インターンでも頻出!社会人必須のビジネス用語8選

インターンに参加すると、毎日社員の先輩とビジネスの話をしたり仕事の指示を受けたりすることになります。

 

しかし、聞いたことのないカタカナの言葉やビジネス用語が飛び交い、何を言っているのか分からない…なんてことになるインターン生も多くいます。

 

社員の先輩が何を話しているのか、正しく理解できないと認識に齟齬が生まれて仕事をきちんとこなせなくなってしまいますよね。

 

今回は、インターンでも頻出のカタカナビジネス用語を8つ解説していきます。この機会にしっかりと意味を押さえて、インターンで活躍できるようになりましょう!

 

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社会人になるとカタカナのビジネス用語が常識になる

大学生活ではめったに触れることのないビジネス用語。しかし社会人になると、上司や先輩も皆当たり前のようにカタカナのビジネス用語を使うことになります。というのも、ビジネスの世界では日本語で言うと微妙にニュアンスが違って伝わりづらいという言葉も多く、それらはそのままカタカナのビジネス用語として使うことにしているからです。

 

とくに、WebやIT、マーケティング業界は日々新しい概念や言葉が生み出されているので、外国語のまま日本に取り入れるケースが多々あります。

 

インターンに参加して社会人とビジネスの話をするときには、ビジネス用語が常識という前提で話が進みます。それらの正しい意味を理解していないと、社員の先輩の指示内容が理解できず業務に支障をきたしてしまいますよね。

 

なので、インターンで活躍するために、また社会人として同期のライバルに一歩差をつけるために、カタカナのビジネス用語は早めに意味を把握しておくべきなのです。

 

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インターンでも頻出!これだけは押さえておくべきカタカナビジネス用語8選

カタカナのビジネス用語の中でも、業界を問わず広く使われている用語を8つご紹介いたします。あなたは何個意味を知っていますか?意味を考えて、答え合わせをしながらチェックしてみてください。

 

1.エビデンス

エビデンス(evidence)とは、「証拠、証言、形跡」という意味。

 

ビジネスの世界では、社内外を問わず交渉事をする際に、口頭で言ったか言わなかったかでトラブルになるケースが多々あります。交渉でトラブルを防ぎ不利にならないためには、誰が何を言ったか・同意したかを証拠として残しておくことが重要。そのため、ビジネスでは「エビデンスを残す」という言い方が多用されます。

 

インターンで何か交渉事をする際は、議事録を書くなどして必ずエビデンスを残すようにしましょう。たとえ電話で話した内容でも、後にメールで文章化して、交渉相手と関係者をccに入れた上で共有しておく必要があります。インターンでエビデンスを残す癖をつけておけば、社会人になってからもトラブルを防ぐことができるでしょう。

 

2.タスク

タスク(task)とは、「課された仕事、課題」という意味。

 

インターンで「今日のあなたのタスクは議事録作成とエクセルの表入力ね」と指示を受けたら、今日の仕事は…という意味でとらえてください。

 

ビジネスでは会社内だけでなく、協力会社など多数の人々と協力して仕事を進めることになります。社会人として経験を積んで先輩・上司の立場になったり、ディレクションが必要な職務についたりすれば、関係者のタスクを常に把握しておく必要があります。

 

タスクの進行が漏れていると、仕事が前に向いて進まず納期に間に合わなくなってしまいます。インターンに参加している内から、自分だけでなく人のタスクにも注意を払い、タスク管理に慣れてビジネススキルを高めておきましょう。

 

3.アジェンダ

アジェンダ(agenda)とは、「議題、計画」という意味。

 

ビジネスでは、会議やプロジェクトをはじめる上で、やるべきことを箇条書きなどでまとめた資料をアジェンダと言います。

 

とくに大規模なプロジェクトでは、最初のアジェンダで基本的な方向性や重要な項目を共有することになるため、プロジェクト進行中は定期的に見返して、道をそれてしまっていないか確認することになります。

 

