理系学生はインターンシップを!経験者がおすすめする理由

【プロフィール】
吉見大夢(右)
立教大学理学部数学科4年。アプリ開発会社で2ヶ月間のインターンシップを経験した後、2015年10月からからくり株式会社のインターンシップに参加。
2017年4月より、からくり史上2人目の新卒社員として入社予定。
丸川大輝(左)
慶應義塾大学大学院理工学研究科管理工学科専攻修士2年。修士1年目の2015年4月から、からくりでエンジニアインターンシップを開始。
2017年4月より、株式会社キーエンスに入社予定。iOS/Androidのネイティブアプリケーション開発を手がける、からくり株式会社。ここ数年、大学生のインターンシップ採用を積極的に行っている同社で、1年近くに渡りインターンシップを継続している2人に、お話を伺った。一般的に文系よりも忙しいとされる理系の学部に属していながら、週3日以上会社に通っている吉見さんと丸川さん。
そんな2人が語る、理系学生のインターンシップ事情とは。

新しい経験を求めて、専攻ではないプログラミングのインターンシップに挑戦

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質問:インターンシップを始めることになったきっかけを教えてください。

吉見:4年になったタイミングで、何か新しい取り組みをしてみようと思ったのがきっかけです。

最初は留学でも行こうかとも思ったんですが、自分が留学に行っても何も残らないなと思ってやめました(笑)。

留学に行くとその間ほかの活動が制限されるじゃないですか。

新しい環境にどっぷり漬かるのもいいですけど、それよりもいくつかの活動を両立しながら幅広い経験を積むほうが自分には合っていると思い、インターンシップをすることになりました。

 

大学4年生のインターン参加は遅すぎる?

 

丸川:僕は大学院に上がるタイミングでインターンシップを始めました。

大学院に行っても、すぐに就活じゃないですか。今のままだと何も武器がないまま就活に入っちゃうなって、ちょっと焦りもあったと思います。

学業と両立できるかは不安でしたけど、今のうちに周囲に差をつけなきゃと思って、インターンシップをやってみることにしました。

 

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質問:お二人とも大学ではプログラミングが専門ではない中で、どうしてスマホアプリ開発のインターンシップを選んだんですか?

丸川:研究室では人工知能やロボットについて学んでいるんですが、やっていくうちにプログラミングにも興味を持つようになりました。

ロボットの市場も伸びてきてはいますが、本格的な動きがあるのは数年先だと思うんです。でもWebやアプリの世界は今まさに伸びていて、このスキルを持っていれば色々なところから必要としてもらえる。

もともと自分の武器を身につけたいと思ってインターンシップを探してたので、これは身につけておいて損はないなと思ったんです。

あとは単純に、自分の作ったものが形になるのって面白いだろうなって。将来を見据えて必要だと感じたことと、直感的にやってみたいと思ったことが一致したので、とにかくやってみようと思いました。

 

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吉見:僕は最初インターンシップを探している時に、授業でやったC言語のプログラミングの講義がすごい楽しかったのを思い出したんです。

昔から数学が大好きで大学も数学科に入ったんですけど、大学の講義は正直自分が求めていた内容とちょっと違ったところもあったんです。

数学科の人ならわかってくれると思うんですけど、大学で学ぶ数学ってかなり概念的というか、理論的なんですよね。数式よりも、圧倒的に文字を書く量の方が多くて(笑)。

それに比べるとプログラミングってかなり具体的で、丸川さんが言ったように自分の書いたものがそのまま形になる。

こう書くとこういう動きをする、ここを間違えると動かなくなるっていう原因と結果の関係が明確なのが面白いと思ったんです。

 

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インターンシップではじめてのプログラミング。感想は「英語を始めて学ぶ感じ」

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質問:インターンシップ生として入社した後、最初はどんなことをやったんですか?

丸川:まずプログラミングの基礎を身につけるための課題として、1ヶ月ぐらいかけてiOSとAndroidそれぞれで読書管理のアプリを作りました。どうしてもわからないことがあれば社員の先輩方に聞きましたけど、基本は自分で調べながら探り探りやりました。

 

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質問:すごいですね。未経験から1ヶ月でアプリを作るのって、結構大変じゃないですか?

丸川:もちろん最初は右も左もわからなかったので、きつかったです。最初にプログラミングの本を開いた時は、始めて英語の文章を見た時のような衝撃でした(笑)。

とにかく文字じゃなくて、ただの記号にしか見えないんです。全然何が書いてあるのかわからないんですけど、初心者向けの本とかWeb上の掲示板とかを見ながらちょっとずつ解読していきましたね。

でも不思議とやっていくうちになんとなく記号が文章に見えるようになっていって、楽しくなりました。ほんとに英語がわかり始めるあの感覚に近いと思います。

吉見:僕も最初の課題は結構苦労しました。実はからくりに来る前に別の会社で2ヶ月くらいアプリ開発のインターンシップをやってたんですけど、それでも開発言語がSwiftからObjective-Cに変わったり、プログラミング言語以外にも開発ツールの使い方がわからなかったり、慣れないことだらけでした。最新の技術だと、英語で文献を読まなきゃいけない時もありましたし・・・。

 

質問:正直、途中で心が折れそうな瞬間もあったと思うんですけど、どうやって乗り越えたんですか?

