大学2年時に履修登録をしていたら、思っていたよりも暇な時間があることに気づきました。 そこで、その時間をただ遊んで過ごすのではなく、将来役に立つ経験を積むために使いたいと思ったのがきっかけです。 周りの友人にはあまりインターンをしている人はいませんでしたが、私にとっては良いチャンスだと思ったので、積極的に動くことにしました。
会計に興味があったため、会計事務所でのインターンを探していました。 最終的に長田会計事務所を選んだ理由は、面接の時に感じた会社全体の雰囲気の良さです。社員とインターン生が仲良さそうに見え、堅苦しい感じがしなかったのが魅力的でした。 また、面接の場で先輩インターン生に担当している業務内容についてスライドで詳しく説明してもらえたことも、初めてインターンに挑戦する自分にとって安心感に繋がりました。
会社の雰囲気や業務内容が分かりやすい企業を選ぶことです。 応募する前に会社概要やインターン生の働き方が分かると入社前後のギャップも小さくなると思うので、インターンを探す際には特に重視していました。 長田会計事務所は広報活動にも力を入れており、インターン生の働き方も明確だったため、安心して応募することができました。
初めてのインターンということで、服装や業務についての不安がありました。 特に、毎日スーツで通勤しなければいけないのか、簿記の知識がどの程度必要なのかが気になっていました。 実際には服装に関する厳しい規定はなく、思っていたよりも自由な雰囲気だったため、その不安はすぐに解消されました。 また業務に関しては、私の入社時には面接時に簿記のテストがあったため、事前にしっかりと勉強して最低限の基礎知識はインプットしておくようにしていました。 入社してからも社員や先輩がサポートしてくれる環境だったので、安心してスタートを切ることができました。
会計に関する業務を中心に、様々な業務を担当しています。 具体的には、総勘定元帳作り（企業の行った全ての取引を勘定科目ごとに記録した帳簿の作成）や月次入力（月毎の決算入力業務）、領収書や伝票を見ながら会計ソフトにデータを入力する作業などがあります。 また、広報活動にも携わっており、YouTubeの撮影やInstagramの投稿作成にも関わっています。広報のミーティングでは、インターン生が主体となって意見を出し合い、企画を進めています。 例えばYouTubeの撮影では、新しく入社するインターン生に向けた動画の制作を行っています。 会計事務所でのインターンを検討している学生に需要のあるテーマを事前に話し合い、私はインタビューされるインターン生として出演しました。 会計業務だけでなく、広報やメディアに関するスキルも磨けることが、このインターンの特徴だと思います！
初めて担当した仕事が無事に完了し、社員の方から「初めてなのにすごくよくできていましたよ」と褒められたことです。 それまで自分が本当にこの仕事に向いているのか不安でしたが、この経験を通じて自信を持つことができました。
総勘定元帳作りのような地道かつ特に正確性が求められる業務が続いた時期は、モチベーションを維持するのが難しいこともありました。 私は会計の業務に興味があったためこのインターンを選びましたが、初めはスキルや習熟度の観点からどうしても自分が希望する業務をすぐに任せてもらえるわけではありませんでした。 そのため、毎日同じような作業が続くと、モチベーションを保つのが難しくなることもありました。 目の前の業務だけに注目するのではなく、今やっている業務がどの業務に繋がっているのか俯瞰的に考えながら進めると、モチベーションを維持しながら働けるようになりました。
将来に役立つ知識やスキルを得られることです。 何度も大変だと思ったこともありましたが、その都度「この経験が就活や将来のキャリアに活かせる」ということが自分の原動力になり、続けられてきました。 また、会計に興味がある私にとって、実際に申告書の作成や税務という高度な業務に関わることはやりがいに繋がっています。 座学だけでは得られない実務のスキルを学びながら、興味を持って取り組める環境がモチベーションの源です。
インターンを通して身についたスキルの1つは責任感です。 インターンでは、自分に与えられた仕事は自分が責任を持って最後まで正確に仕上げる必要があります。 この経験を通じて、自分の仕事に対して責任を持ち、細かい部分にまで注意を払う重要性を学びました。 また、広報活動や動画編集のスキルも少しずつですが習得できています。 エクセルの使い方や業務効率化の方法といった会計以外のスキルも学ぶ機会も多く、社会に出た時に活用できるスキルを培うことができています。
弊所のインターンの会計業務で出てきた疑問が、大学のゼミの卒論テーマに繋がり、論文執筆にも活かすことができました。 また、日常生活においても、定額減税や税制改正といった経済分野のニュースにも関心を持つようになり、人から質問された際にも正しく説明できるようになりました。
月・火・金曜日に大学の授業が入っており、水・木・金曜日にインターンをすることが多いです。 私は公務員の予備校にも週3〜4日ほど通っているので、大学の授業が終わった後にインターンや予備校にいくようにしています。
インターンと大学生活の両立のコツは、優先順位をつけて効率よく時間を使うことです。 最初は全ての業務を全力でこなそうとして体力を消耗していましたが、途中からは重要なところに集中し、メリハリをつけて取り組むようにしました。 効率を意識して取り組むことで、無理なく両立できるようになりました。
今後の目標は、法人税や消費税の申告書作成といったより専門的な会計業務に携わることです。 現在はまだ経験が浅い部分もありますが、先輩方からの指導を受けながら、少しずつスキルを磨いていきたいと考えています。 また、細かい作業においても精度を高め、責任を持って仕事をこなせるように努力したいと思います。 今後もこのインターンを通じて、社会人として必要なスキルを身につけ、将来の目標に向かって成長していきたいです。
学生の皆さんには、「やってみないとわからない」ということを伝えたいです。 自分に向いているかどうか、どんな業務があるのかは実際に経験しないとわからないことが多いです。 もし入ってみて向いていなかったとしても、それは自分にとって大きな気付きになりますし、プラスになると思います。 業務以外にも、先輩後輩との関係や社会人としてのマナーを学べる場であるため、迷っているならば、ぜひ一歩踏み出してみてください。 挑戦する価値は大いにあると思います！
