この企業で募集中の長期インターン
参加したインターン先企業名: 株式会社伊藤佑ホールディングス
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: Y.S
大学名: 同志社大学
学年(取材時): 大学2年生
実は、最初から強い目的意識があったわけではないんです。大学2年生になって「何か新しいことを始めたいな」という、すごく普通の気持ちがきっかけでした。周りに長期インターンをしている友達もいなかったので、詳しく分からないままゼロワンインターンを見ていて、直感で応募した感じです。大学から電車で5分くらいとアクセスが良くて、「雰囲気も良さそう」と思えたのも大きかったです。静岡から出てきて関西で一人暮らしをしているので、授業と飲食のアルバイト、サークルに加えて、もう一つ「会社」という新しい居場所を作ってみたい、という好奇心が勝ちました。
一言で説明するのが難しいくらい、事業の幅が広い会社だと思います。エネルギー関連をはじめ、不動産やフィットネス、コンビニエンスストアなども展開していて、「いろいろやっている会社だよ」と友達には話しています。店舗も約66店舗あると聞いていて、実際に働いてみると本当にいろんな職種の方と関わる機会があります。オフィスに入ると、普段の学生生活では出会わない仕事の話を聞けることも多くて、「世の中にはこんな仕事もあるんだ」と発見が多いです。
私は店舗の現場ではなく、本社側の「人事・総務・広報部」という部署で働いています。仕事は大きく分けて2つの軸があります。1つは社外向けの広報で、Instagramの運用や社員の方へのインタビューを通して、会社の魅力を発信すること。もう1つは社内向けで、社員の皆さんが自社により愛着を持てるような社内イベントの企画・運営に関わっています。現在は、その社内イベントの一つを中心に担当しています。
今メインで担当しているのが、全社員を対象にした「ウォーキングイベント」です。上司からは「前回のやり方をそのまま踏襲するのではなく、大きく変えてほしい」と言われ、イベントの目的や仕組みを考えるところからスタートしました。 参加しやすくするための工夫や、予算の配分、景品の内容、表彰の場づくりまで、関わる範囲はとても広いです。基本的には自分で案を出し、上司の方とすり合わせながら進めています。Excelでの予算管理も初めてで、最初は数字を合わせるだけでも必死でした。
社内イベントの企画を進める中で、「現場の気持ちを想像しきれていなかった」ことに気づいた経験です。ウォーキングイベントの案を持っていった際に、「これだと現場の負担になるかもしれないね」と、何度も指摘をいただきました。 私は本社のオフィスで働いていますが、社員の多くはガソリンスタンドや店舗の最前線で働いています。忙しい中でも、どうすれば無理なく、楽しんで参加してもらえるのか。自分本位な理想の企画ではなく、現場のリアリティに寄り添うことの大切さを実感し、何度も企画を練り直しました。
最初は、「あんなに考えたのに……」と落ち込むこともありました。でも上司が「あなたのオリジナリティを出していいよ」と、ずっと背中を押してくれていて。ただダメ出しをされるのではなく、「どうすればもっと良くなるか」を一緒に考えてもらえる環境だったので、次第に指摘を「自分の否定」ではなく、「社会人としての視点を学ぶ機会」だと捉えられるようになりました。最近では「成長したね」と声をかけてもらえることも増え、それが一番の原動力になっています。
長期インターンを始めて一番最初に感じたのは、「ビジネスの場での伝え方」の難しさでした。学生同士の会話やアルバイト先でのコミュニケーションとは、言葉の選び方の基準がまったく違っていて、最初は自分の考えを上司にうまく伝えられず、もどかしい思いをすることも多くありました。 例えば、メール一通送るだけでも、失礼がないか、意図が正しく伝わるかを考えていると何時間もかかってしまって……。「相手の時間を奪わずに、正確に伝える」という社会人としての基準の高さに、最初は圧倒されました。 そんな中で支えになったのが、職場の上司の存在です。皆さん本当に優しく、何も分からない私に一から丁寧に教えてくださいました。メールの書き方も何度も添削していただき、質問の仕方も一つずつ指導してもらいました。 指摘も「否定」ではなく、「どうしたらもっと良くなるか」という前向きなフィードバックとして伝えてもらえたのが印象的です。正解を待つのではなく、まず自分で考えて提案してみる。その積み重ねの中で、少しずつビジネス特有の言葉遣いや考え方が身についていった感覚があります。
自分が関わったSNSの投稿や、企画したイベントに、実際の反応が返ってきたときです。例えば、社内向けの告知資料を作って展開した際に、それを見た社員の方が行動に移してくれたことがありました。 これまでは、用意されたマニュアルに沿って進める仕事が中心でしたが、今は自分の考えた案が社内の動きにつながっていると感じられるようになりました。リサーチや資料作成も少しずつ効率よく進められるようになり、その分「どうしたらもっと良くなるか」を考える時間に充てられています。 そうした積み重ねの中で、自分の成長が会社への貢献につながっていると実感できたことが、今の一番のやりがいです。
正直、簡単ではないですが、その分工夫する力は身についたと感じています。試験やレポートの時期は、一日中パソコンに向かっている日もありますが、以前よりも時間の使い方を意識するようになりました。 以前はスケジュールを頭の中で管理していましたが、今はダブルブッキングしないよう、スマホに細かく予定を入れて視覚化しています。インターンがある日は朝から出勤し、その後に大学の課題、週末は飲食店のアルバイトという生活です。決して楽ではありませんが、自然と早起きが習慣になり、限られた時間の中で優先順位をつけて動けるようになりました。 振り返ると、時間の使い方はこの半年で一番成長したスキルかもしれません。
以前は、会社で働くことに対して「大変そう」「忙しくて辛そう」というイメージを持っていました。でも実際にインターンをしてみると、忙しい中でも楽しそうにコミュニケーションを取りながら働いている社員の方が多く、その印象は大きく変わりました。 今は「大手だから」という理由だけで選ぶのではなく、「自分の得意を活かして、前向きに働ける場所かどうか」を大切にしたいと考えるようになっています。また、実務を通して「人の魅力を引き出すこと」や、「形のないところから企画を考えること」に面白さを感じている自分にも気づきました。 まだ具体的にどの職種に進むかは決めていませんが、日々の業務を通して「自分は何にやりがいを感じるのか」を少しずつ理解できている感覚があります。伊藤佑の社員の皆さんのように、目の前の仕事に誠実に向き合いながら、楽しんで挑戦し続けられる社会人になりたいです。
「きっかけは本当に小さくて大丈夫だよ」と伝えたいです。私も、エントリーシートを書いたことすらない状態からのスタートでした。スキルも知識もなくて不安はありましたが、一歩踏み出してみると、何も分からない学生をきちんと受け止めて、育ててくれる大人がいました。 長期インターンは、ただ働くだけの場所ではなく、自分の価値観や視野を広げてくれる場所だと思います。少しでも気になっているなら、勇気を出してそのドアを叩いてみてほしいです。