この企業で募集中の長期インターン
株式会社Lit Ship
営業 東京都【リクルート・大手コンサル内定多数】企画×営業長期インターンシップ
株式会社Lit Ship
企画 東京都【平均時給1800円/未経験OK】企画営業×AIで同世代の最前線へ
参加したインターン先企業名: 株式会社Lit Ship
参加したインターン: 営業
名前: 青木 郁花
大学名: 専修大学
学年(取材時): 既卒(学部)
今回お話を伺ったのは、Lit Shipの卒業生(OB)である青木郁花さん。彼女はコロナ禍で思うように学生生活を送れず、「ガクチカがない」という焦りからインターンシップの門を叩きました。しかし、そこには想像を絶する困難が。なんと5ヶ月以上もの間、ほとんど成果を出せない日々が続きます。「自分は迷惑な存在だ」と悩みながらも、彼女は諦めませんでした。支えてくれたのは、 Lit Shipで出会ったかけがえのない仲間たち。彼らと共に壁を乗り越え、リーダーを任されるまでに成長した経験は、現在の彼女のキャリア、そして人生の大きな糧となっています。卒業後も続く仲間との絆、そして困難の先に見つけた本当の成長とは何か。リアルな言葉で語っていただきました。
一番のきっかけは、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を作りたいという思いでした。私の大学生活はちょうどコロナ禍と重なってしまって。サークルもゼミも本格的に活動できず、「自分は学生時代に何を成し遂げたんだろう?」と振り返った時、胸を張って言えることが何もなかったんです。就職活動で自分の強みを聞かれた時に、このままでは何も話せないなという強い焦りがありました。 そんな時にLit Shipのインターンを見つけて、まず「楽しそう!」って直感的に思ったんです。募集の写真から伝わる雰囲気がすごく良くて。それに、もともとエンタメ業界に興味があったので、営業だけでなくマーケティングやSNS運用も学べるという点に強く惹かれました。他の学生と何か違う経験をしたい、自分の武器になるスキルを身につけたい、そんな思いで飛び込むことを決めました。
「会社らしくない」文化に一番驚きましたし、そこが最大の学びの場でした。Lit Shipは、業務の枠を超えて「これから社会で生きていくために必要な力」を本気で育てようとしてくれる場所でした。例えば、週に一度の「トップセールスアカデミー」では、営業のトップランナーから直接指導を受けられたり、社会人になってから本当に役立つお金の勉強…例えば税金の仕組みや資産形成(FP)について学ぶ機会があったり。これって、普通の大学生活では絶対に教えてもらえないことですよね。 そういった環境づくりをしてくれたことが、本当に印象に残っています。社会人になった今、当時学んだ知識が直接的に役立っていると感じる場面も多く、本当に感謝しています。
入社してから5〜6ヶ月間、ほとんど契約が取れなかったことが最大の壁でした。周りの同期がどんどん成果を出していく中で、自分だけが全く結果を出せない。稼働すればするほど、「自分は会社にとって迷惑な存在なんじゃないか」「お給料をもらっていいんだろうか」と、精神的にかなり追い詰められましたね。本当に辛かったです。 でも、そこで腐らなかったのは、私以上に私のことを考えてくれる仲間がいたから。そして、その仲間たちに応えたい一心で、私自身も二つのことを徹底しました。一つは、「誰よりも行動すること」。ロープレ(営業練習)には誰よりも多く参加しました。もう一つは、「素直に周りを頼ること」。それまでは一人で抱え込んで空回りしていましたが、成果を出しているメンバーに「どうやってるの?」と積極的に聞きに行き、アドバイスを素直に実行したんです。 その結果、徐々に成果が出るようになり、最終的には月間成績で上位10%に入るまでになりました。この経験から学んだのは、一人でできることには限界があること、そして、支えてくれる仲間がいるからこそ、人は本当に強くなれるんだということです。
大学の友人とは全く違う、「同志」と呼べる一生モノの仲間に出会えました。学校の友達が「ヨッ友」で終わってしまうこともある中で、Lit Shipで出会った仲間は、良いことも悪いことも全て共有できる、本当に深い関係です。お互いの成果を自分のことのように喜び、私がどん底にいた時は本気で心配し、手を差し伸べてくれました。 今でも定期的に集まって旅行に行ったり、飲みに行ったりしています。中には「将来、一緒に会社をやろうぜ」なんて熱い話をする仲間もいるくらいです(笑)。仕事の仲間という枠を完全に超えて、これからの人生もずっと一緒に歩んでいくんだろうなと思える。そんなかけがえのない存在に出会えたことが、Lit Shipでのインターンで得た最大の財産だと思っています。
