デベロッパーの平均年収ランキング!仕事内容や求められるスキルは?


理系・文系問わず、就活生に最も人気の職種の一つであるデベロッパー。

不動産業界といえば、デベロッパーを想像する学生も多いのではないでしょうか。

 

都市開発やまちづくりなど、大規模な不動産事業を行なっているデベロッパーですが、一体、年収はいくら位なのでしょうか。

 

今回は、東洋経済が2018年に発表した「平均年収が高い会社ランキング300」、各企業の有価証券報告書を参考にして、デベロッパーの平均年収・ボーナスをランキング形式でご紹介します。

 

また、何となく名前は知っているけど具体的な仕事が分からないという方向けにデベロッパーの仕事内容やデベロッパーになるための能力・スキルもご説明します。

 

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不動産デベロッパーの平均年収ランキング5位〜1位

5人のビジネスマン

5位 三井不動産 1,141万円

三井不動産は、「東京ミッドタウン」「赤坂サカス」「ららぽーと横浜」などの街づくりや商業施設などの大規模開発を手がけている日本を代表する不動産デベロッパーです。

  • 従業員数 1,526名
  • 平均年齢 41.2歳
  • 初任給 総合職 約240,000円(大卒)

 

4位 野村不動産 1,188万円

総合デベロッパーとして業界第5位の野村不動産。特に分譲マンション領域に強みを持っており、「PROUD」「OHAMA」といった独自ブランドを展開しています。

 

中でも絶大なブランド力を誇るPROUDが、野村不動産の強み。商品の企画から販売、管理まで全てのぶら不動産グループで手がけています。

 

  • 従業員数 1,899名
  • 平均年齢 39.6歳
  • 初任給 総合職 約222,200円(大卒)

 

3位 三菱地所 1,190万円

三菱地所は、東京丸の内一帯の開発を手がけてきた不動産デベロッパーです。「丸ビル」「サンシャインシティ」「アクアシティお台場」などのビル・商業施設開発を行なっていることでも有名です。

 

最も強みとしているのが丸の内を中心としてビル事業。約23万人のオフィスワーカーに活躍の場所を提供し、売上全体の約40%をビル事業が占めています。

 

  • 従業員数 755名
  • 平均年齢 40.8歳
  • 初任給 総合職 約240,000円(大卒)

 

2位 東急不動産 1,195万円

高級賃貸アパート、不動産仲介店舗、オートロックマンションなど、数々の業界初となる事業に挑戦してきた総合デベロッパーです。

 

事業内容は多岐にわたり、住宅・オフィス開発から、軽井沢、自由が丘、二子玉川などの東急沿線の都市開発などを手がけています。京急グループのため、京急電鉄や京急百貨店との連携もあります。

 

  • 従業員数 641名
  • 平均年齢 45.3歳
  • 初任給 総合職 約210,000円

 

1位 ヒューリック 1,418万円

平均年収ランキング第一に輝いたのは、都市圏の駅近ビル・マンション開発で有名なヒューリックです。東洋経済が発表する平均年収ランキングでは全体3位という結果になりました。

 

 

日本の人口が減少している中、ヒューリックは東京23区内のオフィスビルを中心とした不動産開発・建替・投資を行なっています。東京への人口流入は増えているため、ヒューリックの物件・開発には安定的な需要があります。

 

  • 従業員数 156名
  • 平均年齢 40.3歳
  • 初任給 総合職 約240,000円(大卒)

 

以上のように、大手デベロッパーの平均年収は軒並み高い結果となりました。

不動産業界以外も含めた全体ランキングでも上位20社中6社が大手デベロッパーが占めるなど、業界全体の年収は高い傾向にあることが伺えます。

 

また、平成28年度厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、大手企業における大卒・大学院卒(20〜24歳)の平均賃金は約228,000円でした。

 

各デベロッパーの初任給が210,000円〜250,000円であったため、初任給では平均と大きく変わりがないことが分かります。

 

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デベロッパーの仕事内容は?

ネクタイを締めるビジネスマン

デベロッパーの事業は主に5つ

オフィスビル・商業施設の開発など街づくりに関わる幅広い事業を手がけているデベロッパーですが、主な事業は大きく以下の5つに分類できます。

 

  1. 再開発事業
  2. リゾート開発
  3. 商業ビルの開発
  4. マンション開発
  5. 大規模宅地開発

 

  • 再開発、リゾート、商業ビル開発

再開発やリゾート、商業ビル開発は、特定エリアの街づくりに関わるインフラ整備やリゾート施設の開発、住宅・商業施設の開発などを行う事業を指します。

 

渋谷の「ヒカリエ」や豊洲の「ららぽーと」、「虎ノ門ヒルズ」などその街のシンボルとなる施設開発をイメージすると分かりやすいと思います。

 

街の再開発には、施設だけではなく、アクセス工場ための道路や歩道、線路などインフラ周りの整備が必要になってきます。

 

また、それと並行して商業施設の開発や周辺住宅の新築工事を手がけることがあります。

 

通常の住宅開発と比べ、大規模な土地を仕入れなくてはいけないため、既にそのエリアに居住している住民との交渉や区画整理など行う必要があります。

 

  • マンション開発

マンション開発事業は、マンションを建築し販売することを言います。マンションデベロッパーと呼ばれるマンション開発を専門に手がけるデベロッパーも存在します。

 

戸建と比べ数十〜数百戸の規模で建設を行うため、必然的に大きい建造物になるため、開発の際には周辺住民への周知や話し合いが欠かせません。

 

  • 大規模宅地開発

街の再開発、リゾート開発ほどの規模ではありませんが、多くの1戸建が立ち並ぶ戸建街を開発するのが大規模宅地開発事業です。

 

みなさんも街中でモデルハウス見学を実施している様子を目にしたことがあると思います。

 

戸建街の開発では、通常数棟のモデルルームを設けて、見学者に室内のイメージを湧かせてもらうのが一般的な販売手法になります。

 

デベロッパーとゼネコン・ハウスメーカーとの違いは?

