僕は「会計事務所」とは縁のない学部なのですが、大学の授業で簿記に興味を持って2年生から個人的に勉強を始めました。 最初は資格を取りたい気持ちが強かったのですが、勉強を進めていくうちに簿記が実際にどのように使われているのかに興味が湧いてきました。 そこで、会計事務所でインターンシップができないかと調べてみて、長田会計事務所を見つけました。 アットホームな雰囲気がSNSやホームページから伝わってきておもしろそうだと思い、勇気を出して応募しました。
SNSやブログを読んでいただけるとわかるのですが、長田会計事務所のインターンシップは、いわゆる「会計事務所のインターン」で想像するものと少し違います。 税務や会計から広報、時には懇親会の司会まで経験する中で、「どんな仕事もコミュニケーションが重要」と学びました。 例えば質問の仕方です。 入社した頃は特にわからないことがたくさん出てきます。 質問して処理するのですが、ただ「わかりません」ではなく「自分はこう思うんですが」とまず仮説を立てることにしました。相手とコミュニケーションをとる事を心がけたのです。 すると相手から具体的な説明を得られ、理解が深まり成長に繋がります。 また、インターン生の仕事のひとつに「電話・来客対応」があります。 電話での受け答えの仕方やお客様をお迎えする作法などの社会人の基礎を学ぶことができました。
最も印象的だったのは、防災訓練です。 長田会計事務所では防災意識を高める目的で、2年に1度防災訓練を行っています。 昨年9月に行った防災訓練では、インターン生が中心となって計画を立て、事務所内で地震や火災が起きた時のシミュレーションをしたり、あべのタスカルという防災施設に行ったりするなどして防災意識を高めました。 この訓練で得た知識や事前に調べた知識は今まで知らなかったことが多く、いざとなった時に必ず役に立つであろう知識を得ることができました。 同時にインターン生同士で協力し合ったことで強い絆を生む機会になりました。
長田会計事務所のインターンシップの魅力は、「事務所の一員という責任感」と「いつでも見守り助けてもらえる安心感」のバランスがいいところだと思います。 インターン生であれ、事務所の一員です。 お客様の情報をお預かりする責任やお客様と築いてきた信頼関係を守る責任があります。 一方、スタッフの皆さんのインターン生への対応は丁寧で、ミスしてしまったり、初めての仕事に取り組む時は助けてもらえるという安心感があります。 このバランスの良い環境がインターン生の成長に繋がっていると思います。
スタッフの皆さんと一緒に仕事をすると、専門性が高く、仕事のスピードと質が素晴らしいと感じます。 そんな手本となる人たちがいる環境で自分に足りないものや成長へのイメージを掴むチャンスがたくさんあります。 長期インターンシップは知識やスキルだけでなく、社会人としてのマナーや仕事への向き合い方などを学び、学生でありながら社会を経験できる最高の場だと思います。