就職活動が始まると、エントリーした企業からエントリーシート(ES)の提出を求められます。
初めてエントリーシートを書く就活生は、何をエントリーシートに書けばいいかわからないこともあると思います。
しかし、エントリーシートの内容次第では、就活生は面接に進むことなくESで落とされてしまいます。
また、基本的に就職活動の面接はエントリーシートに沿って進められることが多いです。
つまり、エントリーシートに書く内容は、就活全体に関わる非常に重要なことなのです。
エントリーシート(ES)対策は就活を有利に進めるためには不可欠です。
ここでは受かるエントリーシート(ES)を書くコツをご紹介します。
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この記事の目次
なんのためにエントリーシートは提出するの?
企業側がエントリーシートを提出させる理由は「選考を効率化するため」です。
人気の企業ともなれば、何万名もの就活生が応募します。
全員と面接することは物理的・時間的に不可能です
そのためエントリーシートを利用して、見込みのある学生を面接に呼びます。
人事担当者の思う「見込みがある学生」がどんな学生かわかれば、エントリーシートの方針も決めることができますね。
では早速、どんな学生に「見込み」を感じるか調べていきましょう。
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企業側がエントリーシートに求めること
エントリーシートの質問には、質問内容の答えを聞きたいということ以外にも、学生が自己分析できているかどうかを確かめる意味もあります。
企業側も「なんとなく」で志望する学生よりも、自己分析をして考え抜いた上で、会社に応募する学生の方が採用したいですよね。
特に今は新卒学生の3割が3年以内に早期離職する時代です。
企業側も入社後ミスマッチによる早期離職を避けるためにも、ESで就活生の自己分析の度合いを測るのです。
特に下記にまとめたESの質問内容はあなたの自己分析の精度で、エントリーシートの質問の答えのクオリティも変わるでしょう。
- あなたの長所と短所はなんでしょう
- 自己PRを教えてください
- 自覚している自分の特徴について教えてください
長所と短所、自己PR、自分の特徴などの質問は、エントリーシートの質問を見てから考えるのではなく、自己分析をすることで用意しておいた方がいいですね。
またエントリーシート最頻出の質問なので、就職活動中に一度はESで聞かれると思ってください。
良いエントリーシートを書くためには自己分析も必要ということです。
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面接官がエントリーシートから知りたがっていること
面接官は、エントリーシートや面接で、「この学生は入社後活躍できるのか」を確かめようとしています。
逆に言えば、大学生はエントリーシートや面接で「入社後活躍できる」と採用担当者に伝える必要があるということです。
企業から見て、大学生入社後活躍できる人材は様々なチェックポイントがあると思います。
- 企業理解が足りているか
- 過去どんな実績を残してきた人材か
- 困難を乗り越えられる人材か
大きく分けるとこの3点でしょうか。
その企業のことを調べて、よく理解していないと、その企業で活躍するビジョンなんて思い浮かびませんよね。
学生に入社後どのように活躍したいか質問することは、大学生の企業理解がどの程度かを知る目的もあるということです。
また、学生の多くは実務経験がないため、直接的に仕事に活きるスキルを持っていることはまれです。
なので、企業側は選考中の学生が入社後活躍できる人材かどうかを、学生時代の経験から推測する必要があるのです。
就活生の目線からしたら、エントリーシートに書くために「この経験は入社してからも使えるはずだ」と言えるエピソードを用意しておくべきですね。
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エントリーシートを書くときに気をつけること
企業がエントリーシートを読むときに気にしている点がわかったと思います。
次は実際にエントリーシートを書く時に、どのようなことに気をつけるべきか見ていきましょう。
大学生のみなさんが普段書いている文章のルールとエントリーシートのルールは違いますので、注意が必要です。
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エントリーシートでは結論から先に書く!
まずは伝えたいことをエントリーシートの頭に持ってくるようにしましょう。
人事担当者は何万枚も就活生のエントリーシートを見ます。
一つのエントリーシートにかける時間は1分〜2分程度です。
なので、最後まで読まないとなにが言いたいかわからない文章は、頭に入らないですし、印象にも残りません。
せっかく書いたエントリーシートが印象にも残らないって、すごくもったいないですよね。
採用担当者にこの子の話を聞いてみたいと思わせるためにも、エントリーシートは結論から書くということは忘れないようにしましょう。
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エントリーシートのエピソード選びは間違っていないか
エントリーシートに書くエピソードでは、「あなたがその会社で活躍できるか」を書くべきです。
一般的に社会人になってから求められる力は下記の通りです。
- チームで仕事を進める能力
- 結果にこだわることができるか
- 地道な仕事でも継続的に続けることができるか
例えばチームで仕事を進める能力を企業側が求めているとわかれば、一人で何かを成し遂げたことより、チームで何かを達成したエピソードの方が評価されるということは想像がつきますよね。
あとは同様に結果を出すことにこだわり、そのために試行錯誤した経験や、何かを継続的に頑張り続けてきたエピソードは評価されやすい傾向にあるようです。
逆にいうとエントリーーシートで短期留学や、人生のある一点だけにフィーチャーすることは、評価を考えるあまりよくないです。
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エントリーシートでアピールするポイントはあっているか
エントリーシートでは大学時代のエピソードの選定がとても重要です。
自分の経験アピールすることが、その企業の欲しい人物像と離れていては、なんの意味もないですよね。
焼肉屋を探している人に美味しい寿司屋の魅力をプレゼンしても、なんとも思われないと同じです。
「その寿司屋がすごいのはわかったけど、今は違うんだよね」、と思うのことと同じように
「君の経験は素晴らしいけど、その能力はうちでは活かすことはできないかな」と思われてしまうだけです。
企業の求める人物像や必要なスキルなどは企業HPに採用ページに書いてあることが多いので、エントリーシートを書く前に確認しましょう。
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エントリーシートはやっぱり書けない?そんな方向け!
エントリーシートを書く上でどんな文章が評価されるかは、わかっていただけたと思います。
しかし、どうしてもエントリーシートの文章を書くことが苦手、ESのエピソードを選びきれない、そんな方もいるかと思います。
そんな方には内定直結型のインターンシップをオススメします。
内定直結型のインターンであれば、働き方を見て、あなたを社員化するか決めることになります。
通常のエントリーシート提出、面接、といった選考フローとは全く別ものになるためエントリーシートの提出がない企業も多いです。
インターンとしての選考は受ける必要はありますが、インターン選考ではエントリーシートの提出は珍しいくらいです。
どうしてもエントリーシートが書けない!という方はこのような内定直結型のインターンへの参加も考えてみては?
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まとめ
エントリーシートの書き方について、ご理解いただけたと思います。
みなさんにはエントリーシートは面接の台本ということを覚えて置いて欲しいです。
エントリーシートでの評価が面接に直接ひも付きますので、エントリーシートの成功が就活成功を左右するといっても過言ではないでしょう。
いいエントリーシートを作成するために必要な業界研究や自己分析は、就活本番が近づけば近づくほど業界研究や自己分析のための時間的余裕がなくなってくるでしょう。
学生からの人気も高い有名企業からの内定を目指す方には、今からエントリーシートの対策をすることをオススメします。
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