インターンシップの職種って何があるの?職種ごとの違いがよく分からない。とお悩みの大学生の方は本記事をご覧ください。
長期インターンの参加を考えているものの、インターンの職種が多すぎてどうやってインターンシップ先企業を選べばいいのか分からないという学生は意外と多くいます。
ここでは長期インターンの職種ごとの詳しい説明と自分にあったインターン先の見つけ方をご紹介しています。早速チェックしてみましょう!
この記事の目次
長期インターンにはどんな職種がある?仕事内容は?
営業インターン
営業の長期インターンシップでは、企業の商品・サービスをクライアントに提案して、契約・購入して頂くまでの一連の業務を経験します。
営業の種類は大きく、法人営業と個人営業の2つに分類できます。また、その中で更に新しいお客様へ提案を行う「新規営業」と既にお取引を頂いているクライアントへ追加提案を行う「既存営業」に分けられます。
営業インターンでは、企業への電話の掛け方、ビジネスメールの送り方、名刺交換の方法といったビジネス基礎マナーから、相手の要望を引き出すヒアリングスキルやプレゼン資料の作成方法といった具体的な営業スキルを学べます。
同じ営業インターンでも取り扱う商材や提案先の顧客属性によって、必要とされる素養・知識は変わってきますが、営業を通じて身に付く「コミュニケーションスキル」「ヒアリング力」はどんな仕事につくにしても将来役立つことは間違いありません。
エンジニアインターン
エンジニアの長期・有給インターンシップでは、企業の技術者・エンジニアとして様々な製品・webサービスの開発に取り組みます。
会社によって、自社サービスの設計・開発・テスト・デバッグなどを行うインターンシップもあれば、開発案件を受託して、他社サービスの受託開発に関わるインターンシップまで、様々な種類があります。
最近は、プログラミングに興味を持つ大学生も増えてきており、エンジニアの長期インターンは大変な人気があります。
大学生の皆さんがエンジニアと聞くと、webサービスやスマホアプリ(iPhone/Android)開発を想像する人が多いかもしれませんが、それ以外にもゲーム開発やモノづくり、最近ではVR/AR等、エンジニアの仕事は多岐に渡ります。
特に最新技術トレンドの移り変わりが激しい分野でもあり、最近だとAI/機械学習/人工知能、IoT、MR(VR×AR)といったジャンルが盛り上がっています。
プログラミング経験者はもちろん、受け入れ企業によっては、プログラミングを一切学んだことがない未経験の大学生でも参加できる長期インターンシップもあります。
マーケティングインターン
自社の商品・サービスをターゲットユーザーに利用してもらうための戦略設計・数値分析・改善施策の立案を行うのがマーケティングの長期インターンシップです。
どの企業にも欠かせない事業成長の鍵を握る職種とも言えるでしょう。
マーケティングを成功させるためには、まず自社の製品・サービスの特徴・競合他社と比べた強みを理解する必要があります。また、ターゲット顧客のニーズを正しく汲み取る察知力も大切です。
マーケティングと言うと、「市場分析」などをイメージする大学生が多いですが、それはマーケティング業務の一部分でしかありません。
企業によって違いはありますが、市場調査、ユーザーヒアリング、数値分析、価格改定、商品コンセプトの見直し、ネットやテレビ・雑誌を使ったプロモーション活動などマーケティングの業務は多岐に渡ります。
インターネット広告の運用、SEO、オウンドメディアの運営といったwebマーケティングもマーケティングの括りの中の一部です。この次に紹介するライターインターンシップもマーケティング業務の一部分を担っている職種と言えます。
マーケティングを通じて身に付く数字分析力や論理的思考力はどの企業に行っても生きるスキルと言えるでしょう。
ライターインターン
Webメディアのコンテンツ作成やスマホアプリ内の記事作成を行うのがライターの長期インターンシップです。メディアで取り扱っているテーマに応じて、ターゲット読者が興味を持つような記事を執筆します。
企業によっては、取材・撮影、執筆まで手がけるインターンもあれば、webマーケティングに必須のSEO(Googleの検索結果上位表示)を意識したライティングを行うものがあり、「文章力」以外に「取材力」や「マーケティング知識」も学べます。
社会人になってからどの業界・職種で働くとしても相手に分かりやすく伝える文章力・構成力はビジネスに必須のスキルです。
また、自分が好きなライティングを通じて、取り扱うテーマに詳しくなれるのもライターインターンの特徴です。
企画インターン
「企画」というと漠然としたイメージがあるかもしれませんね。
企画の長期・有給インターンシップでは、企業によって任せてもらえる業務内容は様々です。
例えば、商品企画・営業企画・広告・宣伝・広報・PR・新規事業立ち上げなどが挙げられます。携わる分野によって、マーケティングに近い仕事もあれば、営業よりの仕事もあります。
特に長期インターンシップはベンチャー企業が受け入れ企業に多く、新サービスや新規事業立ち上げをインターン生と一緒に取り組んでいこうという企業も少なくありません。
