「働くイメージがわかないから、やりたいことに対する質問に答えられない」「HP上の情報では、いまいちその会社のことを理解できない」
このような学生は多いのではないでしょうか?
そんな学生におすすめなのがOB訪問/OG訪問なんです。
OB/OGの話を聞くことで実際にどんな仕事を任せてもらえるか、その職場はどんな雰囲気なのかはウェブ上の情報よりも理解でできるのではないでしょうか。
当然、礼儀には気をつける必要がありますよね。
また、OB/OGの方も忙しい時間を割いて、あなたのために時間を割いてくれています。
その時間をムダにしないよう、事前に準備することが必要です。
そこで今回は気をつけておきたい訪問のマナーと、担当者の評価が上がるような、効果的な質問を考えていきましょう。
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この記事の目次
OB訪問/OG訪問時に気をつけなければいけないマナーとは
OB訪問/OG訪問参加するときはもともと、OB/OGと知り合いのケースかそうでないケースに分かれるのではないかと思います。
実はもともと知り合いの方に会いに行くときの方が、さらに注意が必要なんです。
意外に思われるかもしれませんが、その理由を説明します。
OB訪問/OG訪問が人事部を通してのものであるかどうかに関わらず、OB訪問/OG訪問での話の内容や、あなたの態度は人事部に報告されることが多いです。
もともと知り合いということで、大学時代にような砕けたトーンで話を続けてしまうと痛い目を見るかもしれません。
いくら昔の知り合いとはいえ、会社の一員として、あなたにお会いしていることを絶対に忘れないようにしましょう。
ここからは共通して気をつけるべきマナーについてお話して行きます。
・待ち合わせには相手より早くつく!
当然あなたがアポイントをいただいている立場ですので、相手を待たせること内容に少し余裕を持って行動しましょう。
さすがに一時間も前からその場で待つ必要はないですが、15~10分程度前から待ち合わせ場所にいれば、間違い無いと思います。
・何かあったら連絡する!
例えば道に迷ってしまった、電車が遅れてしまった、授業が長引いてしまったなどで時間に間に合わないということもあると思います。
そのようなことで、相手を待たせてしまうようなことがあれば、必ず連絡するようにしましょう。
連絡がないとOB/OGの時間を無駄にすることになりますし、あなたの評価も間違いなく悪くなるでしょう。
また、OB訪問/OG訪問をお願いするほど志望度の高い企業で、そのように評価されることは絶対に嫌なはずです。
・お礼の連絡は必ずその日のうちにする!
訪問が終わりましたら、必ずお礼おメールを送るようにしましょう。
その時のお礼の文も定型的な文ではなく、話を聞いて感じたことやその日一番印象に残ったエピソードを入れるなど、有意義な時間を過ごせたことをしっかりと伝えましょう。
自分がメール受け取る立場になった時にどちらのメールを受け取った方が、この学生とあってよかったと思うか、もっと言えば人事にいい報告をするかを考えればおわかりいただけると思います。
また、連絡先をしるためにも、別れ際に名刺を受け取ることを忘れないようにしましょう。万全を期すのならば、名刺入れを用意してもいいかもしれません。
・メモの準備をしておく!
あなたの志望企業の社員から、直接業務内容や職場の雰囲気について聞ける機会です。
この時に聞けた話はその会社に入社せずとも、今後の就職活動に活きる話になるでしょう。
重要なポイントをメモに残すことで、絶対に忘れることがないですし、何度も見返すことで、より正確に、より早くインプットできることでしょう。
逆にメモも取らずに聞いていると、OB/OGの先輩からは話するけどけど本当に覚えているか不安になりますよね。いい印象では無いでしょう。
上記のOB訪問/OG訪問時に注意するマナーと、就職活動を通して重要になる基本的なビジネスマナーとメールのマナーを守っていれば、マナーの面では問題ないでしょう。
就活のメールマナーとは?正しい件名・宛名・署名・お礼の書き方
OB訪問/OG訪問をより有意義にするための質問法とは
OB訪問/OG訪問では、自分が気になっていることを質問できると場です。
つまり、他の企業主導の選考プログラムとは違い、あなたが何も準備していなければ、そこで終わりです。
事前聞きたいこと、知りたいことをまとめて質問リストを作成しておくといいでしょう。
しかし、ただ質問すればいいというわけではもちろんありません。
どんな質問をするべきか、どのような質問は避けるべきか、事前に理解しておくべきです。
では具体的に見て行きましょう
OB訪問/OG訪問で聞いておくべき質問
自分で調べただけではどうしてもわからなかった情報
例えばHPの情報は会社としての事業の方向性は書いてありますが、その中で働く個人がどのような働き方をしているのか理解することは難しいと思います。
また、実際に働いている職場の雰囲気や、活躍している社員の特徴などはいくらインターネットで調べてもわからないと思います。
そのような情報を聞き出すには絶好の場なので、しっかり質問を準備して行きましょう。
また競合比較など、現場にいる人間だからこそわかる強みもあると思うので、そう行ったところも質問できればいいと思います。
面接の場では聞けないような情報
面接の後にも逆質問の時間は用意されていますが、選考に影響すると思うと聞きたいことだけど聞けなかった、ということも多いのでは無いかと思います。
同期で離職している人数や、その同期の退職理由など、面接の場では絶対に聞けませんが、気になることだと思います。
OB訪問/OG訪問の良さはそう行った質問も聞けることですので、気になっているようでしたら聞いておくべきでしょう。
選考内容に関する質問
もしあなたがお会いするOB/OGが、年次の近い社員でしたら、選考フローが同じ可能性も十分にありますよね。
また、入社後であれば、面接の評価基準を知っている可能性もあります。
なので、どう行った選考方法で、どのような質問がされたか、可能であればその選考で評価されるのはどのようなところかまで、聞いてみましょう。
OB/OG個人についての質問
その会社を志望するなら、その会社で働いている人がどのような思い出働いているか知っておくべきでしょう。
また、OB/OG自身がその会社に入社を決めた理由や、そのときに感じたギャップは内定を得た後のことを考えても知っておくべきでしょうね。
もちろんそれがさらにモチベーションをあげる材料になるかもしれませんので。
OB訪問/OG訪問で聞かない方がいい・しない方がいい質問
調べれば簡単にわかるような内容の質問
OB/OGの方も忙しい中時間を割いて、あなたのために時間をとっています。
そんな中、少し調べればわかるような内容の質問をされると、あまりいい気分にはなりませんよね。
事前に準備をあまりしてこなかった学生と思われても仕方が無いですね。
意図がよくわからない質問
この質問を聞いてこの子はどうしたいんだろうと思われるような質問はよく無いですよね。
例えば出社時間はみなさんだいたい何時頃なんですか?という質問には明確な意図が見えませんし、この後会話が続くビジョンもあまり浮かばないですよね。
このような質問は避けるべきですし、もともと用意していた質問すらも聞ける空気ではなくなるかもしれません。
そうなることは絶対に避けたいですよね。
OB訪問/OG訪問のまとめ
いかがでしたでしょうか、
OB訪問/OG訪問は活用法を間違えるとマイナス評価を与えてしまうことがおわかりいただけたと思います。
しかしながら、OB訪問/OG訪問は活用法を謝らなければ、他の学生に差をつけるための非常に有益な情報を得ることができます。
そもそもOB訪問/OG訪問はデメリットよりメリットの方が明らかに大きいので、みなさんも積極的に参加することをおすすめします。
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