インターンシップに参加しただけでは就活に有利にならない?

「就職活動で有利になるから!」そんな理由からインターンに参加する学生も少なくないと思います。確かに大学生活の中で最も長く、厳しい戦いを強いられるのが就職活動。できるだけ多くの武器を持っておきたいと思うのは当然です。

 

ただ、一方で忘れてはいけないのが、インターンシップは参加しただけで就活に有利になる、

というものではないということ。では、どうすればインターンでの経験を、就活に有利なものへと昇華させることができるのでしょうか?

 

今回はこれからインターン参加を考えている人や、現在インターンシップに参加中の方々に向けて、インターン本来の目的や意義、そして就活に有利になるための使い方について、解説していきます。

 

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就活生必見!インターンシップに参加する本当の意義とは?

 

近年はインターンを実施する企業も、参加する学生も増加しており、就職活動の1ステップとして広く認知をされ始めた印象がありますが、その本来の目的や意義をしっかりと理解し、その達成のために参加をしている人は意外と少ないのではないでしょうか。

 

学生時代の貴重な時間をつかって参加をするわけですから何の学びも得られない、無駄な時間にしてしまっては泣くに泣けません。まずは、インターンシップの本来の意味についておさらいしておきましょう。

 

会社情報や仕事情報を知るのが目的ではない

インターンシップとは、企業内に入り、社員と同じ実務を経験することで、会社の仕組みや仕事の仕組み、そしてそこから生まれる楽しさや苦しさ、やりがいを学ぶ「就業体験」のこと。

 

情報技術が発達した現代において、会社の情報や仕事の情報といった表面的な部分は、インターネットを使えば大体集めることができます。つまり、インターンシップに参加するからには、どんなことをしている会社なのか、この仕事はどんなことをするのか、ということを学ぶだけでは少々足りない。ということがわかるでしょう。

 

実際に企業の中に入り、社員と一緒に働くことを経験できるのは、インターンシップの機会を除けば、その会社に就職する以外の方法はありません。だからこそ、中で、直接体験をするからこそ、学べる要素というものをしっかり押さえておかなければいけないのです。

 

実務経験を通した具体的なビジネススキルを身につける

では実際に身につけるべきスキルや学ぶべき事柄とは一体なんなのでしょうか。一言でいえば、具体的なビジネススキルということになります。例えば営業職であれば、テレアポの仕方や提案の仕方、企画書の作成方法や売り上げ数字の計算の仕方といった、様々な知識が仕事をする上で必要になります。そこにその会社独自の手法や、その商材ならではのルールがミックスされ、より複雑で、経験することでしか学べない知識やスキルが生まれてくる。ここを学ぶことこそが、インターン参加の最大の目的になると言えるでしょう。

 

では、インターンに参加するからには、就職でも同じような会社や仕事を選ばなければいけないかというと、必ずしもそうではありません。もちろん、同業種や同職種の経験は、採用担当者にとってよりプラスにうつるものではありますが、職種や業種が違っても、ビジネスマナーなどの社会人基礎力の部分はどの会社も共通です。

 

実際に企業に入って働くことで身につけた社会人基礎力は、どこに行っても活かせるスキルですから、まずは実務を経験する、ということに主眼を置いてインターンに参加すれば、結果的に何らかの形で就活に有利に働いてくれることは間違いないでしょう。

 

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就活に有利になるインターンシップとは?

 

インターンに参加する意義や、学ばなければならないものがわかったら、今度は実際にどんなインターンシップに参加をすれば良いのかを見ていきましょう。先ほどもお伝えした通り、近年はインターンを実施する企業も増えており、何も考えずに探そうとしてしまうと、自分の目的にあったところを見つけるのが逆に難しくなってしまう可能性も。

 

この記事を参考にして、ぜひ自分の理想のインターンを見つけてくださいね。

 

大学1年生からOK!参加するなら断然長期インターンがおすすめ!

インターンシップは、大きく分けると短期インターンと長期インターンに分かれます。その名の通り、実施期間が大きくことなるのですが、短期インターンは1dayから2週間程度、長期インターンは数ヶ月から無期限で行うことが多いようです。

 

私たちがおすすめするのは断然、長期インターン。短期インターンのものは、短い期間で企業のことを知れ、また短期ゆえ、タイミングがあえば色々な会社のインターンも同時に見ていけるため、一度にたくさんの情報を仕入れる。ということには向いています。ただ、その分得られる知識や身につくスキル、という面ではどうしても浅くなりがち。1dayなどのものは場合によっては「会社説明会」とほとんど内容が同じ、なんてこともあるでしょう。

 

それに対して長期インターンは数ヶ月単位で実習に参加できるため、それこそ会社の重要な戦力として、色々な実務に携わらせてもらえる可能性が増えます。前述したように、実務を通して身につけられるスキルや、そこで感じた思いこそが、今後の就活で有利になる要素なのですから、より実務を経験しやすい環境の方が良いのは間違いないでしょう。

 

さらに長期インターンの特徴として、実習参加タイミングが早い、ということもあります。短期インターンの場合、その多くは大学3年生も、就職活動開始前に実施されるケースがほとんどでしょう。しかし長期インターンの多くは大学1年生の時点から参加できるが多く、早い段階でビジネスの世界に触れることができ、その経験を長く積むことができれば、もはやあなたは新卒よりもキャリア層に近い存在になれていると言っても過言ではありません。

 

新卒採用がポテンシャルを重視した人柄採用をするのは、スキルによる差が出にくいからこそ。実際にスキルを持った人が現れれば、面接官はその人に注目せざるを得ません。就活に有利とは、ここが理由になっているわけです。

 

有給インターンならアルバイトの代わりにもなるので一石二鳥

またすごく現実的なメリットではありますが、長期インターンの場合は給料の支払いがある有給インターンであることがほとんどです。言葉を選ばずに言えば、アルバイト感覚で働きながら、就活に有利なスキルも身につく、一石二鳥の制度であると言えるでしょう。

 

アルバイトをしているとことに就職しようと考えている人は少ないでしょう。同様に、インターンに参加したからといって、必ずその会社に就職しなければならないわけではありません。しかし、インターンであればどこの会社で経験しても、基本となるビジネスマナーやビジネススキルは身につく。そう考えると、単なるアルバイトよりもお得な気がしませんか?実際、アルバイト代わりにインターンに参加している人も結構多いんですよ。

 

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まとめ 長期インターンで社会人としてのスキルを磨く!チャンスは大学に入ったときからすでにある!

インターンシップは参加をして、そこでビジネスで使える具体的な知識やスキルを身につけることで、初めて就活に有利になるものです。だからこそ、短期のものではなく、長期のものでじっくりと腰を据えて仕事にチャレンジしていくことが大切。そこで培った知識やノウハウは、就職活動のときはもちろん、就職後のスタートダッシュをするためにも有効に使えることでしょう。

 

より良い就職を実現するため、ぜひインターンシップをうまく活用してくださいね。