「友達とは話せるけど知らない大人と話すのが苦手・・・。」
「もっと上手に自分の思いを伝えられるようになりたい。」
こうしたコミュニケーションの悩みを抱えている大学生は少なくありません。大学入学後に知らない人と話す機会が増えてから、こうした思いを抱き始める学生も多いようです。
出来れば、この悩み社会人になる前に解消したいですよね?
そこで、今回はコミュニケーション力を鍛える方法として「インターンシップ」をご紹介したいと思います。
コミュニケーション能力を身に付けるために、接客バイトなどに取り組み人も多いようですが、インターンシップにはアルバイトでは得られないメリットもたくさんあります。
コミュニケーション能力を鍛えて、就活に自信を持って臨みましょう!
この記事の目次
インターンって本当にコミュニケーション能力が上がるの?
そもそもインターンシップって?
「インターン」という言葉を知っている学生は多いと思いますが、実はインターンにも色々な種類があるのをご存知ですか?
インターンは、開催期間に応じて、以下の3つに分けられます。
- 1日だけの会社説明型インターンシップ
- 数日〜1週間のワークショップ型インターンシップ
- 3ヶ月以上の実践型長インターンシップ
以下に詳細をご説明します。
1日だけの会社説明型インターンシップ
俗にいう1dayインターンシップのことです。皆さんが想像するインターンシップはほとんどこちらのインターンだと思います。事実、リクナビやマイナビといった大手新卒ナビサイトに掲載されている内のほとんどがこの1dayインターンです。
内容は、事業理解や会社理解を深めるための説明やグループワーク、社員との座談会が中心となります。1日だけなので参加しやすい反面、詳しい仕事の理解には繋がりにくい面があります。
大学3年の夏から1dayインターンの開催が盛んになり、主に就活生が参加します。
数日〜1週間のワークショップ型インターンシップ
上記と近い内容インターンですが、数日から1週間の期間をもって開催されます。こちらも就活生を対象にした会社理解を主たる目的としています。
仕事の擬似体験やワークショップを数日に渡って行うプログラムがメインで、現場社員からのフィードバックを貰えるものも多くあります。
1dayインターンシップと比べて、具体的な仕事イメージは湧かせやすいです。ただし、1dayと同様にどうしても短期間開催になるので実務的なスキルアップは難しいと言えるでしょう。
3ヶ月以上の実践型長期インターンシップ
長期間に渡って、企業に入って社員と同じような仕事に取り組むインターンシップです。1日から1週間の短期インターンと異なり、実践的な社会人経験を積むことができます。
社会人経験といっても週5日フルタイムで入る必要はなく、アルバイトと同じように授業がない日や空いた時間で勤務が可能です。もちろん給与も発生するので、アルバイトと同じ働き方をしながら、よりビジネス的なスキルアップを見込めます。
本質的なコミュニケーション能力を身に付けるなら長期インターン
今回、皆さんにオススメしたいのは長期インターンシップです。
社会人になってから求められるコミュニケーション能力は、学生時代とは異なります。学生の時は、気の知れた同世代の仲間と話す時間が長いと思いますが、社会人になってからは環境や世代が違う人達とのコミュニケーションが中心になります。
見ず知らずのバックグラウンドが違う人に、自分の考えを正しく伝える力は一朝一夕では身につくものではありません。
就活だけではなく社会人になってから活躍するためには、「コミュ力を高く見せる方法」「面接を乗り切るための工夫」といった一時的なテクニックはなく、本質的なスキルとしてコミュニケーション力を身に付ける必要があります。
そういった意味で、数ヶ月、場合によっては数年以上に渡り、実務経験を積める長期インターンはコミュニケーションを鍛える場としてはぴったりなのです。
バイトよりもインターンをおすすめする3つの理由
理由①:ビジネスで役立つコミュニケーション力が身に付く
インターンで社会人と話す機会が増えるのはメリットの一つです。
もちろん、大学生の定番アルバイトである飲食などの接客バイトも、人と接するという意味では、初対面の人と話す良い経験になるでしょう。
しかし、ビジネスの世界では単に「話をする」だけではなく「論理的に説明する力」「相手の意図を汲み取る察知力」など色々なスキルが必要になってきます。
インターンではアルバイト以上に責任を持って仕事に取り組むことが求められる傾向があります。その分、仕事で求められるハードルもアルバイト以上に高いケースが多いですが、だからこそ社会人として必要なコミュニケーション力を身に付けることが出来ます。
理由②:就活で他の人にはないエピソードが作れる
就活の面接では、多くの学生が「アルバイト」や「サークル」のエピソードを自己PR等で使います。
しかし、採用担当者側から見ると、大半の学生が話す似たようなサークルやアルバイト経験は大きなアピールポイントにはなりづらいでしょう。
それよりも実践的なビジネス経験の方が採用担当者には刺さります。
例えば、「接客をして人と話すのが好きなので営業をやりたいです。」という志望動機よりも「営業を経験して辛いこともあったけど、それでもお客様が喜んでくれることがやりがいになると気づいた。入社後も営業として頑張っていきたいです。」という動機の方が具体的な経験から述べられていて印象に残るでしょう。
実は、長期インターンシップを経験している学生は、全大学生の内約3%しかいません。ほとんどの学生がアルバイトやサークルをしている中で、長期インターン経験は大きな差別化ポイントになるのです。
理由③:コミュ力以外にもスキルアップに繋がる
コミュニケーション能力以外の成長にも繋がるのが長期インターンシップの良いところです。長期インターンには、営業・エンジニア・デザイナー・マーケティング・事務・ライター・企画など色々な職種があります。
それぞれ具体的な仕事に取り組んでみることで、その職種で必要なスキルや知識も同時に学ぶことが出来ます。
例えば、営業であれば、コミュニケーション能力以外に名刺交換や電話応対といった基本的なビジネスマナーから、企画書の作成方法、業界や商材知識、提案力などが身に付きます。
そうしたスキルを在学中から身に付けておくことで就活が有利になるだけではなく、他の同期に差をつけた状態で入社後のスタートダッシュを切ることが出来ます。
おわりに
コミュニケーション能力というと、営業インターンシップを想像する方もいると思いますが、営業インターンではなくてもコミュニケーション力は鍛えることが出来ます。
というのも、自社内で完結するか他社とも関わりがあるかという点で職種ごとに大まかな違いはありますが、基本的に仕事は誰かと連携を取りながら進めていくものだからです。
自分に合った仕事が分からないという方は、おすすめのインターンを無料で紹介するインターン相談会も実施していますので是非お気軽にお越しください。
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