長期有給実践型インターンに参加するメリットとは?

「インターンシップに参加した方がいいとは言うけど、面倒くさい…」

「長期インターンって、長期間拘束されるから大変じゃないの?」

 

そう思い、インターンに参加することを迷っている大学生は多いものです。確かに、インターンに参加するためには就職活動と同じように選考を受けなければなりませんし、大学の授業以外にもやらなければならないことが増えてしまいます。

 

しかし、インターンに参加するメリットというのは大きいものなのです。特に、アルバイトのようにお金をもらえる長期有給実践型インターンは、必ず一度は大学時代に経験しておきたいもの。ここでは、長期有給インターンに参加するメリットを詳しく紹介していきます。

 

インターンって何?アルバイトとの違いも解説!

 

長期有給実践型インターンに参加するメリット

1か月から数年単位で参加するインターンを、長期実践型インターンと呼びます。中でも、参加することにより時給が発生するものを長期有給インターンと言い、社員と同じレベルで仕事に取り組むことができる貴重な機会が与えられます。このインターンに参加することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。

 

業界・仕事の理解が深まる

 

まず、長期有給実践型インターンに参加することで業界や仕事への理解が深まります。アルバイトで経験できる業種は、飲食店やアパレルショップなどのサービス業や工場などに偏っており、任せられる仕事もさほど責任を問われる内容ではありません。

 

社会人として企業に入社すると、様々な企業に転職を繰り返さない限り、多くても2~3社しか経験することがないでしょう。また、キャリアアップする場合は同じ業界や職種の中で転職することになるので、やはり経験できる企業や仕事は限られているのです。

 

大学生に与えられた特権である長期有給インターンでは、就職する前に様々な企業で働くことができます。大手企業から中小・ベンチャー企業まで、ありとあらゆる業界にチャレンジできるのは極めて貴重な機会であることが分かるでしょう。それに、一度就職すると企業を辞めるにはそれなりの覚悟が必要ですが、インターンではいつかは辞めることが前提になっているので、ライトな気持ちで企業に入り込むことができます。

 

就職活動では本や説明会で業界や仕事の研究をすることになりますが、やはり実際に目で見て身体で感じてみないと分からないものは多くあります。OB・OG訪問などをせずとも、自分でインターンに参加してしまえば、様々な業界・企業・仕事の実情をリアルに把握することができるのです。

 

自分の適性が分かる

 

「食べるのが好きだから食品メーカー」「人の人生に関わりたいから不動産業界」といったように、何となく自分にとって身近だと感じるからという理由で企業を志望する学生は多いものです。しかし、実際に就職してみたところ自分の性格や能力にはミスマッチで、入社から3年以内で退職してしまう早期離職者が後を絶ちません。

 

長期有給実践型インターンに参加すれば、就職する前に自分で各業界の仕事を体験できるので、自分は何が得意なのかという適性を把握することができます。「あまり興味がなかったけど、IT業界のスピード感が自分の性に合っていた」「事務職を希望していたけど、営業職で人の悩みを解決するやりがいに目覚めた」というように、自分の意外な適性を発見できるかもしれません。

 

就職活動で有利になる

 

そして、何と言っても就職活動で有利になるというのは長期有給実践型インターンの最大のメリットでしょう。新卒採用ではスキルのない未経験者を前提に採用しますが、やはり業界や仕事の経験がある人というのは魅力的にうつるものです。長期有給実践型インターンに参加していたという事実が、すでにライバルと大きな差をつけることになるのです。

 

インターンでは経験しなかった業界や職種への就職を希望する場合でも、十分アピールすることができます。業界や職種、企業によって業務内容や求められるスキル、専門性は異なりますが、社会人として働く上での基盤となるものはどこでも共通しています。それを理解しているだけでも、十二分にアピールポイントとなるのです。自己PRや志望動機では、長期有給実践型インターンでのエピソードや実績を具体的に語り、採用担当者に好印象を与えましょう。

 

また、長期有給実践型インターンに参加した学生を採用しようと考えている企業も多いので、そのまま内定に直結する可能性も十分あります。インターンに参加していた企業にそのまま就職すると、インターン時代に築いた仕事のスキルをそのまま生かし、人間関係も維持して働き始めることができるので、非常に仕事がやりやすくなるはずです。

 

お金を稼げる

 

多くの大学生は、お金を稼ぐためにアルバイトをします。長期有給実践型インターンはアルバイトと同じように時給がもらえるので、アルバイトに費やしている時間をインターンに切り替えるだけでいいのです。

 

中には、アルバイト以上の時給がもらえるインターンや、実績に応じて多額のインセンティブがもらえるインターンもあります。就職活動でアルバイトをしていた経験を語るよりも、長期実践型インターンに参加していた経験を語った方が印象も良くなるだけでなく、身につくスキルもよりレベルの高いものになるので、メリットづくしだと言えるでしょう。

 

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長期有給インターンを有意義にするためにやるべきこと

長期有給実践型インターンに参加する際は、ただ参加して言われたことをこなすだけではもったいないです。より有意義な経験とするために、次の点を意識して取り組んでみてください。

 

目的意識を持って参加する

 

インターンに参加して何を学びたいのか、どのような経験をしたいのか、どのような実績を残すことを目指すのか。自分なりのインターンの参加目的を明確にして、目的意識を持った上で取り組むようにしましょう。

 

目的意識が明確になっていると、それを達成するための課題が自然と見えてくるようになります。すると、要点をおさえて仕事に取り組めるようになり、積極性も生まれます。成長意欲のあるインターン生は受け入れ企業も高く評価してくれるので、内定に直結する可能性もあるでしょう。長期有給実践型インターンに参加する前は、自己分析を通して参加する目的を明らかにしておきましょう。

 

工夫して仕事する

 

インターンで仕事に取り組む際は、自分なりに工夫して改善意識を持ってとりくむようにしましょう。「テレアポの獲得率を増やすにはどのようなトークが有効か」「資料作成を効率化するためには何を工夫すればいいか」といったように、より正確かつスピーディに仕事をこなすための努力をしてみましょう。

 

そして、工夫する前と後の違いを対比します。「テレアポで〇〇というトークを工夫したところ、獲得率が20%向上しました」「エクセルの資料の作成時間を短縮するために○○に取り組んだところ、作成時間を1時間から30分に短縮することができました」立派な自己PRができますよね。この工夫は就活に活かせるだけでなく、必ず社員の先輩も評価してくれます。言われたことだけをこなすのではなく、自分なりに工夫してよりよい仕事に仕上げていきましょう。

 

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まとめ

長期有給実践型インターンに参加するメリットはたくさんあります。就職活動を有利にするためにも、入社後のミスマッチを防ぎイキイキと働くためにも、自分にぴったりなホワイト企業を見つけるためにも。アルバイトと同じようにお金をもらえる長期有給実践型インターンに、積極的に参加するようにしましょう。

 

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