デベロッパーと合わせて、「ゼネコン」や「ハウスメーカー」という名前を聞いたことがある学生も多いと思います。

 

しかし、似ているようでそれぞれ異なる事業を行なっているため、しっかりと違いを理解しておくのが大切です。

 

まず、ゼネコンとは、「総合建設会社」のことを指します。例えば、マンションを建てる時には、建築会社をはじめ、電気、内装、外装など様々な業者の協力が必要になります。

 

ゼネコンは指示出し役として、様々な業者の取りまとめ役を担っています。

 

一方、デベロッパーは、仕入れた土地をどのように活かしていくかという「企画」部分を中心に行います。

 

簡単にいうと、デベロッパーが企画した開発内容を、ゼネコンが図面に落とし建築をしていいきます。いわば、パートナー的な関係です。

 

次に、ハウスメーカーとの違いを説明します。

 

ハウスメーカーとデベロッパーの主たる違いは開発の「規模」です。ハウスメーカーは基本的に1棟の注文住宅の建設を手がけています。

 

要するに、ハウスメーカーは個人の戸建を対象としています。対して、デベロッパーは、戸建街など規模の大きな開発を手掛けています。

不動産業界の仕事内容を分かりやすく解説!5分で読める!

 

デベロッパーに求められる能力・スキルは?

下から見上げたオフィスビル

大手デベロッパーへの入社は狭き門です。東洋経済が発表した「入社するのが難しい有名企業ランキング」では、三菱地所、三井不動産、東急不動産、東京建物などデベロッパーが軒並みランクインしています。

 

デベロッパーになるためには、どのような能力・スキルが必要か学んでおくことが重要です。

 

不動産の知識

言うまでもないかもしれませんが、不動産知識があるにこしたことはありません。学生の内から勉強するには、「宅地建物取引主任者資格(宅建)」を勉強しておくのがおすすめです。

 

宅建は、不動産会社などで必要となることが多い国家資格の一つです。不動産に関する様々な法令や土地・敷地の権利、契約条件などの知識が必要となってきます。

 

デベロッパーは、用地の仕入れから近隣住民との交渉、建物の設計など幅広い業務に携わるため高い不動産知識が求められます。

 

必須ではないものの、就活時に宅建を取得しているのは高評価に繋がります。

 

コミュニケーション能力

デベロッパーが手がける大規模開発には、多くの業者や人が関わってきます。協力会社のトップにたち、陣頭指揮をとるデベロッパーには、コミュニケーション能力が欠かすことができません。

 

1人で完結する仕事ではなく、大勢の企業とチームを組んで業務を進行していくため、協力しながら物事を進めている人の方がデベロッパー向きと言えるでしょう。

 

語学力

大手デベロッパーの多くはグローバルな事業展開を行なっています。時には、商談相手が海外企業になることもあり、語学力は欠かせないスキルになってくるでしょう。

 

また、三井不動産に代表されるように、英語圏だけではなく中国などアジア圏に事業進出しているデベロッパーもあります。

 

新卒時には必要ないとしても、その後のキャリアを踏まえると語学力は身に付けておきたいスキルの一つと言えるでしょう。

 

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デベロッパーのやりがい・魅力は?

世界地図

街づくりという歴史に残る仕事に関われる

よくデベロッパーは「地図に残る仕事」だと言われます。担当する職務によって、仕事内容は異なってきますが、最終的には全ての仕事が街や地域の暮らしに根付く仕事になります。

 

大規模な開発ゆえに、実際に土地を仕入れてから企画をたて、工事に着手するまでに数年以上かかることもよくあります。

 

また、企画やゼネコンの選定、近隣住民との交渉などで思わぬトラブルが起きることも多くあります。そうした問題を一つずつ解決していきながら、最終的に世の中にデビューした時のやりがいは格別です。

 

ビルや商業施設といったものはその後も数十年という単位でその街に残り続けます。場合によっては、自分の寿命以上に長くなることもあるでしょう。

 

自分が作ったものが社会に与えているインパクトの大きさを実感できるのは、デベロッパーの醍醐味と言えるでしょう。

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まとめ

3棟の高層オフィスビル

デベロッパーの年収、仕事内容、やりがいなどを説明してきました。

 

高収入でやりがいのある仕事ということで大変人気なデベロッパーですので、しっかりと準備して就活に臨むことが大切です。

 

不動産業界を肌で実感するために、インターンシップに参加して実践的な知識とスキルを身に付けるのも就活準備の一つの手段だと思いますよ。

 

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