長期インターンシップの志望動機の書き方!職種別例文あり

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長期インターンシップ採用で人事担当者が重視しているのが、応募学生の「志望動機」です。

 

効果的な志望動機を作ることで長期インターンシップへの参加可能性は大きく変わってきます。

 

ここでは、長期実践型インターンシップへ参加を考えている大学生に向けて、人事に刺さる魅力的な志望動機の書き方を例文と共にご紹介します。

 

長期インターン選考で志望動機が重要なのはなぜ?

ビジネスマン4人の人形

長期インターンシップ参加にあたって、「なぜその会社を志望するのか」という志望理由はとても大事です。

 

大学生に社員と同じような仕事を任せる長期インターンでは、応募学生の「スキル」よりも「熱意」を重視する企業がほとんどだからです。企業は志望動機を通じて、この熱意の部分を知りたいと考えているのです。

 

もちろん、インターン応募先の業界や職種経験があるに越したことはありませんが、一部のインターン経験者を除き、ほとんどの大学生は未経験からの業務スタートとなります。

 

長期インターン受入企業も、大学生にスキルがないことは百も承知しています。そもそも、本当にスキルがある人を採用して即戦力として活躍してもらいたいなら大学生ではなく、中途採用など経験者採用を行なった方が早いですよね。

 

企業が経験者ではなく、大学生を採用するのは働くことに対する「やる気」「熱意」に期待しているからです。

 

大手企業が中心となって実施される短期インターンシップとは違い、長期インターンシップを実施する企業の9割以上が、いわゆるベンチャー企業

 

これから会社を大きくしていこうと考えているベンチャー企業にとって、一緒に働くメンバーのモチベーションややる気は時としてスキルよりも大切になることがあります。

 

「成長したい」「社会人としてスキルアップしたい」等、長期・有給インターンに参加する目的は学生によって様々だと思いますが、仕事経験そのものに重きをおく学生のスタンスはベンチャーが企業成長のために求めている要素でもあるのです。

 

そのため、長期インターンの履歴書・面接を通じて、自分の志望動機をしっかりと企業へ伝えられるかどうかで合否が決まるといっても過言ではありません。

長期インターンシップの志望動機の書き方ポイント

メモをとる女性

面接と違い、履歴書では文章以外の方法で自分のインターンへの思いや姿勢など伝えることができません。

 

そのため、もし長期インターンシップ選考でESまたは履歴書が設定された際は、採用担当者に刺さるポイントを抑えて書くことが重要です。

 

以下に長期インターンの志望動機の書き方のコツを3点お伝えします。

志望動機のポイント①:長期インターンの参加理由を明確にする

そもそも長期インターン自体になぜ参加したいのか、という目的を自分ハッキリさせておきましょう。

 

アルバイトと同様に時給・日給を貰いながら業務を行う長期インターンシップ。企業側はなぜアルバイトではなく、長期・有給インターンシップへ参加したいのかという理由を聞きたいと考えています。

 

インターンシップに参加する大学生は全体の3%程度しかいません。どのような理由であれ、インターンシップに参加しようという姿勢自体は企業の採用担当者にとっても好印象です。

 

「長期インターンを通じて志望業界の働き方を経験したい」「実践型インターンシップで同期と少しでも差をつけたい」など理由が自発的なものであれば問題ないのですが、「友達に誘われて始めた」「学校でおすすめされたから」など受動的な理由は避けた方がいいでしょう

 

たとえきっかけが友達の誘いだったとしても、それだけでは採用担当者からすると意欲的に感じられません。

 

その場合は、友達のきっかけで長期インターンの存在を知り、色々なインターンを調べる中で「自分でも〜〜したい」と考え始めた。と自分の意見を主張するようにしましょう。

志望動機のポイント②:応募先企業に合った志望理由にする

数あるインターンシップの中で何故自社を選んだのかという点は、人事が最も気にしていることでもあります。

 

採用に落ちてしまう大学生の特徴として、何故その会社のインターンに参加したのかが不明瞭なケースが挙げられます。

 

最低3ヶ月〜長ければ数年に渡って学生を受け入れる長期インターンシップでは、企業も長期雇用を前提としてインターン生を採用しています。

 

企業もインターン入社初期から学生成果を出してくれるとは思っていませんが、長期的に教えながら実力をつけてもらうことで最終的には給料以上のアウトプットを出せる人材になって欲しいと考えています。

 

