就活の面接マナー!敬語や礼儀を具体例付きで徹底解説!

就活生の皆さん!自分のマナーに自信はありますか?

入退室や挨拶など、就活には細かいマナーがたくさん存在しています。

大学生の皆さんは、普段慣れない敬語や礼儀作法に対応する必要がありますので、非常に大変だと思います。

しかし、採用担当者は細かい学生の仕草までチェックしているものです。

社会人としてのマナーや敬語の使い方を知らなかっただけで自分の評価が下がってしまうことは非常にもったいないですよね。

そこで今回は学生が間違えがちな敬語の使い方や細かな就活マナーについて、調べていきましょう。

 

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敬語の種類とよく間違えてしまう使い方について

敬語には種類があることは大学生の皆さんもご存知だと思います。

確認するまでもないかもしれませんが、敬語には下記の三種類があります。

  • 丁寧語
  • 尊敬語
  • 謙譲語

敬語の使い間違いの中でも、圧倒的に尊敬語と謙譲語の使い分けの間違いが多いのではないでょうか。

尊敬語も謙譲語も目上の人と会話するときに使う敬語なのですが、動作主に依存して使い分けます。

  • 尊敬語は動作主が相手のときに、相手を立てて使う敬語
  • 謙譲語は動作主が自分のときに自分を下げて相手を立てる敬語

例えば「見る」という言葉の尊敬語は「ご覧になる」、謙譲語は「拝見する」です。

人事担当者やOB/OG訪問の担当者との会話やメールで「拝見していただけますか」といった使い方をしてしまったらまずいですね。

正しい敬語の使い方は「ご覧ください」です。

大学生のうちは違和感を感じないかもしれませんが、普段敬語を日常的に使っている社会人は敬語の誤りにはすぐ気づきます。

一度の過ちでもあまり印象はよくないですが、敬語を繰り返し間違えてしまうとさらに印象は悪くなってしまうでしょう。

 

 

使い方を誤りがちな敬語具体例と正しい使い方6選!

  • 了解しました。→承知しました。

「了解しました」は実は目上の人に使うと失礼な言葉なんです

自分では気づかずに使ってしまう可能性もあると思いますが、面接の場では「承知しました」を使いましょう。

  • 参考になりました→勉強になりました

「参考になりました」も実は失礼な言葉なんです。「参考」という言葉のように、「自分の考えの足しにする」という意味があるからなんです。

「参考になりました」ではなく、「勉強になりました」という言葉を使うようにしましょう。

  • すいません

「すいません」は敬語表現ではないので、目上の人に用いると失礼に当たる表現になります。

感謝の意味で用いる時は「すいません」、謝罪の意味で用いるときには「申し訳ございません」と伝えるようにしましょう。

  • なるほど

この言葉も目上の人に話すことは失礼に当たるんです。口癖のように自然と「なるほど」、という言葉が出てきてしまう方もいるかもしれません。

就活中だけでも、我慢して「そうなんですね」「おっしゃる通りです」と行った表現に変えましょう

  • ご存知/存じ上げる

こちらは尊敬語と謙譲語です。「ご存知」が尊敬語、「存じている」が謙譲語です。

相手が知っていることについては「ご存知なんですね」、自分が知っている場合には「存じております」という使い分けをしましょう。

ちなみに人以外の対象に「存じ上げる」という言葉を使うのも、敬語の誤用なので気をつけましょう。

  • おっしゃられた通りで

おっしゃる+〜されるの二重敬語表現になっていますので、誤りです。

面接中、人事担当者の言葉を引用して話しをするときには要注意ですね。

 

上記の敬語は使用頻度が高く、さらに誤って使用されている方も非常に多いので、チェックしておくべきでしょう。

逆に誤用が多い中で正しい敬語を使いこなすことができれば、採用担当者からの評価も上がるのではないでしょうか。

 

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就活生が気をつけたいマナーと礼儀について

就活生が気をつけるべきマナーは、敬語以外にも細かい立ち振る舞いもありますよね。

面接の話した内容でダメならまだしも、それ以前のマナーで不採用が決まっていたら、悔やんでもきれないでしょう。

面接には数々のマナーが存在します。

先述のように相手はビジネスマナーに精通している面接官です。

少しでもおかしいところがあったら、必ず気づかれると思っておきましょう。

とはいえ「待機中に携帯はいじらない」「面接時は背筋を伸ばす」のような当たり前のものの紹介は省きます。

知っておくと、本当に有利になる情報だけ厳選致しました。

覚えておきたい面接マナー厳選4選

  • 受付は10分前に!

え?これも当たり前じゃない?と思う学生もいるかもしれません。

しかし、ここで伝えたいのは「早くとも、10分前に到着する」ということなんです。

就職活動中には説明会の会場に早く到着した方に特典があることに代表されるように、時間より大幅に早めに行動することをおすすめされます。

しかし、面接だけは違うんです。面接を担当する方も日々の業務があります。面接も予定の時刻があります。

そんな中例えば30分以上前に面接会場にきても誰も対応することができないのです。

意欲が伝わるどころか迷惑行為になりかねないので、面接に早くとも10分前に到着しましょう。

  • 入室時はノックは三回

あまり気にしない方が多いノックの回数ですが、面接官はしっかりと見ています。

最近では就活マナー本や大手ナビサイトの記事内にも紹介されていますので、ノックは3回は常識化したと考えた方がいいでしょう。

  • 退出時は必ずお礼をいう

面接が終わり、その場で一言お礼をいうと思います。しかし退出際、もしくは面接官との別れ際もう一度お礼を言うことを忘れないようにしましょう。

別れ際の会話やあなたの仕草はどうしても印象に残ります。最後の最後まで、気を抜くことはないようにしましょう。

  • お礼のメールを必ず送る

名刺などをもらって、連絡先を把握している場合は必ずお礼のメールを送るようにしましょう。

社会人になってからも、自分のために時間をいただいた方には必ずお礼を送ります。

もちろんメール内容も重要なので、しっかりと考えた上で、好印象を与えるためのメールを送る必要があるでしょう。

 

上記のマナーは意外と就活生が知らないが就活マナーです。

他の学生ができていない、より細かいマナーまで覚えておくことで、他の大学生と差をつけることができるでしょう。

 

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まとめ

敬語の使い方や、ビジネスマナーは就活の結果を大きく左右します。

まだ時間があるうちに、敬語やマナーのような覚えるだけの勉強は終えてしまいましょう。

就職活動が本格化すると、みなさんが思った以上に時間が足りなくなりますから。

また、みなさんの中には、この記事中で紹介した敬語やマナーをほとんど知っていた、と言う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、唯一知らなかったマナーが就活結果を分けることがあるのが、就職活動です。

「自分は大丈夫」と安心することなく、常にアンテナを貼り続けておくことをおすすめします。

 

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