インターンシップ生が築いておきたいメンターとの関係性

インターンは参加することに意義がある。

しかし、ただ何も考えずに参加するだけでは、インターンシップの効果を100%受けとることはできません。

インターンの効果性を100%にする大切な要素。その一つがメンターとの良質な関係性です。

インターン生として、メンターとはどのような関係性を築いておくのが良いのか、そしてその良質な関係性がどのようなメリットをもたらすのか。今回はそれを調べていきましょう。

 

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メンターと親密な関係性を築こう

インターン生と切っても切れない関係にあるのが、企業側のメンターの存在です。

 

そもそもインターンシップは、決まった期間の中で、いかにたくさんの体験をできるかどうかが、そのまま参加したことの価値へとつながります。そしてその体験の数を決める重要なポジションにいるのがメンターと呼ばれる存在です。

 

ここでは、メンターとはどういったものなのか、そしてどんな関係を築くべきなのか、を中心に見ていきましょう。

 

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そもそもメンターとは 

メンターとは、仕事上の指導者。という意味で使われ、特にビジネスの現場では新入社員などの若手に対し、仕事のサポートはもちろん、精神的なサポートをすることを使命としています。近年、OJTでの教育を行う企業も増えてきたことから、その重要性が認識され、様々な企業がメンターを制度として導入しています。

 

インターンシップを行う企業もこの例外ではなく、むしろインターン生を受け入れるからこそメンターを導入するという企業も少なくありません。

 

インターンに参加するあなたの直接的な教育担当となり、仕事のことはもちろん、会社の仕組みや人間関係など、様々な情報を伝えてくれる存在です。

 

会社の方針を決める社長や、部署の方針を決める部長といった、会社の中での役職はインターン生にはあまり関係ありません。あなたにとっては、メンターの考えこそが会社の方針であり部署の方針。そう考えれば、その会社の社長よりも、重要な人物といっても過言ではないでしょう。

 

このメンターとの関係性をいかに築けるかで、あなたのインターンの質は大きく変わっていくのです。

 

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メンターと築くべき関係性

メンターというポジションの重要性に関してお伝えしましたが、ここまで言えばもはや、メンターとは親密で良質な関係性を築くべきだということがわかったはず。何よりも優先して、メンターとの信頼関係を築くことを目標として取り組むようにすれば良いでしょう。

 

信頼関係というのは、友だちのような仲の良さとは違います。お互いがビジネスの関係のなかで信用しあえている関係を指します。時には厳しい言葉をもらうこともあるかもしれません。怒られた、と感じることもあるでしょう。しかし単純なミスに対する叱責ではなく、あなたに期待するからこそのアドバイスであることもままあるのです。

 

人間、信用していない相手ほど、上辺だけのヘラヘラとした軽い関係性を作ってしまいがち。メンターを真剣にさせることができれば、あなたの勝ちといっても良いかもしれません。

 

加えて、多くの企業では、インターン生は複数名受け入れられます。しかし、メンターはマンツーマンでつくとは限りません。数人のインターンシップ生を掛け持ちで教育をしていくわけですから、どうしても対応の手厚さに差が出てしまうケースはあるでしょう。

 

自身が手厚いサポートを受けられる側であれば問題ないのですが、そうならなかった場合、他のインターン生と差も広がってしまう可能性も。政治的な考え方や取り組みは本望ではないかもしれませんが、就職活動では時にライバルを蹴落とすようなメンタルの強さも大切。

 

まずは自分のメリットを第一優先に考えて行動することも大切と言えます。

 

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メンターとの関係性で得られるメリット

メンターとは何なのか、そしてどんな関係性を築いていくべきなのかについて見てきました。とはいえ、その情報だけでは、なぜ一生懸命に努力をしてまで、良質な関係性を築き上げていかなければならないのかまではわからないでしょう。

 

目的意識をしっかり持って、前向きに事に取り組まなければ、行為そのものが無駄になってしまうケースも珍しくありません。

 

ここからは、メンターと親密な関係を築いていくことで得られるメリットに関して見ていきましょう。

 

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できる仕事の幅が広がる

メンターとの信頼関係が強まることで得られる最も大きなメリットが、インターンシップの現場で任せて貰える仕事の幅が広がる、ということでしょう。

 

インターンは就業体験の場。実際の業務を通して学ぶことで、社会を、そして会社を知っていくことができるものです。そもそもインターンシップでは、ある程度、社員が実際に行っている仕事をさせてもらうことができますが、重要な仕事や責任がかかってくるような仕事まで任せて貰えるケースはさすがにまれです。

 

しかし、そういった責任ある仕事にこそ、その会社本来の仕事のやり方や本質が隠れているといっても過言ではないでしょう。そこを知ることができるかどうかで、インターンシップに参加する価値が大きく変動するのです。

 

あなたがメンターと強い信頼関係を築き、大丈夫な人材だと判断してもらうことができれば、他のインターン生には任せないような仕事もやらせてもらえるかもしれません。メンターとはいえ人間ですから、自分が信用している人や頑張っている人にはもっともっと成長してほしいと思うのは当然のこと。

 

一番身近にいる存在に認めてもらうことで、今後さらに広い範囲で認めてもらえるチャンスを得ることができるのです。

 

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インターンシップ後の就活にも活かせる

仕事の幅が増え、得た経験やスキルが増えれば、その後の就職活動本番でも有利に働くでしょう。インターンに参加した企業に就職を希望する場合は、そのメンターの人が採用担当者にプラスの情報を与えてくれるかもしれません。

 

もしそうならなかったとしても、他の人が知り得ないような会社の強みや特徴を知っていれば、あなた自身の特別感は自然と増します。就職活動の合否を決めるのはほんの些細な差です。もちろん100%受かるものではないでしょうが、そのこと自体がマイナスに働くことはないでしょう。

 

別の企業に就職を希望する場合でも同様です。A社が欲しいと思う人材は、B社も欲しくなるものです。インターンシップという公的な場でしっかりと実績を残せた人物であれば、票かも自然と高くなる。

 

志望動機や自己PRを話す際にも、より現実に即した、リアルな言葉で話すことができるため、より採用担当の印象に強く残る面接が実施できるようになるでしょう。

 

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まとめ

インターンシップにおけるメンターの存在と、その関係性を深めることについてのメリットについて見てきました。少し下世話な話も多くはなってしまいましたが、大切なことは与えられた時間やチャンスを無駄にしないということ。

 

信頼関係を築けるチャンスがあるのにそれをしない、というのは怠慢以外のなにものでもありません。それと全く同じ機会が再び巡ってくるとも限らないでしょう。

 

泣いても笑っても、大学4年生になれば就職活動はスタートします。その際に、どれだけスムーズなスタートを切れるか、またどれだけ他に先んじてスタートダッシュができるか。それらすべてはあなたのそれまでの心がけや取り組み次第です。

 

一分一秒を大切に、できることはすべてやる!という意気込みでのぞんでいきましょう。

 

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