参加したインターン先企業名: イワタ株式会社
参加したインターン: 営業
名前: 吉村 佳恵
大学名: 法政大学
学年(取材時): 大学3年生
長期インターンシップを始めた理由を教えてください。
大学では化学を学んでいるものの、将来は研究職よりも営業職に興味があったんです。とはいえ実際に営業がどんな仕事なのかは、あまりイメージできていなくて。
それなら、就職活動が本格的に始まる前に一度経験してみようと思い、長期インターンに挑戦することにしました。まずは自分が興味を持っている仕事を実際にやってみたい。その気持ちが大きかったです。
そうしてインターンを探す中で出会ったのが、葬儀業界向けに薬剤や衛生材料などの企画・開発・卸売を行うイワタ株式会社でした。
営業に興味があったんですね。イワタ株式会社の長期インターンを選んだのはなぜですか?
実は、ちょうどその頃にひいおばあちゃんの葬儀があったんです。そのとき、葬儀社の方にすごくよくしていただいたことが印象に残っていて、葬儀業界に何となく縁を感じたんですよね。
それに、大学で化学を勉強しているので、化学薬品を扱うメーカーという点にも惹かれました。葬儀業界については知らないことも多かったので、どんな仕事をしている会社なのか興味が湧いたんです。
営業を経験できることはもちろん、こうした興味が重なって、応募することにしました。
インターン生としてどのような仕事を担当しているのでしょうか?
私は主に、まだお取引のない葬儀社さんに向けた電話営業を担当しています。
まずはイワタ株式会社の商品を知っていただくことが目的なので、電話で商品のご案内をして、カタログをお送りするところから始めています。
電話をかける先も、最初から決まっているわけではありません。インターネットで企業情報を調べ、営業先を探してリストを作成するところから自分で取り組んでいます。
すぐに購入につながるとは限りませんが、相手の状況に合わせながら、丁寧にご案内することを心がけています。
また、電話営業以外にも、手が空いたときには商品のサンプルを詰める作業を手伝ったり、展示会やイベントに参加したりと、さまざまな経験をさせていただいています。
実際に電話でご案内すると、葬儀社さんからはどのような反応がありますか?
電話営業というと、すぐに電話を切られてしまうイメージがあるかもしれませんが、実際には丁寧に対応してくださる葬儀社さんが多いですね。
反応は会社や地域によっても違っていて、例えば、関西の葬儀社さんは気さくに話してくださることが多いんです。電話で話が弾んだり、「サンプルも送ってほしい」と言っていただけたりすることもあります。
また、自分が電話でご案内した葬儀社さんが、その後商品を購入してくださることもあります。そうした結果もわかるので、自分の仕事が実際の取引につながっていると感じられるのはうれしいですね。
もちろん、長年お付き合いのある取引先を大切にされている葬儀社さんも多く、新しい商品のご案内をしても、丁寧にお断りされることがあります。
そうした場合は、どのように対応しているのでしょうか?
すでにお付き合いのあるメーカーがある場合は、無理に商品をおすすめするのではなく、必要なときの選択肢の一つとして知っていただけるようにお話ししています。
例えば、「万が一、資材が不足した際などにお役に立てればと思っています」とお伝えすると、「それならカタログだけ送ってください」と言っていただけることもあるんです。
最初はあまり興味を持っていただけなくても、伝え方を少し工夫するだけで、話を聞いていただけることがあるんです。
自分の言葉や工夫で相手の反応が変わるのは面白いですし、実際に営業をやってみて、楽しいと感じる場面が多いですね。
インターンとして働く中で、印象に残っていることはありますか?
大きな展示会にイワタ株式会社も出展したことがあって、私も参加させてもらいました。
ブースに立っていると、来場された方から社員だと思われて、商品についていろいろ質問されたんです。普段の電話営業では聞かれないような質問も多く、うまく答えられなかったのがとても悔しかったんです。
普段の業務に慣れてくると、最初は疑問に思っていたことも、いつの間にか当たり前になってしまうんですよね。展示会に参加して、まだまだ知らないことがたくさんあるんだと実感しました。
もっと商品について勉強して、質問されたときに自信を持って答えられるようになりたいと思いました。展示会で感じた悔しさも、今後の営業を頑張るモチベーションになっています。
普段の営業とは違う経験が、仕事へのモチベーションにもつながっているんですね。
そうですね。ほかにも、全国の取引先の葬儀社さんを招いた座談会に参加したことがあります。
座談会では、納棺メイクに関する講座もあり、葬儀業界ならではの専門的な知識に触れることができました。普段の生活ではなかなか知る機会のない内容ばかりで、インターンを通じて自分の知らなかった世界を知ることができたのは、面白い経験でしたね。
また、イベントではルーレットで商品をプレゼントする企画もあり、私も社員の方と一緒にお祭りの衣装を着て参加しました。
社員の皆さんと協力しながら会場を盛り上げるのは、普段の電話営業とはまた違った楽しさがあって、とても印象に残っています。
社員の皆さんとの距離も近そうですね。普段はどんな雰囲気の職場なんですか?
イワタ株式会社の魅力は、何といっても人がいいところだと思います。
社員の皆さんが優しくて、わからないことがあれば丁寧に教えてくださいますし、困ったときにも気軽に相談できる環境です。
社員が6人ほどの比較的小さな会社なので、普段から社員の方がどんな仕事をしているのかも自然と目に入ります。
建物の1階が倉庫のようなスペースで、2階がオフィスになっていて、商品の準備から営業、発送まで、さまざまな仕事を身近に見ることができるんです。
自分が電話でご案内している商品が、どのように準備され、お客様のもとに届くのか。そうしたメーカーの仕事の流れを知ることができるのも、いい経験になっています。
ほかにもインターン生がいるので、一緒に頑張れる仲間がいるのも心強いですね。社員の皆さんとも気軽に話せるので、学生だからと距離を感じることもなく、安心して仕事に取り組めています。
長期インターンを経験して、将来の仕事に対する考え方は変わりましたか?
はい。実際に営業を経験してみて、将来は営業職に就きたいという気持ちがより強くなりました。
始める前は、自分が営業の仕事に向いているのかもわからなかったのですが、実際にやってみると、相手に合わせて伝え方を工夫したり、自分の働きかけが成果につながったりすることに面白さを感じたんです。
今は企業向けの電話営業が中心なので、お客様と直接お会いする機会はほとんどありません。だからこそ、今度は個人のお客様と直接関わる営業にも挑戦してみたいと思うようになりました。
以前は漠然と営業に興味があるという程度でしたが、今は自分がどんな営業をしてみたいのか、少しずつ具体的になってきています。
就職活動で話せる経験ができたこともよかったですが、それ以上に、自分の興味を確かめられて、将来の方向性が見えてきたことが大きかったですね。
最後に、長期インターンを始めようか迷っている学生にメッセージをお願いします。
私も最初は、長期インターンって少しハードルが高いものだと思っていました。
でも、イワタ株式会社では社員の皆さんが丁寧に教えてくださいますし、わからないことも気軽に聞けるので、安心して仕事に取り組めています。
営業だけでなく、展示会やイベントなど、普段なかなかできない経験ができるのも面白いところですね。
私自身、興味を持って始めたインターンでしたが、将来やりたい仕事を考えるきっかけにもなりました。
最初から何でもできる必要はないと思うので、迷っている人も、まずは挑戦してみてほしいです!