医薬品業界の業界研究!売上ランキングや年収、仕事内容は?

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インターンシップ、就活生のみなさん、医薬品業界にどんなイメージを持っていますか?

難しそう」「堅そう」「安定的なイメージ」などの印象が強い医薬品業界。

一方で高齢社会と言われる日本に欠かせない業界であることは確かです。

今日は「欠かせないものの、あまり知られていない医薬品業界」について紹介します。

 

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医薬品業界を知ろう!先発医薬品・ジェネリック医薬品とは?

そもそも医薬品業界とはどんな業界か知っていますか?

医薬品業界は、医薬品の開発から、効果の検証、販売までの流れを背負っている医薬品メーカーらのことを言います。医薬品にも色々種類はあるのですが、主に

  • 薬局や病院で処方される医療医薬品
  • 処方箋が不要でドラッグストアで手に入る一般用医薬品
  • それまでになかった新しい効果を持つ先発医薬品(新薬・新医薬品)
  • 先発医薬品の特許が切れた後に製造される後発医薬品(ジェネリック医薬品)

の4つがあります。その中で馴染みのないのが、先発医薬品とジェネリック医薬品。

 

先発医薬品開発にチャレンジできる製薬会社は限られている?

その中でも、大手製薬会社、とくに外資製薬会社が主に力を入れているのは先発医薬品です。

先発医薬品は、これまで治すことのできなかった難病や症状に苦しんでいる人を助けることのできる新薬の開発を行っています。新薬の開発には基礎研究だけでも5年〜8年、その後臨床開発に3〜7年。一つの薬の開発には、じつに8〜15年の非常に長い年月がかかります。

それだけの長い時間と研究開発費をかけても、薬の開発が成功するとは限りません。そのため、資本力のある外資系製薬会社や日本国内の製薬会社でもトップレベルの大手製薬会社しか、なかなかチャレンジすることが難しいのが現状です。

そのため、先発医薬品には一定期間の特許期間が存在します。リスクが大きい分、先発医薬品開発に成功した製薬会社には、その先一定期間の間継続して大きな利益が見込まれます。

 

後発医薬品開発は私たちの生活にはとても大事!

一方私たちに馴染み深い薬は、ジェネリック医薬品(後発医薬品)と呼ばれるものです。

特許期間が切れ、すでに有効性や安全性が実証されてきた新薬と同等と認められたお薬です。先発医薬品とは異なり大規模な研究費や開発期間はひつようとしないため、薬の値段も低価格な値段になります。

例えば風邪のように、日常的な病気ですでに治療方法が判明しているものは、ジェネリック医薬品であれば先進医薬品の半額くらいの値段で購入することができます。

ジェネリック医薬品は私たちの生活を支える重要な存在ですね。

 

医薬品業界の市場規模は?国内企業売上ランキングと平均年収公開!

医薬品業界の市場規模はどんなものでしょうか。

業界全体の規模は10兆7684億円と大きく、平成17年から業績は右肩上がりです。

世界全体としても日本の医薬品業界はアメリカに次いで2位の大きさと言われています。

大学生にはあまり知られていないものの、業界全体も大きく、長い間伸びていることが分かりました。

医薬品業界の規模や現状が分かったところで、実際にどんな企業があるのか見てみましょう。

就活生の気になる売上ランキングで紹介します。(参照:業界動向Serch.com)

 

第5位 エーザイ 5479億円

なんとなく名前は聞いたことがある就活生もいるのではないでしょうか?

エーザイは創業1911年、研究者たった15名から世界製薬会社まで上り詰めた企業です。

研究開発や新興国・開発途上国での事業展開に力を注いでいます。

平均年収は1038万円。(平均勤続年数19.9年 平均年齢44.3歳)

 

第4位 大塚HD  9718億円

大塚HDは、大塚製薬・大塚製薬工場・大塚薬品工業・大塚倉庫・大塚化学・大塚メディカルデバイスの6つの会社を持つグループです。

1964年に設立し、世界の人々の健康に貢献することを企業理念としてきました。

医薬品だけにとどまらず、健康食品や飲料、物流業務なども行っている会社です。

平均年収は1078万円。(平均勤続年数3.7年 平均年齢44.5歳)

 

第3位 第一三共 9864億円

平成17年に三共株式会社と第一製薬株式会社が経営統合して発足した第一三共。

「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指しています。

実際、循環器領域のトップカンパニーとして知られ、がん領域に強みを持っています。

また、新薬開発を重点的に取り組んでいるというのも特徴です。

平均年収は1133万円。(平均勤続年数18.8年 平均年齢43.4歳)

 

