわけではありません。
今回はゼミが就活に与える影響と不利にならない理由を詳しく解説します。
この記事の目次
ゼミに入ってないことが就活で不利にならない理由
就職活動を始めると、次々に不安が浮かんでくるものです。
「内定が本当に貰えるのだろうか?」「学生時代のエピソードは採用担当者から評価してもらえるのか?」色々なことが気になって、自信を無くしてしまうこともあると思います。
しかし、疑問を解消せずに不安な思いを抱えたまま臨む面接や試験はいい結果を残すことは難しいでしょう。納得いく就活をするためにも、疑問はすぐに解消しておきましょう。
ここでは、「ゼミに入っていないことは、就活で不利になるのか」というよくある就活の疑問にお答えします。
結論から言うと、『ゼミに入っていない=就活に不利』ではありません。以下、理由を解説します。
就活面接でゼミに限定して質問されることはほとんどない
就活面接で、企業の採用担当者がゼミ活動のみに言及して、話を聞くことはほとんどありません。
なぜなら、面接を通じて人事担当者が知りたいことは、選考を受けている学生が「ゼミに入っているか・ゼミでどんな活動をしているか?」ではないからです。
企業人事担当者が知りたいことは、「大学生活でどんなことを頑張り、どう主体的に取り組んできたか?」そのエピソードの中で、その学生が企業の求める人物像に合致するかを確認したいからです。
ゼミに限らず、部活、アルバイトやインターンシップ、サークル、課外活動、研究室について聞くのも同じ理由です。本当にアルバイトやサークル活動内容そのものに興味があるわけではありません。
ゼミの時間を何に使っていたか?それをアピールすればOK
上記の通り、そもそも面接官はゼミに入っていたかどうかで、採用の合否の材料にはしません。
あくまで大学生活の頑張ったエピソード聞きたいため、その可能性のある選択肢の一つとしてゼミについても聞いているにすぎません。
もしあなたが、ゼミに入っていなかったり、場合によってはゼミに所属していたけれどほとんど顔を出していないのであれば、無理やり絞り出して話をするのではなく、ゼミには所属していませんでした、ときっぱり答えましょう。
「その代わりにその時間を○○に充てていました」と自分から、アピールしたい話題に切り替えていきましょう。
人事としても、具体的なエピソードをもとに、あなたの人物像がイメージできれば、ゼミにこだわる必要はないので、喜んでその話を聞いてくれます。
ただし、理系学生で、かつゼミや専攻で学んだ知識やスキルが必要な専門職の就職を希望している場合においては、ゼミで何をどれだけ学んだかを本当に知りたい場合があります。
万が一ゼミに入ってない理由を聞かれた時の答え方
万が一、ゼミに入らなかった理由を聞かれた場合の答え方について説明します。
入らなかった理由(または、所属していたが、積極的に参加しなかった理由)
当たり前ですが、採用担当者からの質問に「なんとなく」といった答えは絶対にしてはいけません。
計画性のない人間である、周りに流され意思が弱い人間である、などと思われることは、就職活動において絶対に不利なことです。
他にやりたいと、挑戦したいことがあったから、ゼミに入らなかった。もしくはゼミには積極的に反参加せず、その時間を別の時間に充てたと説明しましょう。
この時に、では具体的に他に何に挑戦したのか?は採用担当者から聞かれる可能性が高いので、しっかりその説明ができるように準備しておきましょう。
ゼミに入らなかった代わりにしたこと
ゼミや研究室に入らなかった分、ゼミに入っている学生よりも自由な時間があったと思います。
その時間の多くを何に充ててきましたか?アルバイトでしょうか、それともインターンでしょうか。それと留学や課外活動、独学で全く異なる勉強でしょうか?
学生バイトや長期インターンシップにおいて、自分の成長につながる点を見つけたため、とことんやり抜きたかった、いろいろな仕事を任されて責任感が強くなり、やれるところまでやってみようと考えた、などと切り出して、具体的にどんなことをやったのかを話をしてみましょう。
大切なのは、その経験を通じて得て感じたこと、成長できたポイントを必ずセットで話をすることです。
アルバイトやインターン、サークルのどれでも、そこで得たものが大きく、その経験を通じてあなたが成長できていると実感があれば、ゼミに通うよりもいい選択だったかもしれません。面接官にそれがしっかり伝わるようにしましょう。
ゼミに行かなかったことを後悔しているという後ろ向きな発言は良い印象を与えません。気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ゼミに参加していないことが、就職活動で不利になるわけではない理由はご理解頂けましたでしょうか?
面接で人事からゼミについて質問されても、上記をしっかり読んで慌てずに対応すればバッチリです。
ゼミに入っていないことが不利になるわけではなく、大学生活の4年間をどのように過ごしていたのか、そこで何を得たのかをしっかり答えられないことが就活では不利に働くのです。
ゼミに参加していなくても心配ありません。それ以外にあなたが頑張ったこと、夢中になったことを人事に話しをしてみましょう。
きっと希望の就職先から内定をゲットできる日は近いです。
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