就活だけではなく、インターンシップの面接でもほとんどの場合、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれます。
みなさんならどのように回答するでしょうか?逆質問と言われても、具体的に何を質問したらいいのか分からない。という方も多いのではないでしょうか。
逆質問は、それまでの質問と違い、自分から自由に発言ができる場でもあります。逆質問を上手く使うことで面接官の評価アップに繋げることも可能です。
ここでは、インターンシップ面接の逆質問の仕方を具体的な例と一緒にご紹介します。
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インターン面接の逆質問3つのポイント
事前に準備すれば分かることは聞かない
「従業員は何名ですか?」「プログラム内容を教えてください」など、会社HPや求人ページを見れば分かることを聞くのはNGです。事前準備をしてこない=やる気がない、と捉えられてしまいます。
調べてもよく分からなかった点を聞くのはOKです。その場合は、「御社のHPを拝見して、〇〇については分かったのですが、××について分からなかったので詳しく教えてもらえますか?」など準備をしてきたことを伝えてから質問するようにしましょう。
目的が分からない質問はしない
質問をする時は意図がしっかりと面接官に伝わることが重要です。仮に自分が知りたいと思っていたことでも、「なぜそんなことを聞くんだろう?」と思われてしまったら、コミュニケーションが円滑に取れない子というレッテルを貼られてしまうかもしれません。
会話の流れとそぐわない質問になるなと感じたら、「〜〜ということについて知りたいと思ったのですが、〜〜でしょうか?」と何を知りたいのか目的を伝えてから質問すると相手も安心できるでしょう。
「特にありません」はNG
逆質問で最もやってはいけないのは、特にありませんという回答です。
何も伝えなければ、やる気や熱意が全くなく、自社にも興味がないのだと思われてしまいます。
逆質問は事前に準備しておくのが良いでしょう。もし質問内容が面接の中で解決した場合は、「〜〜のことが気にかかっていたのですが、先ほどお話頂いたので具体的なイメージを湧かせることができました。もし御社インターンに内定が決まったら精一杯頑張りますので宜しくお願い致します。」という風に伝えるのがおすすめです。
知りたかったことは解決したこと、一言熱意を添えれば、面接官の印象もグッと変わるはずです。
インターン面接、何聞かれる?よくある質問と回答例のまとめ
インターン面接の逆質問はなぜ大切?
インターンシップでも逆質問はした方がいいの?と疑問に持つ方もいると思いますが、結論「逆質問はするべき」です。
逆質問は自分が企業理解を深めるためでもありますが、同時に自分をアピールする格好のチャンスでもあります。内容次第では、面接官の印象アップに繋がる可能性もあれば、逆に「あんまりやる気がないのかな?」とマイナスイメージを抱かせてしまう恐れもあります。
そのため、どのような逆質問が面接官に良い印象を持ってもらえるか知っておくことは重要です。
次章では、具体的な逆質問の例をご紹介しますが、まずは短期インターンと長期インターンそれぞれのアピールポイントの違いを理解しておきましょう。
アピールポイント:短期インターンの場合
短期インターンシップを導入する企業のほとんどは就活のための母集団形成を目的としています。
人気企業の短期インターンでは学生応募も殺到するため、書類選考や面接などの選考が伴うケースがあります。
この時、企業が知りたいのは「優秀さ」と「会社の選考を受けてくれそうか」の2点です。
そのため、面接時は応募先企業への入社意思や業界志望度が高いことを伝えるのが良いでしょう。
アピールポイント:長期インターンの場合
短期インターンと違い、長期インターンでは、学生が実際の業務を行います。
新卒採用を最終目的にしている企業もいますが、実際に仕事を行う戦力として採用を行なっている企業も多いです。
また、短期インターン実施企業と異なり、長期インターン実施企業のほとんどが100名未満のベンチャー企業です。
長期インターンの面接では、「任せる仕事との適性」「働くことに対する高い意欲」などを中心に見られています。
応募先職種に関する何かしらの経験やスキルがあればそれをアピールすべきですし、仮に経験が全くなくても成長したいという意欲を伝えることが大切です。
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インターン面接での逆質問の例
プログラム内容の深掘りをする質問(短期インターン)
「座談会ではどのようなポジション、年齢の方とお話しできるのでしょうか?」
実際の働き方を知るためにどのような人と話ができるのか、を聞く質問です。具体的な仕事内容や働き方を知ろうとする姿勢がアピールできて好印象を与える内容でしょう。
「当日の学びを深めるために準備しておいた方がいいことはありますか?」
短期インターンシップでは、業界理解や職種理解を深めるためのプログラム型、ワークショップ型が大半になります。
業界や職種の学びを深めようという意識が見られる良い逆質問です。
仕事のイメージを湧かせる質問(長期インターン)
「未経験の場合、〇〇のレベルに至るまで平均でどれ位の期間がかかるものなのでしょうか?」
具体的な勤務後のイメージを湧かせる質問で、好印象です。未経験からスタートした場合の平均的な期間を知り、その期間よりも早くレベルアップしようという姿勢が見られます。
「仕事をする上で必要なスキルや知識はありますか?社員の方は具体的にそれらをどのように習得しているのでしょうか?」
仕事に必要なスキル・知識習得の前向きさをアピールできます。社員が実際にどのような勉強に取り組んでいるのか知ることで、自分が行うべきアクションが明確になります。
インターンの面接では積極的なアピールを!
インターンシップに限らず、面接は積極的に自分をアピールする場と認識した方が良いでしょう。
一般的なよくある質問への対策をしていく方は多いですが、逆質問を想定している人は少ないように思います。
逆質問の仕方一つであなたの印象を大きく左右しますので、本記事の内容を参考に事前準備をしておくことをおすすめします。
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