インターン生や新入社員は会議のアジェンダ作成をタスクとされる機会が多いので、しっかりと意味を押さえておきましょう。

 

4.ナレッジ

ナレッジ(knowledge)とは、「知識、情報」のこと。

 

とくにビジネスでは「有益な情報」「付加価値のある経験や知識」というニュアンスで用いられます。

 

企業では、新規顧客獲得に成功した営業トークや戦略、改善に成功した施策など、成功事例のナレッジは積極的に社内共有し、社員全体の知識レベルを底上げしていきます。

 

インターンでも企業のナレッジを吸収して、実績を残せた場合は、そのナレッジを社員の先輩に共有してみましょう。

 

5.フィックス

フィックス(fix)とは、「固定、日時・場所を決める」という意味。

 

「今度の会議は10日の14時でフィックス」と言われたら、その日時で確定したと捉えるようにしてください。

 

日時・場所以外では、完成させる納期についてもフィックスと表現することが多いです。「その資料、25日にフィックスで進めて」と言われた場合、25日に初稿(最初に提出する未完成版)を渡したのではいけません。25日に完成させなければならないので、それよりも早いタイミングで初稿を提出し、修正のチェックバックを重ねて完成に近づけていく必要があります。

 

フィックスまでのスケジュール管理は、自分や関係者のスキルを見極めて適切に設定する必要があります。無理なスケジュールをたてて予定通りにフィックスしなければ、相手からの信用を大きく損なうことになるためです。

 

6.セグメント

セグメント(segment)とは、「分割された一部分」という意味。

 

マーケティングやWeb業界でとくに使用される言葉で、価値観や購買傾向、行動など「顧客やユーザーをある基準で分割した同質なグループ」という意味になります。

 

様々なニーズを持つ人々に効率よく商品・サービスを知ってもらうためには、ターゲットを絞って市場をセグメントで切り、広告などを展開していく必要があります。

 

セグメントの切り方は様々で、「20~23歳の女性」「朝にスッキリとしたいビジネスマン」「新しい知識を学びたいリタイア組」など、切り口が特徴的であればあるほどターゲットに興味を持ってもらえる可能性が高くなります。

 

インターンや日常生活でも、人々をセグメント化して見てみると、新たな発見があるかもしれませんね。

 

7.フェーズ

フェーズ(phase)とは、「局面、段階」という意味。

 

長期間に渡るプロジェクトなどで、「第一フェーズ」「第二フェーズ」といったように、スケジュールの区切りを把握する必要がある場合によく使われる言葉です。

 

段階を踏んで進めていく仕事は、進捗を管理するために今どのフェーズに位置しているのかを常に把握しておかなければなりません。

 

フェーズごとに進捗状況を管理することで、進行上のミスや出戻りリスクを回避できるためです。

 

8.アサイン

アサイン(assign)とは、「任命、割り当てる」という意味。

 

関係者の多いプロジェクトなどで、「デザイナーは〇〇、プログラマーは××をアサインする」といったように、役割を任命するシチュエーションで使用される言葉です。

 

プロジェクトの責任者やディレクターになると、その案件を進めるにあたり最適なスキルをもった人材をアサインしなければなりません。

 

インターンでも、周りの社員の先輩のスキルや得意分野を把握して、このプロジェクトなら△△さんをアサインするな、といったような想像をしてみるとビジネススキルも鍛えられますよ。

 

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まとめ

一見小難しいカタカナのビジネス用語ですが、一度覚えてしまえば便利なものです。今回紹介した用語以外にもまだまだたくさんあるので、自主的に調べて覚えてみてください。

 

もしインターンで分からない用語に出会ったら、恥ずかしがらずに社員の先輩に意味を聞くようにしましょう。理解したフリをして捉え間違っており、指示された仕事をこなせなければ評価が下がってしまいます。

 

覚えた用語は自分でも使用することで、記憶にも定着していきます。新しく覚えた単語や先輩社員に教えてもらった用語はメモを取り、インターンでも積極的に使っていきましょう。