この企業で募集中の長期インターン
参加したインターン先企業名: メタデータ株式会社
参加したインターン: エンジニア/プログラミング
名前: 木下陸也
大学名: 筑波大学
学年(取材時): 修士2年
応募前の自分は、AIの基礎知識はあるけど、実務でコードを書いた経験はそこまで多くありませんでした。なので正直、「ちゃんとお客さんに出せるレベルのコード書けるのかな…」って不安はありました。 また、論文執筆の時期とかは忙しさが読めないので、継続してコミットできるかも心配でした。 それでも最先端のAI技術に触れられる環境で、ちゃんと実務として“動くもの”を作れる経験が積めそうだと思い、応募を決定しました。
働き方はフルリモートで、週1回のMTGで進捗報告と相談をします。 普段のやりとりは基本非同期ですが、詰まったところは相談しやすい雰囲気でした。リモートだからこそ、自分から状況を共有したり、進め方を整理して話すのは大事だなと感じました。
プロジェクト例して、AIをファインチューニングして 日本語(特に医療ドメイン)に強いモデル にするというものがありました。汎用モデルだと医療系の日本語データで微妙にズレた回答をしたり、専門用語でミスることがあって、そこを改善する必要がありました。 自分の担当は、ファインチューニング用の データセット設計 と、実際に回す ファインチューニングコードの作成 です。 ただモデルを一回学習させて終わり、ではなく、学習をいくつかの段階に分けて進めました。特に大変だったのは、当時最先端だった 強化学習ベースのファインチューニング(reinforcement finetuning) の実装で、学習が安定しない・評価が難しい、みたいな壁が何回もありました。 結果として、これまで日本語の医療ドメインデータセットで誤答していたパターンを正しく答えられるようになって、モデルの改善を実感できました。
一番大きかったのは、コードを「動けばOK」で終わらせず、あとから拡張できる設計にしたり、レビュー前提で整える意識がついたことです。 あと、社内でまだ共有されていない情報やハマりポイントは、ナレッジとしてまとめて残すようになりました。自分だけ分かってればOKじゃなくて、チーム全体が早く進める状態を作るのが大事だなって思いました。
稼働はかなり柔軟で、好きな時間に働けるので両立はしやすかったです。論文執筆などで忙しい時期も、早めに共有すれば調整できました。
就活では、研究の話だけじゃなくて「要件を理解して、自分で設計して、実装して、改善した」経験として話せたのが強かったです。 面接でも、現場っぽい苦労(評価設計とか、安定化の工夫とか)を具体的に話せるので、手応えはありました。