企画というとどうしても誰も思いつかないような奇抜で画期的なアイデアを考える仕事、という風に捉えてしまいがちですが、実際にゼロからそうしたアイデアを思いつくことは珍しく、日々の地道な業務の積み重ねによって生み出せるケースがほとんどです。
言葉のニュアンスからキラキラしたイメージを持つ大学生も少なくありませんが、しっかりと企業ごとの仕事内容を理解することが大事です。
事務インターン
先輩社員の下について顧客対応、経理、総務、営業補佐などを手がける事務インターンシップ。その仕事内容は企業によって幅広いです。
PowerPointやWord、Excelを使った資料作成を行うこともあれば、企業の窓口として電話応対・メール対応などを行うケースもあります。
事務の仕事では、どうしたら会社メンバーがスムーズに働けるか考える想像力や思いやりの気持ちが大切になってきます。
テキパキとした業務処理能力が身に付く事務インターンシップを経験することで、社会人基礎力が身に付くことは間違いなし。
将来興味がある業界があれば、その業界の事務インターンに参加してみるのもおすすめです。
デザイナーインターン
自社商品・サービスのデザインやwebサイト・スマホアプリのデザインを行うデザイナーの長期インターンシップ。
特に長期インターンシップで多いのは、Photoshop、Illustratorを使った画像加工やデザイン、HTML・CSS・JavaScriptを使ったコーディング業務です。
将来デザイナーとして活躍したいと考えている大学生だけではなく、webデザインに興味がある、コーディングスキルを磨きたいという学生もおすすめ。
web・アプリデザイン以外には、雑貨などの商品デザインを手がけるデザイナーインターンもあります。
デザイナーの世界では、過去のポートフォリオ(作品実績)を持っていることは就活でも有利になります。長期インターンで実績を積んでそれをアピール材料にできるのは大きなメリットと言えるでしょう。
ディレクターインターン
ディレクターとは制作責任者のことを指します。自社商品・サービス、他社から依頼されたサービスの設計〜工程管理、全体への指示出しなどを行う指揮者のような役割を担っています。
ディレクターの仕事は、その下で動くメンバーの業務(例えば、エンジニアやデザイナー)を理解している必要があります。
そのため、ディレクターの長期・有給インターンシップでは、まずディレクターアシスタントとしてサポート業務に従事しながら知識・スキルを蓄えていくケースが大半です。
チームマネジメントや段取り力を身に付けるには、ディレクターインターンシップはおすすめのインターンです。
自分に合ったインターンの職種の見つけ方
強み・得意なことから探す
これまで働いた経験がない大学生、初めてインターンシップに参加する大学生は、自分の長所や強みを活かせる仕事を探してみると良いでしょう。
例えば、自分が人と話すのが好きでコミュニケーション力をさらに伸ばしていきたいのであれば、色々な人と関わる機会がある営業インターンに参加してみる。数字の分析など細かい作業が好きであればマーケティングインターン求人を見てみる。といった具合です。
興味・関心から探す
自分が興味がある職種が決まっている学生もいると思いますが、いまいち職種ごとの仕事の違いが分からない、何が自分にあっているのか分からない、という方は自分の趣味・嗜好からインターンを探しみるのもおすすめです。
例えば、旅行が好きで学生時代に様々な場所に旅行に行ったことがある大学生であれば、旅行業界のインターンシップを見てみたり、旅行メディアを運営している会社でライターインターンに挑戦してみるのも良いでしょう。
3ヶ月以上、場合によっては半年、1年以上の長期に渡って実務経験を積むため、自分が全く興味のないことよりも好きなことや興味があることに携われる仕事の方がモチベーションにもなると思います。
分からなければ、まずは応募してみよう
しかし、社会人経験がない学生にとって、どうやって長期インターン先を選べばいいのか分からない方も多いと思います。
大学生が自分にあった仕事が分からないというのは当たり前のことです。そうした方は、そこでインターンシップの参加を諦めてしまうのではなく、まずは何でもいいのインターンに応募してみることをおすすめします。
それこそどの職種のインターンでもいいと思うのであれば、各職種1社ずつエントリーをしてみて、面接で詳しい話を聞いてみても良いでしょう。
面接は選考の場ではありますが、大学生の皆さんにとっても企業のことや仕事内容を知る機会でもあります。職種以外に会社の雰囲気や具体的なインターン内容を聞いてから参加するかどうかを決めても全く問題はありません。
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インターンシップに初めて参加する時に不安はつきものだと思います。とはいえ、1人で悩んで参加できない状態が続くのは勿体無いことです。
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