この企業で募集中の長期インターン

参加したインターン先企業名: 株式会社Hyatt
参加したインターン: マーケティング/広報
名前: 大島みさ
大学名: 明治大学
学年(取材時): 大学2年生
長期インターンに参加しようと思ったきっかけは、学生のうちに実際のビジネスの現場に身を置き、自分の力を試したいと考えたからです。授業やアルバイトでは得られない「責任を持って任される仕事」や「数字を意識した成果」を経験することで、社会人として必要な力を早くから磨きたいと思いました。 また、将来のキャリアを考えるうえで、自分がどのような仕事にやりがいを感じるのか、どんな働き方をしたいのかを知るには、実際に企業の中で働いてみることが一番だと考えました。そこで、長期的に関われるインターンを通じて、日々の業務の積み重ねや社員の方々とのやりとりから学び、自分自身の成長につなげたいと思い参加を決めました。
この長期インターンでは、行政の入札案件に関わる機会をいただきました。具体的には、仕様書の読み込み、企画提案書の作成補助、見積り資料の整備などに携わり、プロジェクトがどのように進められていくのかを実務の中で体験しました。 特に印象的だったのは、入札案件では「内容の良さ」だけでなく、実施体制や予算配分、スケジュールの現実性といった多角的な視点が評価されるという点です。行政担当者に安心感を持ってもらえるよう、根拠を明確に示すことの重要性を学びました。 この経験から、私は 論理的に資料を構成する力 と 数字を根拠にして説明する姿勢 を身につけることができたと感じています。また、チーム内での確認や修正を繰り返す中で、正確性とスピードを両立する難しさ や 他者の視点を取り入れる大切さ も学びました。 入札案件は一見事務的に思えますが、実際には「いかに相手に安心して任せてもらえるか」を競う提案の場であり、その奥深さを知る貴重な機会となりました。
今回の長期インターンで最も印象的だったのは、行政向け入札案件の提案書をチームで仕上げた経験です。初めて仕様書を読んだときは専門用語や制約が多く、正直「自分に理解できるのだろうか」と不安になりました。しかし、社員の方からアドバイスを受けながら何度も読み返し、分からない部分を一つひとつ整理するうちに、全体像が見えてきました。 特に難しかったのは、予算配分の説明をつくる場面です。単に数字を並べるのではなく、「なぜこの費用が必要なのか」「どのような成果につながるのか」を行政担当者に納得してもらえる形にする必要がありました。そのときに意識したのは、専門知識のない相手にも分かりやすい言葉で説明することです。グラフや図表を加えながら構成を工夫したことで、最終的には「説得力が増した」とフィードバックをいただき、大きな達成感を得ました。 この経験を通じて、私は 複雑な情報を整理し、相手の立場に立って分かりやすく伝える力 の重要性を強く実感しました。今後もこの学びを意識しながら、自分の強みにしていきたいと考えています。
特に印象的だったのは、意見の衝突を恐れない文化です。提案の打ち合わせでは、社員同士が真剣にぶつかり合い、「本当にそれで行政は納得するか?」と厳しい質問が飛び交いました。その場面を見て、本気の議論こそがアイデアを深める原動力になると感じました。 一方で、議論が終われば雰囲気は一気に和らぎ、冗談や雑談も交わされる。ぶつかるときは全力でぶつかり、終われば互いを尊重して和やかに戻る――そのメリハリが、このチームの大きな魅力でした。だからこそ、厳しい議論も決してギスギスせず、むしろ「同じゴールを目指している仲間」としての信頼関係を強く感じました。
私が他の大学生に長期インターンをおすすめしたい理由は、“学生という立場でありながら社会人の現場に本気で触れられる” からです。 長期インターンでは、日々の業務の積み重ねを通じて、成果を出すまでのプロセスやチームで働くリアルな難しさに直面できます。私自身、入札案件に関わる中で「数字を根拠に考えること」「相手の立場に立って伝えること」の重要性を学びました。これは授業だけでは決して得られない経験でした。 また、就職活動に役立つのはもちろんですが、自分の適性や将来像を知るきっかけにもなります。実際に働いてみると、「自分はこの分野に向いている」「逆にこの仕事は合わないかもしれない」と気づける。早い段階でそうした発見ができるのは、長期インターンならではの価値だと思います。 だからこそ、もし少しでも「挑戦してみたい」という気持ちがあるなら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。正解を探す場ではなく、自分の可能性を広げる場として、長期インターンは大きな意味があると感じています。