吉見:うーん、大変でしたけど、元々プログラミングができるようになりたくてからくりに来たので途中で辞めるとかは全く考えませんでしたね。もし途中で辞めちゃったとしても絶対にいつかは越えなければいけない壁だと思ってたので。

それに、試行錯誤しながらやって正しく動いた時はやっぱり感動しました。きついのと引き換えに成長している実感が持てたのでそれがモチベーションになったんだと思います。

 

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インターンシップに文系/理系は関係ない

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質問:ところで、学部や研究室の友達で、インターンシップをやってる人っていましたか?

吉見&丸川:いえ、いないです。

 

質問:そうですよね。理系の学生って文系に比べると授業や研究が忙しくてインターンシップできないっていう声をよく聞くんですが、お二人は大丈夫なんですか?

吉見:全然大丈夫です。正直、理系だからというのはインターンシップをやる上でそんなに関係ないと思います。もちろん研究室とかによっては激務なところもあると思いますけど、全ての理系の学生がインターンシップもできないほど忙しいとは思わないです。

周りにやっている人がいないからインターンシップの選択肢が頭にないだけで、全然両立自体は可能だと思いますよ。

 

丸川:でも、それは会社にもよるのかもしれないね。

僕は研究が忙しすぎて体がキツい時は、事前に連絡してインターンシップを休ませてもらうこともあります。

もちろん始めた以上は簡単に休むべきじゃないと思いますけど、からくりは大学の授業とのバランスをとってくれるので助かってます。

それに就活のことを考えるとインターンシップの経験は間違いなくプラスになるので、多少キツくてもできればやっておいたほうがいいと思います。

実際、僕はインターンシップをやっていたおかげでスムーズに就活が終わったので、やっておいて良かったと思ってます。

 

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質問:丸川さんは確か来年キーエンスに入社されるんですよね。

丸川:はい。大学で管理工学科という学科に所属しているのもあって、業務管理とか工程管理のシステムを作る仕事に興味があったんです。

第一志望のキーエンスを最初に受けて内定をもらえたので、一瞬で就活が終わりました(笑)。

幸い、就活ではそこまで苦労せずに済んだので、「就活での武器を作る」っていう当初のインターンシップの目的は達成できたと思います。

 

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質問:それは良かったですね!でも1年間もインターンシップをされていたなら、からくりからも正社員入社のオファーがあったんじゃないですか?

丸川:僕から申し出れば考えていただけたとは思いますが、熱烈なオファーというものはなかったですね。

ただ、就活を意識してインターンシップを始めたというのは面接時には伝えていたものの、仕事を通じてどういう会社で働くべきか色々と悩みました。

結果として、大きな組織で働いてみたい気持ちを選択しました。それもプログラミングを業務として仕事として経験し、規模の大きくない組織で働いた結果、働くことに対して多面的に考えることができたのだと思います。

入社する選択をしなかったですが、内定報告を会社の皆さんにした時は、我が事のように喜んでくれて嬉しかったです。

 

質問:なるほど。吉見さんは卒業後からくりに入社されるそうですが、どういう経緯で入社を決断されたんですか?

吉見:僕もインターンシップを始める時は正直入社するつもりはなかったんですけど、色々任せてもらううちに小規模の会社で働くのって面白いなって思うようになったんです。

就活してる時は大手の開発会社とかも見てたんですけど、個人的にはあまり魅力を感じなかったんですよね。

社員が何千人といる中で、今インターンシップでやってるのと同じような働き方ができるのかなって。たぶん無理ですよね。

作ってるシステムの規模が大きかったとしても、自分がそれにどう関わっているのかが見えないのは自分は合ってないなと思って、それでからくりに入れてもらうことにしました。

当然大手に比べたら体力もないし、数年後にどうなってるかわからないという意味では不安もありましたけど、それでも自分の頑張りがそのまま会社の成長に繋がる環境のほうが早く成長できると思ったんです。

 

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質問:最後に、インターンシップの挑戦に不安を感じている理系の学生に向けてメッセージをお願いします。

丸川:簡単に「理系だからインターンシップできない」と決めつけずに、ちょっと頑張れば自分にもできるんじゃないかって一度考えてみてほしいです。

特に就活に不安を感じている人は、忙しくても忙しくなくても絶対にインターンシップをやっておいた方がいいと思います。

僕も、最初応募する時はめちゃくちゃ不安でした。両立できるのかなとか、自分でほんとに役に立てるのかなとか。

でもやってみて思うのは、意外となんとかなります。さっきも話したように会社も大学との兼ね合いをちゃんと調整してくれますし、最初から即戦力じゃなきゃいけないってことでもないですし。

研究が忙しい人も、自分の武器がないと感じているのであれば多少予定を詰め込んででもやるべきだと思います。

 

吉見:そうですね。僕も最初不安はありましたけど、面接に行って受かったってことは企業の求める基準を満たせてたんだなって考えるようにしました。

自分が戦力になるかどうかは会社が判断してくれるので、自分で自分を過小評価してインターンシップに応募すらしないのはもったいないです。

まずは勇気を出して応募して、受かったのなら自信を持って参加してみてください。

 

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