リーダーを経験させてもらったことで培われた「チーム全体を俯瞰する視野」が、今の仕事に直結しています。リーダーになる前は、正直自分の数字や目標のことだけを考えていれば良かった。でもリーダーになると、チーム全体の目標達成のために、メンバー一人ひとりをどうサポートし、どう動かすかという視点が求められます。 この経験のおかげで、社会人になった今も、自分の業務が落ち着いたら「チームのために他に何かできることはないか?」と自然に考えられるようになりました。例えば、後輩が困っていたら声をかけたり、チーム全体の数字を良くするための提案をしたり。こうした動きが上司からの評価にも繋がっていますし、何よりチームで成果を出す喜びを感じられるようになりました。この視点は、Lit Shipでの経験がなければ身につかなかったと思います。
何よりも「素直さ」が大事だという価値観を学びました。ここで言う「素直さ」は、ただ言われたことを聞く、という意味だけではありません。特に、自分の弱みやできないことを正直に認め、それを隠さずに周りに「助けてほしい」と相談できる素直さです。以前の私は、自分の弱みを人に見せるのがすごく苦手で、何でも一人で解決しようとしていました。成果が出なかった5ヶ月間は、まさにその典型でしたね。 でも、勇気を出して仲間を頼ったことで、状況が一気に好転しました。この経験を通して、一人で悩んでいる時間は本当にもったいないし、素直に人を頼ることが成長への一番の近道なんだと痛感しました。この価値観は、社会人として多くの人と関わりながら仕事を進めている今も、私の行動の根幹になっています。
間違いなく、「もっと徹底的にPDCAサイクルを回す」ことを意識します。当時の私は、アドバイスをもらったらとにかく行動する(Do)ばかりで、その結果を振り返って分析する(Check)、そして次の行動を改善する(Action)という部分が圧倒的に足りていませんでした。がむしゃらに動くことも大切ですが、それだけでは成長のスピードは遅いんですよね。 今の私なら、まず月間の目標(KGI)を達成するために、「1稼働あたり何件声をかけるか」「商談の受注率は何%か」といった具体的な数値(KPI)にまで落とし込みます。そして、稼働後には必ずその数値を振り返り、「なぜ目標を達成できなかったのか」「次はどうすれば改善できるのか」を論理的に分析します。このサイクルを回せていれば、あの5ヶ月間の苦しい時期も、もっと早く抜け出せたかもしれませんね(笑)。
二つのタイプの学生に、特におすすめしたいです。一つ目は、過去の私のように、自分に自信がなかったり、何かしらのネガティブな気持ちを抱えていたりする学生。Lit Shipでの経験は、楽しいことばかりではありません。むしろ、大変なことの方が多いかもしれない。でも、その高い壁を仲間と乗り越えた経験は、何物にも代えがたい本物の自信になります。 そして意外かもしれませんが、二つ目は「自分はデキる」と思っている自信満々の学生です。学生の世界で通用していたことが、社会では全く通用しないという現実に直面すると思います。一度その鼻をへし折られる経験(笑)は、自分の現在地を客観的に知る上で非常に重要です。そこで腐らずに這い上がれた時、その自信は本物の強さに変わるはずです。
正直に言うと、「この役職に就きたい」といった明確な目標は、まだありません。でも、ビジョンはあります。それは、「将来、自分が本当に『これをやりたい!』と思った時に、いつでも挑戦できるスキルと状態を身につけておくこと」です。 そのために、今は目の前の仕事で着実に成果を出すことを大切にしています。営業としてのスキルはもちろん、後輩育成やマネジメントにも積極的に関わって、自分の「できること」の幅を広げていきたいです。今は種まきの時期だと思っていて、様々な経験を積むことで、いざという時に大きな花を咲かせられるようなキャリアを歩んでいきたいですね。Lit Shipでの経験が、そう思えるだけの土台を作ってくれたんだと思います。
これからインターンに挑戦する皆さんは、おそらく、これまでの人生で一番と言っていいほど、大変な経験をすることになると思います。でも、その分、他では決して得られない大きな成長と、一生涯の仲間が待っています。 活動していく中で、絶対に「自分、向いてないかも…」と思う瞬間が来るはずです。でも、そこで諦めてしまうのは本当にもったいない。どうか、「あと1日だけ頑張ってみよう」「あと1週間だけ続けてみよう」と、少しだけ粘ってみてください。その一歩を踏みとどまった先に、今の皆さんには想像もできないような、素晴らしい景色が広がっているはずです。皆さんの挑戦を、心から応援しています!