学生の中でも、不動産業界のインターンに参加したいと考える学生は、非常に増えているようです。
もともと、野村不動産や三菱地所をはじめとする不動産デベロッパーは就職人気も高く、インターンに参加することで本選考に繋げたいという思惑があるのでしょう。
この傾向は短期インターンシップも長期インターンシップも同様に見られます。
そのため、不動産業界のインターンは倍率も高くなっているので、参加するためには対策が必須です。
ここでは不動産業界のインターンシップに参加するために重要になる志望動機について考えていきましょう。
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不動産業界の仕事内容について整理しよう
不動産業界といっても、様々な業種が存在します。
例えば、不動産の売買、賃貸の仲介、デベロッパー、不動産運用コンサルティングなどです。
同じ不動産業界とは言えども、仕事内容や必要な知識はそれぞれ違います。
そのため、不動産業界志望の学生は自分が特に興味のある業種について調べる必要があります。
また、不動産業界の仕事の特徴としては、基本給に加え、インセンティブが多いことがあります。
不動産一軒ごとの取引額が大きいため、インセンティブの割合が数%だとしても、額は非常に大きくなります。
給料が高いことも、不動産業界が学生から人気の理由の1つでしょう。
では、1つ1つの業種について、詳しく説明していきましょう。
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- 不動産賃貸業者
みなさんには一番馴染みが深いと思います。
一人暮らしをする際に、街の不動産屋と相談して、どの家に住みたいか決めたと思います。
家を借りたい人と大家さんを結びつけ、その手数料で数%手数料をもらうビジネスモデルですね。
みなさんに一番身近なので、仕事内容はイメージしやすいのではないでしょうか。
- 不動産販売
不動産販売もみなさんはイメージしやすいのではないかと思います。
戸建て住宅や分譲マンションを販売することが主な業務です。
自社で販売用の物件を開発する企業もあります。
みなさんの中には、自分の不動産を持っている方は少ないとは思いますが、仕事内容自体はわかりやすいと思います。
- 不動産デベロッパー
不動産業界の中でも、特に学生からの人気が高い業界がデベロッパーです。
野村不動産、三菱地所、三井不動産などの学生からの人気が高い企業も軒並みデベロッパーです。
業務内容は都市開発、土地開発などの街作りとも言われるよう、大きなプロジェクトです。
ビジネスとしてのスケールも非常に大きく、数千億円〜数兆円規模になることもあります。
渋谷駅や横浜駅の開発なども身近なところでしょう。
今でこそ丸の内はオフィス街になっていますが、あの様相を作り上げたのも、不動産デベロッパーです。
街全体をどのような姿にするか、地域全体の価値を高めるような開発をすることがデベロッパーの仕事です。
- 不動産運用コンサルティング
不動産運用コンサルティングの仕事にピンとくる学生は少数なのではないかと思います。
不動産を持っている方に、今の不動産をどのように運用すれば収益が最大化できるか、どのように運用すれば税金対策になるかなどを助言します。
不動産の知識はもちろん、税務や財務の知識も必要になるので、身につくスキルは多いと思います。
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不動産業界の職種とは
不動産業界の業種について、説明させていただきました。
不動産業界には、様々な業種があり、業種ごとに扱う仕事も違いますので覚えていきましょう。
業種の違いもありますが、不動産業界には様々な職種も存在します。
ここからは不動産業界の様々な職種について、説明していきます。
- 営業職
他の業界と同じように、不動産業界にも営業職の仕事があります。
賃貸仲介でも、売買仲介でも、デベロッパーでも、営業先が法人・個人の違いは存在しますが、営業活動を行うという点は同じです。
宅地建物取引主任者(通称宅建)を取得している方は業務範囲が増えるため、重宝されます。
宅建の資格を取得している方は、資格手当がある、昇進しやすくなるという場合もあります。
- 企画・開発職
企画職は都市開発、土地開発、分譲住宅などの企画と開発を行う仕事です。
土地の取得から、その土地を用いて何を開発するかなどの企画、開発をして建物を引き渡すところまで担当します。
学生のみなさんが不動産業界に入社してからやりたいと考えるようなことはこの企画職に配属になると達成できることが多いです。
- 事務職
いわゆる一般職と呼ばれる方の職種です。
総合職のサポートや、社内の諸手続きなどの業務を行います。
また、賃貸仲介や売買仲介では、内見の案内や、物件の写真撮影などの業務もあります。
これらの業務は不動産業界ならではですね。
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不動産業界のインターンに受かるための志望動機とは
不動産業界は多様な業種や職種があることはご理解いただけたと思います。
不動産業界に行きたいと考える学生は、自分がどの業種に行きたくて、どの職種につきたいか考える必要があります。
自分が何がやりたいかわからなければ、人事に響くような志望動機を作ることはできないですよね。
ここからは、インターンシップの志望動機を書くときに必要な準備を考えていきます。
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短期インターンシップ
短期インターンに合格する志望動機を書くために、必要な準備をまとめていきます。
短期インターンシップは、企業も選考の一環として行なっているため、本選考に繋がる学生や、優秀な学生をインターンに参加させたいと考えています。
志望動機は短期インターン応募時点での、学生の準備の差が顕著に現れる要素になります。
そのために必要な準備をまとめていきましょう。
- 自己分析
志望動機を書く上で重要になることは、自分がインターンに参加してなにをしたいか考えることです。
インターンに参加することで、本選考に何を繋げたいか、どんなことを吸収したいか考える必要があります。
企業側としてもインターンに参加する目的を持っている学生を、インターンで採用したいと考えるからです。
学生のみなさんは、その理由履歴書やESに書くことができるようにしましょう。
- 業界研究/企業研究
不動産業界は、業種、職種が多岐に渡ります。
そのぶん、企業側からしたら、自社のことを正確に理解しているか気になりますよね。
インターンに参加してみたら、イメージと全然違っていた、なんてこともあると思いますが、企業からしたらそのようなことは当然極力避けたいと考えています。
そのためにも、志望動機で、業界/職種に対する理解をしていることを示す必要があります。
なぜ不動産業界なのか(業界研究)不動産業界の中でもなぜその会社なのか(企業研究)が人事に伝わる必要があるということです。
上記の項目が採用担当者に伝わらなければ、あなたの熱意が面接官に伝わることは考えにくいですよね。
- まとめ
不動産業界の短期インターンに参加するために、志望動機で人事に伝える必要があることを具体的にいうと下記になります。
・そのインターンに参加する目的を述べる(自己分析)
・なぜそのように思ったかを述べる(自己分析)
・その中で、なぜその会社を選んだかを述べる(企業研究)
このフローを覚えておくと、いい志望動機を書くことができるのではないでしょうか。
志望動機の書き出しを上手に書くためのポイント!例文付き
長期インターンシップ
不動産業界の長期インターンシップに参加する時の志望動機について調べていきます。
長期インターンの場合は企業は選考に繋げたいというよりは、直近の戦力になってほしいという思いがあります。
そのため、業界研究や自己分析ももちろん大切ですが、さらに早く仕事を覚えて活躍したいという熱意が重要になります。
志望動機中では、その会社だったら成長できると思った理由、その会社でやりたいことなどを伝えることができればいいと思います。
志望動機が書けない時のおすすめ解決法
まとめ
いかがでしたでしょうか。
不動産業界のインターンに参加するために知っておくべき知識と志望動機の書き方について、紹介いたしました。
不動産業界のインターンシップは短期インターン、長期インターン問わず高倍率の人気インターンとなっていますので、しっかり対策しておきましょう。
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