そのため、長期インターン採用の際には、応募者が自社に何を求めているのか、長く働いてくれそうか、という点を人事は重視しています。

 

企業に合った志望動機を書くことが出来なければ、その理由だったら自社じゃなくてもいいよねと人事側も判断せざるを得ないのです。

 

エントリー企業に合った志望動機を作るためには、事前の情報収集が欠かせません

 

長期実践型インターンに応募する際に求人サイトを利用する大学生は多いと思いますが、求人サイト経由で応募する時も求人ページをしっかりと読み込むことはもちろん、企業HPや企業が運営しているSNS他求人サイトに出している募集要項をチェックしてみるのがおすすめです。

 

その時に、企業の事業内容・採用情報を中心に調べて、「何をやっている会社なのか」「どんな人材を求めているのか」を理解するようにしましょう。

 

実際に働いたことがない学生が事業・サービス内容を100%理解することは難しいかもしれませんが、何も調べていない学生と少しでも自力で調べた形跡が見られる学生では、履歴書や面接時の志望動機に大きな違いが現れます

 

志望動機を書く時は事前に情報収集をした上で、企業との接点を見つけることが大切です。事前準備を怠らずに行いましょう。

志望動機のポイント③:企業が求める人材に合わせたPRを忘れない

3つ目は志望動機の中に「企業が自分を採用するメリット」を組み込むことです。

 

多くのインターン応募者は、〇〇に挑戦したいから御社を志望しました。〇〇を学びたいから御社を志望しました。等、応募者自身がやりたいことだけに終始した志望動機を書いてしまいます。

 

しかし、企業は学校ではありません。ボランティアで長期インターン生を採用するわけでもありません。最終的には企業を成長させていくためにインターン生を採用しているのです

 

そのため、自分がその企業のインターンシップで活かせそうな経験やスキル、強みがあれば一言添えるようにしましょう

 

例えば、営業インターンシップに参加するのであれば、飲食店バイトを長くやっていて人と話すことに慣れていることをアピールしたり、ライターインターンシップに参加するのであれば、月に3冊以上の読書習慣をアピールしても良いでしょう。

 

自分のやりたいことだけではなく、企業が自分を採用したくなるような一面を志望動機に加えてあげると採用担当者の印象もグっと変わりますよ。

複数のピースで星の形を作る

インターンの職種と仕事内容まとめ【大学生必見】

2018年11月28日

長期インターンの志望動機の例文【職種別】

元気な女性

営業の志望動機

大学生の内から社会人同等の営業力を身に付けたいと思い、貴社インターンシップを志望します。

 

大学時代は、アルバイトとして新聞の飛び込み営業を1年間経験してきました。

 

この度、営業に強みを持っている御社で働くことでイチ営業として更にスキルアップしたいと考えております。バイト経験で培ったコミュニケーション力を活かして、貴社に貢献していく所存です。

エンジニアの志望動機

プログラミングスキルを磨きたいという思いから、貴社エンジニアインターンシップを志望します。

 

貴社は少数精鋭のエンジニアメンバーで活動されているということで、そのような環境に身を置くことでスピード感を持ってスキルアップできるのではないかと考えております。

 

プログラミングは、大学の授業でJavaとC#を1年間、趣味として独学でJavaScriptを6ヶ月間勉強してきました。

 

プログラミング経験を活かして、貴社メンバーとしていち早く貢献できるように精進していく所存です。

マーケティングの志望動機

在学中から実践的なインターンシップを通じて、ビジネスマンとして成長したいと思い、貴社インターンを志望しました。

 

現在は理系学部に所属し、主に情報処理分野を学んでおります。貴社では「数字に基づいて論理的に考える」という風土があるということで、大学時代に身に付けた数学的思考力を活かせるのではないかと考えております。

 

また、自分の興味からwebマーケティングの本を読んだこともあり、基礎的な用語などは意味を理解しています。貴社メディアを更に大きくしていくためにいち早く成長したいと考えています。

おわりに

ネクタイを締めるビジネスマン

長期インターンシップの選考通過率はおよそ25%。企業の募集人数や採用条件にもよりますが、アルバイトのように勤務条件さえあえば、合格というケースは珍しいです。

 

採用担当者が興味を持つように志望動機を考えてアピールすることで、長期インターンの合格確度も大きく変わってくると思いますよ。

 

ぜひ本記事の内容を参考にしてください。みなさんが長期インターンシップに参加できることを心から応援しています。

 

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