インターンのエントリー動画ってどうやって撮影すればいいの?服装や髪型はどうしたらいい?動画選考突破のためのコツは?
今回は、国内最大級のインターンシップ募集サイト「ゼロワンインターン」運営スタッフである筆者が、インターンの動画選考でお悩みの就活生の役に立つ情報をまとめます。
- インターン動画を撮影する時に適した服装・髪型が分かる
- エントリー動画の撮影方法が分かる【簡単4ステップ】
- インターンの動画選考を突破するための3つのコツが分かる
この記事の目次
企業がインターンで動画選考を導入する目的
採用担当者が効率的に選考できる
大手企業や就活の人気企業では、毎年何千〜何万の就活生がインターンシップにエントリーします。
採用担当者も全ての学生と直接会うのは現実的に難しく、また、膨大なエントリーシートを一枚ずつ読むのも膨大な時間がかかってしまいます。
そこで、「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと」などを30秒から1分程度で動画にしてもらうことで、従来のエントリーシートよりも効率的にインターンの選考を行うことができ、人事担当者の工数も大幅に削減することができるのです。
ESでは得られない学生の人柄や熱意を見るため
エントリーシートでは、文字情報だけで学生の良し悪しを見極めなければなりません。
しかし、動画選考であれば、学生の雰囲気や人柄、熱意など、活字だけでは分からなかったその人の魅力をみることができます。
学生にとってもエントリー動画を活用することで、これまでESでは難しかった個性や長所を企業へ伝えることができます。
そういった意味で、動画選考は、企業にとっても学生にとっても効果的な選考手法と言えるのではないでしょうか。
インターンのエントリー動画を撮る時の服装・髪型は?【男女別】
エントリー動画は私服OK?
エントリー動画の服装はスーツが一般的です。多くの場合、エントリームービーはESの代替として利用されるため、基本的にはインターンの履歴書やES、面接時の服装と同じと考えれば良いでしょう。
以下、男女別でポイントをご紹介します。
男性の服装マナー
- スーツの色は、黒・紺・グレーのいずれかがおすすめ。
- シャツは白が無難です。ワイシャツの下に着るインナーは白がマナー。黒色や色付きのインナーは避けましょう。
- ベルトと靴は同じ色をセットにします。
- 派手な色のネクタイはNG。ブルー・エンジなどのベーシックな色で良いでしょう。
女性の服装マナー
- スーツは黒かグレーを選びましょう。スーツの下に着るブラウスは白が基本です。
- メイクにも注意しましょう。カラコンは派手なアイシャドウ、キラキラしたグロスは良い印象を与えません。
ただし、男女ともにアパレル系などファッションセンスが選考基準になる可能性がある場合は、私服でもOKです。企業にあった雰囲気の服装を選んでください。
男女別の髪型チェックポイント
男性のヘアスタイル
- 基本は黒髪。茶髪や金髪はNGです。
- 長髪や寝癖も注意しましょう。
- 過度なパーマやワックスのつけすぎは注意。
- 短髪がおすすめ。前髪が眉毛にかかる、揉み上げが耳にかかる、襟足が長すぎるなどは避けて、清潔感を感じる髪型にしましょう。
女性のヘアスタイル
- 女性は眉毛や額が出るように前髪をセットすると明るい印象が伝わります。
- ハーフアップやポニーテールなど耳が出るヘアスタイルがおすすめ。
- パーマはボサボサな印象を与えないように。
動画の撮り方を4ステップで解説!スマホはOK?
インターン選考で使うエントリームービーの撮影方法は、以下の4ステップです。
- 撮影機材を準備する
- 動画を撮る前に台本を用意する
- 繰り返し動画を撮影して、納得いく仕上がりに!
- 撮影した動画をアップロードする
- 撮影機材を準備する
機材はスマホ、タブレット、ビデオカメラなどいずれでも大丈夫です。多くの就活生はスマホで撮影しているようです。自分で撮影ができない場合は、友達に撮影を頼むと良いでしょう。
自分だけではなく、友達からアドバイスを貰うことができるのでおすすめです。
- 撮影に必要な図やフリップがあれば用意する
撮影前に台本を決めておきましょう。企業からエントリー動画の撮影時間が指定されていると思うので、その時間内で収まるように事前にタイマーなどで測りながら練習をしておきましょう。
フリップやホワイトボードなどで伝えたいポイントをまとめて、視覚的に理解しやすい内容にするのも効果的な方法です。
- 繰り返し動画を撮影して、納得いく仕上がりに!
面接と違い、動画は何度でもやり直しがききます。自分の動画を都度見返しながら、細かい部分にこだわってブラッシュアップしていきましょう。
- 撮影した動画をアップロードする
企業ごとに指定された容量や解像度、サイズが決まっています。基本的にスマホで撮影した動画であれば、上記の指定からはみ出ることはないでしょう。
ビデオカメラなどで撮影した場合は、サイズオーバーになる可能性もありますのでアップロード前にサイズ変更をしておきましょう。
インターン選考突破のための動画撮影のコツ
撮影のコツ①:結論から話す
インターンシップ採用担当者の気持ちになって考えましょう。ESよりも手間がかからないとはいえ、採用担当者は膨大な数のエントリームービーを閲覧しなければなりません。
そうした背景を踏まえると、たとえ1分の動画だとしてもあなたの動画を全て採用担当者が見てくれる保証はありません。
1分の動画を全て見てもらえるものだと思わずに、まず冒頭の10〜20秒程度で相手の気持ちを掴むために結論から話すのが大切です。
撮影のコツ②:カメラを見てハキハキと喋る
1分という短い時間では、その内容よりも表情や視線、声のトーンなど視覚的・聴覚的な部分が大きく印象を左右することを覚えておきましょう。
カメラの向こうに採用担当者がいると思って、カメラを見ながらハキハキと話します。
動画だと自分が思っている以上に声や表情が伝わりづらいものです。普段のテンションよりも一段階高い自分で撮影に臨むくらいで丁度良いでしょう。
撮影のコツ③:撮影は明るい場所で。屋内・屋外どちらでもOK
撮影は明るく、静かな場所で行います。
撮影場所の制限がなければ、個性をアピールするために自分に合った場所を選べばOKですが、周りの騒音で声が聞き取りづらくなってないか。暗い場所で顔が見えづらくないか。などは注意が必要です。
おわりに
今年は、JAL、丸紅、伊藤忠、東急不動産などの大手企業のインターンシップでもエントリー動画が必須となっています。
動画はエントリーシート以上に自分のキャラクターを伝えられますが、だからこそ、見た目や表情、声の大きさなど細かい部分も意識していきましょう。
あなたの魅力が企業に伝わり、無事インターンシップに参加できることを願っています。
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