インターンシップの選考で面接にのぞむ際、会場へは何分前に到着するのが良いのでしょうか。なかなか明確な答えがなく、悩ましい問題ですよね。あまり早く着きすぎるのも良くないけれど、かといって時間ギリギリに着いたら、面接官に遅いと思われてしまうかも…。
インターンとは言え、インターン生に求められるのは社会人としての自覚です。時間管理はビジネス上では必須のスキル。たかが到着時間ですが、されど到着時間です。時間への配慮ができていないと、採用担当者の第一印象は決して良いものにはならないでしょう。
ここでは、インターンの面接会場には受付何分前に到着すればよいのか、解説していきたいと思います。今後の就職活動の面接においても同じことが言えますので、インターン希望の大学生はもちろん、就活生もぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
面接会場には受付10分前に到着するのがベスト
先に結論からお伝えさせて頂くと、面接会場へは「受付10分前」に到着するようにしておきましょう。
例えばビジネスの世界において「10時から開始」という言葉があった場合、「10時に集合しよう」という意味ではなく、「10時の段階ではみんなが集合できており、作業が開始できる状態になっている」ことを指しています。
つまり、面接が○時からと言われれば、その時間には面接がスタートできる状態になっていなければなりません。気持ちを落ち着かせたり、企業側の準備の時間にも余裕を持たせるために、10分前の到着がベストと言えるでしょう。
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遅刻は厳禁!集合時間ちょうどの到着もなるべく避けよう
言わずもがなですが、面接会場に遅刻することは完全NG。時間に余裕を持った行動を心がけましょう。また、先ほども書きましたが、○時から面接と言われれば、その時間には面接ができる状態になっていなければなりませんから、集合時間ちょうどの到着も避けた方が無難です。
自分自身で気持ちの整理や落ち着く時間が取れないことはもとより、場合によっては面接官から時間にルーズな人という印象を与えてしまうこともあるでしょう。
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30分以上前など、早すぎる到着も逆効果になるので注意
では、早め早めに行動している分には、なにもデメリットはないのでしょうか?実は早すぎる到着も、採用担当者の印象を悪くしてしまう可能性があるので気をつけましょう。インターン生が早く到着しすぎると、面接官もその分、対応を早めなければなりません。
採用担当者はその面接以外にもたくさんの仕事を抱えており、細かくスケジュールを組んで仕事を進めています。対応を早めなければならなくなれば、その日の予定していたスケジュールが大きく狂うことになるでしょう。
こうなってしまっては、時間管理に対する相手側への配慮が足りていないと言わざるを得ません。
到着は10分前がベスト。早く着きすぎた場合は、近くのカフェなどで時間になるのを待つなどし、企業への訪問は早めないようしましょう。
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万が一、遅刻をしてしまうことがわかった時の対処法
さて、インターンの面接会場へは10分前到着。早すぎても遅すぎてもダメ。ということをお伝えしてきました。基本的には早め早めの行動を心がけて、早すぎた分は現地で時間調整をする。というやり方をしていくと良いでしょう。
しかし、例えば電車やバスなどの公共交通機関を利用して面接会場に向かう場合、必ず予定の時刻通りに進むとは限りません。渋滞や車両の故障、人身事故などの予期せぬトラブルで到着時間が遅れてしまうこともあるでしょう。
特に都心部などにおいては、人の数も多く、それだけトラブルの起こる可能性が高くなります。混雑が原因で、ほぼ毎日何らかの遅延が発生している路線もあります。
早め早めに行動してもいてが、どうしても面接に遅刻してしまいそうだ!そんな時は慌てずに、しっかりと正しい対応をしていきましょう。ここからはその対処法についてご紹介します。
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遅刻の可能性があると分かった時点で企業へ連絡をしよう
もしもやむを得ない理由で面接に遅刻してしまう可能性が出てきたら、その時点ですぐに企業に連絡を入れるようにしましょう。
よくあるのが、開始時間ギリギリになって、「すみません遅刻します」と連絡をしてしまうケース。ギリギリまで間に合うように頑張ることは大切ですが、最終的に間に合わなければ、その努力も水の泡。むしろ連絡が遅いということが評価を下げてしまうことにもなりかねません。
前述したように、面接官は細かくスケジュールを組んで行動していますから、そのスケジュールが乱れる可能性が少しでもあれば、早めに連絡をして、早めに軌道修正できるようにしてあげるのが、社会人としての時間に対する気遣いです。
ポイントは、「遅刻をするとわかった」タイミングではなく、「遅刻する可能性があるとわかった」タイミングということ。
電車が遅延しており、もしかすると5分ほど遅れるかもしれません。
その一報があるとないとでは、面接官の印象は大きく違います。結果的に遅刻なく到着できれば、しっかり連絡もしてきたビジネススキルの高い人物だというプラス点だけがもらえるでしょうし、逆にその通りに遅刻してしまっても、やむを得ない理由なわけですから、マイナス点になることはないのです。
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14時と4時、15時と5時、のような開始時間の勘違いにも注意
遅刻の理由として意外と多いのが、時間の勘違いです。例えば15時と指定されていたのに、5時=17時と勘違いしてしまっていたりすると、自分では確実に間に合う時間に行動したにも関わらず、面接官からは完全な遅刻、と思われてしまいます。
逆に本来の予定よりも早い時間に勘違いをしていた場合は、遅刻すること自体は避けられますが、とはいえ、ちゃんと話を聞いてない人、チェックが甘い人と思われてしまうでしょう。
メールなどで面接時間の連絡があった場合は、必ず前日に改めて確認しておくようにしましょう。もし電話などで時刻を伝えられ、ちゃんと聞き取れたか不安な場合は、改めて電話で連絡したり、メールで「○時からよろしくお願いします」と伝えるなど、できる確認作業を怠らないようにすることが大切です。
場合によっては企業側に勘違いが発生するケースだってありえます。そんな時に無用なトラブルになるのを避けるため、しっかりと時間などの細かい数字は、文書(メール)として残しておくことが大切なのです。
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まとめ 早すぎず、遅すぎず、10分前到着を心がけよう。
インターンの面接会場への到着は、受付10分前がベスト。それよりも遅いのはもちろん、早すぎるのもダメということをしっかり覚えておきましょう。
早く到着しすぎてしまった際は、時間を上手く潰すために、訪問企業の近くにあるカフェの位置なんかを事前に調べておくのも良いかもしれませんね。
また、どれだけ入念に準備をしていたとしても、交通事情など、当日何が起こるかは誰にもわかりません。遅刻をしてしまうことを100%避けることはできないと言っても過言ではないでしょう。ただ、そういう事象が起こり得るということは、面接官も承知の上ですから、変に焦ってしまったりすることなく、落ち着いてその旨を連絡。その後の動きに関しては都度面接官と相談しながら決めていくようにすると良いですね。
些細なポイントではありますが、こういった細かい時間や相手への気配りができるかどうかが、最終的な選考の決め手になったりもします。しっかり、正しい対応を心がけましょう。
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