第2位 アステラス製薬 1兆3717億円

売上高1兆円を超えたアステラス製薬。

医薬品業界はよく知らないと思っている大学生にとっても聞いたことのある有名企業です。

優れた研究開発力を持ち、新薬ビジネスに集中しています。特に強い分野としては泌尿器領域と言われています。グローバル事業にも力を注いでいるのが特徴です。

平均年収は1073万円。(平均勤続年数17.3年 平均年齢42.6歳)

 

第1位 武田薬品工業  1兆8073億円

2位のアステラス製薬に大きな差をつけて1位に輝いたのは武田薬品工業。

タケダイズム(誠実=公正・正直・不屈)を掲げ、最もグローバル化に成功した企業として知られています。

今後もグローバルな活躍を続けていくべく、自由で個人主義な社風だと言われています。

年収は1015万円。(平均勤続年数14.7年 平均年齢40.4歳)

 

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医薬品業界の仕事内容は?文系でも活躍できるMRって?

「医薬品業界って理系の仕事でしょ?」そう思っている文系の学生はいませんか?

そんな学生のために、医薬品業界に入ると具体的にどんな仕事が出来るか、その仕事内容について紹介します。

  • 研究

医薬品の効果やメカニズム、安全性などあらゆる面から医薬品の研究を行うのがこの仕事。

  • 開発

データや開発力を元に新しい医薬品を開発する仕事で、開発にかける時間は10~20年。費用も数億から数百億と言われています。しかし開発できたら、かなりの人の命が救われます。やりがいは大きいです。

  • 生産

生産部門では、研究部門や開発部門が作り上げた医薬品を実際に生産すると共に、生産工程や生産管理を行います。医薬品が実際に形としていくのがこの仕事です。

  • 営業(MR)

医薬品業界の営業職は「MR」と呼ばれています。MRはその知識を生かして医者や薬剤師に医薬品について説明を行う仕事です。MRは医薬品について情報や効果をよく知っている必要があります。

じつは、このMRの仕事は過半数が文系出身者です。医師や薬剤師に薬の説明を行うときに、知識はもちろん、分かりやすい説明や、コミュニケーション力も求められているためです。

「医薬品で世界のために役に立ちたい!」「文系だけれど専門的な知識で仕事してみたい!」と思っている文系の皆さんは、このMRを目指してみてはいかがでしょうか?

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医薬品業界の特徴は?安定した業界って本当?今後どうなる?

医薬品業界についてなんとなく分かってもらえたでしょうか?

最後に医薬品業界がどんな特徴を持っているのかを紹介したいと思います。

特徴1:景気変動の少ない、比較的安定した業界

景気に関係なく、人は病気になります。

そのため、医薬品業界、景気変動の少ない数少ない業界の一つだと言えます。

特に超高齢化社会を迎える日本では、医薬品の必要性がどんどん増していくことが予想されます。

特徴2:医薬品業界の今後のテーマはグローバル化

日本国内だけでも継続的にニーズの高さが予想される医薬品業界ですが、日本の総人口は今後減少していくことが予想されているいま、日本の医薬品企業はグローバル化が最大のテーマとなっています。

課題先進国と呼ばれる日本では、世界に先駆けて超高齢化に突入すると言われています。(総人口に対して65歳以上の人口が21%を超えた社会を「超高齢化社会」と言います。)

日本に続いて、他の先進国でも超高齢化社会に突入することが予測されている今、日本国内の高齢者の病に効く薬が開発されれば、その後世界でも求められる可能性はあります。

またそれだけでなく、いま現在世界で病に苦しむ人々への取り組みにチャレンジができるのも、世界2位の医薬品業界を誇る日本企業の役目でもあると言えます。

日本企業のトップを走る武田薬品工業は、まさに積極的にグローバル化を進めています。

特徴3:医薬品業界は全体的に年収が高い

すでに紹介したとおり、大手医薬品企業の年収はとても高いです。

ただ大手企業は年収が高く、同じ業界でも中小企業では年収が、、、、ということもありますよね。

しかし医薬品業界の場合は、平均年収は700万円を超える、と言われています。

全業界の平均年収が400万円台のところを見ると、かなり高い年収と言えますね。

特徴4:社会貢献性が高い

多くの命を助けることが出来る人の健康に直接関わる医薬品業界。

社会のため、人のために仕事がしたい!と思っている人にはまさにぴったりな仕事と言えます。

 

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就活生が求める安定・高年収・将来性の三拍子を揃えた業界

医薬品業界の業界研究、いかがでしたでしょうか?

理系のイメージの強い医薬品業界ですが、文系でも十分活躍できることが分かりました。

また安定していて、将来性も十分にあり、高年収となれば魅力的な業界と言えそうです。

これを機にさらに業界研究や企業研究を深めていけるといいですね。

 

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